これが生活なのかしらん の商品レビュー
一人暮らしだったり寮暮らしだったり三人暮らしだったりの小原さんの生活エッセイ。美容師をされていたときはなかなかに大変な環境を乗り越えてきたんだなぁと思う。「自分のことばを書きたい」という意思の力で、実際にたくさんの人に読まれる作品を作れるのがすごい。
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仕事や恋愛、日常の生活をなめらかな文体で語られていて、読み心地がとてもよく感情も程よく揺さぶられました。一編一編人柄が感じられる文章になっていて他の作品も読んでみたいなと思いました。読後感もすっきりしていてあっという間に読んでしまいました。
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初読みの小原晩さん。 自分とは全く違う小原さんの日常にお邪魔した気分。あまりに違い過ぎて共感ポイントは少なかったけど、ゆるっとした文章はくつろぎながら読むのにピッタリだった。 高評価で期待していたけど、個人的には可もなく不可もなく。普通に楽しめるエッセイという感じだった。 パジャ...
初読みの小原晩さん。 自分とは全く違う小原さんの日常にお邪魔した気分。あまりに違い過ぎて共感ポイントは少なかったけど、ゆるっとした文章はくつろぎながら読むのにピッタリだった。 高評価で期待していたけど、個人的には可もなく不可もなく。普通に楽しめるエッセイという感じだった。 パジャマで甘いもの×苦いものは、私も好き。
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小原さんの頭の中、日常が愛おしかった なんでもない幸せ なんなのこの寂しさ とか 私もかみ締めて生きたいと思った
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エッセイ集。小さい幸せもあれば、なんとかやっていくのに必死な場面も。なんだか読んでいて切ないけれど、切なさの共有というか。こういう時ってあるよなって思える本でした。
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ひとり暮らし、三人暮らし、実家暮らし、寮暮らし、ふたり暮らし…人生のいろんな時代にいろんな環境でいろんな人と過ごしてきた筆者。どこかふわふわと寄る辺なく刹那なその生活は、ほっこりとするというより、読んでいて少し不安になるが、そこが本書の魅力と言えるのかもしれない。住む土地が変わり...
ひとり暮らし、三人暮らし、実家暮らし、寮暮らし、ふたり暮らし…人生のいろんな時代にいろんな環境でいろんな人と過ごしてきた筆者。どこかふわふわと寄る辺なく刹那なその生活は、ほっこりとするというより、読んでいて少し不安になるが、そこが本書の魅力と言えるのかもしれない。住む土地が変わり家が変わり間取りが変わり同居人が変わる。実家暮らし→結婚して今の暮らし、しか変化のない自分とは何から何まで違って、正直、ポカンとしたまま読み終えてしまったが、多くの人の心に響き寄り添っているという本書、大都会の空の下で、同じような思いを抱いて生きている無数の若者たちにも思いを及ばせる1冊だった。
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正直なところ「なんでこんなに人気あるんだろう」と思いながら手に取った。 スルスルと読みやすいんだけど、なにがそんなに?と読み進めて『金の微糖』を読んだときに、はーーーすごいわと思った。 特に、顔出しもして、それこそこれまで出会ってきたひとたちにこれを読まれてもいいという覚悟で、...
正直なところ「なんでこんなに人気あるんだろう」と思いながら手に取った。 スルスルと読みやすいんだけど、なにがそんなに?と読み進めて『金の微糖』を読んだときに、はーーーすごいわと思った。 特に、顔出しもして、それこそこれまで出会ってきたひとたちにこれを読まれてもいいという覚悟で、これを書けるのがすごい。一人称で人間くささが出せるのはつよい。 小原晩さんが出ていたpodcastも拝聴し、散歩は風を感じられるからすきとのことでいい視点だな〜と私も散歩をした。 そういえば美容院のキャッチ、むかしはよくあったよなあ(あれもアシスタントの仕事、下積みという慣習なくなればいいのにと思っていた。駅でやられるの邪魔だし) あとパジャマ姿っていいよね。気が抜けてて。
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ダウ90000の蓮見さんが佐久間さんのYouTubeに出演したときに、絶賛していたのを見て気になってた。 最初は、ふうん今どきの若者のエッセイとはこんな感じなのかと思ってひいて読んでいたのだけど、進めていくうちになんだかじわじわきましたよ。 低体温な雰囲気で、情景描写が多いわ...
ダウ90000の蓮見さんが佐久間さんのYouTubeに出演したときに、絶賛していたのを見て気になってた。 最初は、ふうん今どきの若者のエッセイとはこんな感じなのかと思ってひいて読んでいたのだけど、進めていくうちになんだかじわじわきましたよ。 低体温な雰囲気で、情景描写が多いわけではないのに目に浮かぶ。不思議なエッセイだった。詩集みたい。 恋人とラーメンを食べに行く時、落日飛車を車の中でかけていた。この本全体が落日飛車の音楽のように浮遊感があるかんじ。とても不思議な読書体験。 ↓印象的だった。 『金の微糖』 『兄のサービス』 『メトロノーム喉』 『お散歩』 私の『生きたくなるセット』はなんだろうな。 考えてみる。 20241105
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読むと毎回、家のフライパンで焼いたウインナーが食べたくなる。 労働のせつなさと、生活のおかしみと、家族のもどかしさと、他人の弱さと、ごはんの強さとを、さっぱりとした言葉で味わわせてくれるエッセイ。 大好きすぎて何度も読み返している。
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●なぜ気になったか 今となってはなぜ読みたいと思ったのかわからない。読みたいリストに姿はなく、図書館で予約していたのが手元に届いた。本関係のポッドキャストかなんかでの紹介で知り、その場で図書館に予約したのかもしれない ●読了感想 個性的なワードセンスと感性で創られた独特な世界観...
●なぜ気になったか 今となってはなぜ読みたいと思ったのかわからない。読みたいリストに姿はなく、図書館で予約していたのが手元に届いた。本関係のポッドキャストかなんかでの紹介で知り、その場で図書館に予約したのかもしれない ●読了感想 個性的なワードセンスと感性で創られた独特な世界観を楽しめた。なにかが得られるとか感動するとかではないが、こうゆう感じは好き。でも、この感じだと次の作品が生み出されるまで時間がかかる気がする。次作の早期出版を期待 #これが生活なのかしらん #小原晩 23/9/23出版 https://amzn.to/3TzGdcd
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