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これが生活なのかしらん の商品レビュー

3.9

108件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    45

  3. 3つ

    31

  4. 2つ

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2026/04/05

日常の切り取りが描写が言葉選びが自然ですらすら読めます。何も残らなかったような残ったようなら気はしますがなんとなく心地よさは残りました。

Posted byブクログ

2026/03/27

有楽町の三省堂の平置きで見つけて、持って返って風呂場で読み切った。 色んな生活やこれからの生活を思えて良い。 手巻き寿司作るのとか、親が家電買ってくれたなとか、思い出せるのが良いのか。土曜日8時にルーキーズを見ていたとか、そういう話をするのは楽しい。

Posted byブクログ

2026/03/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』がとても好きだったので、りんごちゃんとめろんちゃん(お友達)が再登場してくれて嬉しかった。ひとつひとつの小さなお話があとで大きな糧になるような気がして付箋をつける。かわいくて少しとんがってて柔らかくもあるエッセイ。小原先生は心の中にある激情をおだやかに描写していて、すごい。

Posted byブクログ

2026/03/22

「なんてことのない日常だな」と油断してページをめくっていると、いつの間にか他人の人生の『劇的なターニングポイント』のど真ん中に立たされている。 小原晩さんのエッセイ『これが生活なのかしらん』を読み進めながら、私はずっと「どうしてこんなにも、ただの生活の記録に引き込まれてしまうの...

「なんてことのない日常だな」と油断してページをめくっていると、いつの間にか他人の人生の『劇的なターニングポイント』のど真ん中に立たされている。 小原晩さんのエッセイ『これが生活なのかしらん』を読み進めながら、私はずっと「どうしてこんなにも、ただの生活の記録に引き込まれてしまうのだろう?」と不思議でたまらなかった。だって、描かれているのは、本当にどこにでもありそうな、個人的でリアルな日々の風景ばかりだからだ。 けれど、途中ではっと気がついた。 彼女がなんてことのないような軽やかさで書き留めているのは、実は人生におけるすごく大事な分岐点ばかりなのだと。普通の人なら、もっと大げさに、ドラマチックに、涙や感傷を交えて語りたくなってしまうような出来事。それを小原さんは、まるで近所のコンビニへ行くような足取りのまま、さらりと描写してしまう。 だからこそ、ターニングポイントではない「ほんとうの日常」を綴ったエッセイすらも、単なる日常ではなくなってくる。それはまるで、次にやってくるサビ(人生の転機)に向けて静かに熱を帯びていく、名曲の「Bメロ」のようなのだ。ただの生活の描写が、助走としての心地よい緊張感を孕んでいることに気づくと、もうページをめくる手が止まらなくなる。 そして相変わらず、気まぐれのように、しかし絶妙なタイミングでふっと差し込まれる短歌がたまらなく良い。散文のなかに現れるその短い言葉の連なりは、文章の心地よいアクセントになり、ふわりと心を浮かせてくれる。 作中に出てくる『ほのおかしさ』という言葉が、私はとても好きだ。 きっと彼女自身も、その渦中にいる時は生活や恋人に振り回されて、目の前のことしか見えていないはずなのだ。でも、後になってその出来事をそっと俯瞰し、ゆっくりと咀嚼する時間を意識して作っているからこそ、この「ほのおかしさ」という絶妙な温度感の言葉と視点が生まれるのだろう。 本を閉じたあと、ふと自分自身の生活を振り返ってしまった。 「私は、自分の日常をこんなふうに俯瞰して、味わう時間を作れているだろうか?」 答えはノーだ。全然足りていない。目の前のことに追われて、せっかくの人生の機微をただ通り過ぎてしまっている。それを言葉にしてアウトプットできていないことが、急に途方もなく「もったいない」ことのように感じられてきた。 何気ない自分の生活も、少し離れて見つめ直せば、愛おしいエッセイになるのかもしれない。そんなふうに、毎日を生きる視点を少しだけ優しく変えてくれる、静かなお守りのような一冊。 *読書メモから生成AIで体裁を整えた感想です

Posted byブクログ

2026/03/12

やっぱりわたしに似ていると思う。だからすっと入ってくるしすぐに(一日で)読み終わっちゃう。 自転車を取られないようにうまくやれとだけ言われて何回も自転車没収されるとか、わたしも自転車を駆使して働いてて没収されて確か桜木町?まで行っておじさんにいろいろ書いて渡してお金も渡して取り返...

やっぱりわたしに似ていると思う。だからすっと入ってくるしすぐに(一日で)読み終わっちゃう。 自転車を取られないようにうまくやれとだけ言われて何回も自転車没収されるとか、わたしも自転車を駆使して働いてて没収されて確か桜木町?まで行っておじさんにいろいろ書いて渡してお金も渡して取り返したなとか、大阪出張でやめるのやめないの?とか聞かれた話でも、Mさんのとこ1週間ついてヘトヘトで、Kさんに確かカフェ連れてってもらってどうするの?的な話になってこれ以上は厳しいと思うと答えたなとか。Mに言っとくし明日の9時までに鍵ポストに入れといてとか、あっ、これで終わりなんだ、えっとこっからどうしよってなった。 いろいろ返しそびれてたものあってそれを返しにやり取りしてる度に、今この瞬間もKさんは都内駆けずり回っててわたしはこうして家にぽつんといるの、これでよかったんだって言い聞かせて。親に周りになんて言おう、、とか昼間から家でなみだなみだで。でも優しかったママもパパも友達も。上京後2週間とかで帰ってくるやついる??笑 おもろいな今振り返ると。 そんな似たような事例が多すぎて、共感しつつ笑える。文章の擬音がかわいくって。あと句点の使い方が他の人にはない、喋ってる感じがして好きだなぁ

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2026/03/10

ままならない日々の、とるに足らない出来事をつづったエッセイ集。著者の小原晩さんは、自費出版した『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』でブレイクした方。 エッセイなので小原さんの実体験がベースになっているのだろうが、創作にも思えるようなふわふわとした読み心地が不思議だった。3人で...

ままならない日々の、とるに足らない出来事をつづったエッセイ集。著者の小原晩さんは、自費出版した『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』でブレイクした方。 エッセイなので小原さんの実体験がベースになっているのだろうが、創作にも思えるようなふわふわとした読み心地が不思議だった。3人で暮らしたシェアハウスでの日々のことが、明るく温かくて好きで、もっと読んでいたかった。

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2026/03/03

2026年11冊目『これが生活なのかしらん』 小原晩さんの文章って、なんだかおしゃれで読みやすくて、すっと入ってくる。 ティーを用意して、窓から差し込む光をあびながら読んでるようなほっこりした気分になる。 ほのおかしいって初めて聞いたけど、このことかと納得。 「ここで唐揚げ弁当を...

2026年11冊目『これが生活なのかしらん』 小原晩さんの文章って、なんだかおしゃれで読みやすくて、すっと入ってくる。 ティーを用意して、窓から差し込む光をあびながら読んでるようなほっこりした気分になる。 ほのおかしいって初めて聞いたけど、このことかと納得。 「ここで唐揚げ弁当を食べないでください」も読みたい!

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2026/01/29

すきー。ほんわかした空気感が、とても気に入った。出てくることばとか、ひらがなの使い方とか。三人暮らしのパートが特にすき。バランスのいい三人だ。こんな暮らし、とってもすてき。

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2026/01/29

スーパーマーケットをふらふらしていると、ペヤングの超大盛りが目についた。私はそれを三つ買って帰り、黒のマジックペンで『すべてかどうでもよくなったときのためのペヤング』と書いてみる。P65

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2026/01/18

こう言っちゃ本当申し訳ないが、著者の趣味嗜好には1ミリも興味が持てず、なにもかも別の星の生き物の観察日記を読んでいる気分だった。が、ストレスで味覚を失い、上からも下からも食べ物が出るような繊細さ、五感のセンサーの鋭さだけは、おそろしく伝わってくる。 著者の経験した劣悪な環境下での...

こう言っちゃ本当申し訳ないが、著者の趣味嗜好には1ミリも興味が持てず、なにもかも別の星の生き物の観察日記を読んでいる気分だった。が、ストレスで味覚を失い、上からも下からも食べ物が出るような繊細さ、五感のセンサーの鋭さだけは、おそろしく伝わってくる。 著者の経験した劣悪な環境下での搾取すら、「よわよわしい」「ふあん」「ばか」のような、ひらがなに崩された単語の感性によって、どこか「かるみ」のあるエッセイに変えてしまうのはすごいと思った。 『生きたくなるセット』の、太陽の塔を眺めていたときの一節が特によかった。 「その間、心のなかは無である。からっぽ、というのとは違くて、心には無が満ちていて、それ以外はもう入る隙間がないという感じである。誰の顔も浮かばない。無からは感謝も懺悔も生まれない。無とは命である」 この「無」の捉え方。わかってるな〜、と。

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