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リカバリー・カバヒコ の商品レビュー

4.1

623件のお客様レビュー

  1. 5つ

    219

  2. 4つ

    253

  3. 3つ

    112

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    2

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2023/12/11

心が軽くなる言葉が散りばめられているお話でした。 不安っていうのも立派な想像力。 それを使って思いやりと優しさを膨らませていこう。相手のことも、自分のことも、もう少しだけまっすぐ愛していけるように。 不安な気持ちには、立ち向かうより、そらすってことも大事なんだ。 目の前のこと...

心が軽くなる言葉が散りばめられているお話でした。 不安っていうのも立派な想像力。 それを使って思いやりと優しさを膨らませていこう。相手のことも、自分のことも、もう少しだけまっすぐ愛していけるように。 不安な気持ちには、立ち向かうより、そらすってことも大事なんだ。 目の前のことだけ、集中して考えることからやってみよう。 何が好きで、何が苦手で、何が楽しくて、何がつらいのか、試しながら覚えていくんだ。 与えるだけじゃなくて、受け取ることも愛情なのよね。相手を信頼して、ただ甘えるっていう。大人になればなるほど、そっちのほうが難しくなるんだけど。

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2023/12/11

大好きな作家さんの物語。 いつも、どの作品を読んでもホッコリ嬉しい幸せな気持ちになります(*'▽'*)

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2023/12/10

少し前から自分の状況がガラッと変わり、夫のため、子どものため、仕事のために自分の時間を費やす毎日。自分ってなんなんだろう?と感じることがある中で、2章の 『私は、誰にも代わることのできないみずほの母親として、たったひとりの「樋村紗羽」として、このリアルを生きているのだ。』 の文章...

少し前から自分の状況がガラッと変わり、夫のため、子どものため、仕事のために自分の時間を費やす毎日。自分ってなんなんだろう?と感じることがある中で、2章の 『私は、誰にも代わることのできないみずほの母親として、たったひとりの「樋村紗羽」として、このリアルを生きているのだ。』 の文章が心に残りました。 変わる状況に自分が着いていけれなくてもどかしい日々だったけど、これが私の今なんだと改めて気づかされ、精一杯生きようと思えました。

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2023/12/10

「リカバリー・カバヒコ! カバだけに。」 と言うのが頭から離れない。 いつも安定の穏やかな話。安心して読める。 その中で今回は幼稚園に通うママの話、紗羽の話が少し安心しては読めなかった。え?青山さん、幼稚園に通うお子さんいて、こう言うママと遭遇しました!?どこでもいるの??...

「リカバリー・カバヒコ! カバだけに。」 と言うのが頭から離れない。 いつも安定の穏やかな話。安心して読める。 その中で今回は幼稚園に通うママの話、紗羽の話が少し安心しては読めなかった。え?青山さん、幼稚園に通うお子さんいて、こう言うママと遭遇しました!?どこでもいるの??みたいな、、あの独特の園生活と言うか、ママ友仲間とか、狭いバス通園の関係とか。思い出したら止まらなくて苦しくなった。 紗羽は最後輝いて安定した方向に自分を持って行ったけれど、私にはできなかったなぁ、、って。ママ友との関係をリカバリーできた、と言うのが清々しかった。私の場合どう考えても、誤魔化しのない自分でいられた、などとは思えなかったからだ。 勝手に口調が強い人たちが進めて行く話し合い。前例から何も変えようとはしないし、変えたがる人を陰で批判するための会にも思えるような、、なんか嫌な記憶だけが蘇った。 何人かの登場人物がいたが、その全ての人のリカバリーしたい部分はみんなが少しはわかるようなところ。痒い所に手が届くみたいなところが読んでいて親しみが持てるポイントなのかなと思った。

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2023/12/10

今回も心が温まったなあ。 ちょっとした悩みでもその人にとっては思い悩むこと。そんな悩みをカバピコが癒してくれる。よかった。

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2023/12/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

青山さんの作品はやっぱり心温まる。 どこかで、人と人がつながっている。 今回は、"リカバリー・カバヒコ"を通して。 その登場人物の一人一人のバックグラウンドを一つの小説として知ることができる。 それを分かった上でもう一度その話を読み返してみるとまた違った風に感じることができる。 特に、"ちはるの耳"の章は感泣させられた。 人の温かさに感動した。 全体を通してこの話は、想像で人がどう思ってるのか考えてマイナスに考えるのではなく、ちゃんとコミュニケーションを取るか、マイナスに考えなくても良いんだよ、と伝えてくれた作品だった。 面白かった。

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2023/12/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

転校して成績が下がった高校生奏斗。親はただ愛するだけ。それだけ。心をこめて。自分ががんばりたい「奏斗の頭」ママ友との関係で自分が合うように、やるべきことを、やりたいことをやっていく。子どもがバッジをくれました。「紗羽の口」クリーニングのおばあさんに、今の自分の気持ちだけを見つめてごらんよ。飴でも舐めながらさ。「ちはるの耳」不安な気持ちには立ち向かうより、そらすことも大事「勇哉の足」そしてクリーニング屋の息子「和彦の目」経験と記憶が、前とは違う自分を作ってくれる。大丈夫。リカバリー・カバヒコ。カバだけに。

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2023/12/10

読むのを楽しみにしていました。 発売が待ち遠しく、手にしたときは装丁の美しさにもほっこり。 お話も優しい話がたくさんで幸せになりました

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2023/12/09

心温まるお話でした。 新築のマンションの住人の色々な悩みをカバヒコを通じて前向きに解消していく。 元気のない時に読むと、一歩背中を押してくれる優しい気持ちになる本でした。

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2023/12/10

青山さんらしい、優しい展開。全ての結末が明るい未来にむけてみたいに決まってる。悪人が出ないがその分、内に向けての不安が哀しい。 新しくできたマンションの住人が主人公の連作短編。私自身もカバヒコに会いたいと思った。

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