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リカバリー・カバヒコ の商品レビュー

4.1

505件のお客様レビュー

  1. 5つ

    183

  2. 4つ

    199

  3. 3つ

    89

  4. 2つ

    8

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    2

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2024/06/05

カバヒコで意外な人が繋がり。 クリーニング屋さんと息子のお嫁さんが連絡を取り合っていたのが嬉しかった。 全体的に温かい涙が流れるお話

Posted byブクログ

2024/06/05

大好きな青山美智子さんの作品。やっぱり期待を裏切らない。短編集のどの作品もじーんときてしまう。分かる、分かる、っと、バッチリ自分自身と合致する環境に頷きながら、うるっとなったかと思えば、背景が全く違うのに、なぜか自分も当てはまっていたり、心の片隅に同じ思いを抱えていて、うるっとき...

大好きな青山美智子さんの作品。やっぱり期待を裏切らない。短編集のどの作品もじーんときてしまう。分かる、分かる、っと、バッチリ自分自身と合致する環境に頷きながら、うるっとなったかと思えば、背景が全く違うのに、なぜか自分も当てはまっていたり、心の片隅に同じ思いを抱えていて、うるっときたり。私もカバヒコに会いたいなー。作品の最後は、じわーっとくる多幸感があふれてくる。今日も1日素敵にしてくれるような、大切な作品となった。

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2024/06/05

5編とも良い話で、ほんのり涙が浮かびそうになった。 考え方とか言葉選びが最高に良い。メモしたいフレーズが沢山だった。

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2024/06/04

町の児童公園にある遊具のカバ。身体のペンキも剥げ、古ぼけている。だがそのカバには身体の治したいところと同じ部分を触ると回復するという都市伝説があった。人呼んで「リカバリーカバヒコ」。 そんなカバヒコを巡る、悩みを持つ人々の姿を描いた連作短編集。 成績が悪くなった男子高校生、ママ友...

町の児童公園にある遊具のカバ。身体のペンキも剥げ、古ぼけている。だがそのカバには身体の治したいところと同じ部分を触ると回復するという都市伝説があった。人呼んで「リカバリーカバヒコ」。 そんなカバヒコを巡る、悩みを持つ人々の姿を描いた連作短編集。 成績が悪くなった男子高校生、ママ友との付き合い方に悩む主婦、身体の不調で休職中のOL、運動の苦手な小学生、母親とうまく接する事のできない雑誌編集長。それぞれの悩みをカバヒコが優しくほぐしてくれる。 カバヒコに悩みを打ち明けることで自分と向き合う事ができて前に進めるようになる。 優しくて暖かい物語で読後感もいい。思わずカバヒコを撫でたくなる一冊。

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2024/06/04

心温まる お話の連作短編集。 思わずカバヒコに会いたくなりました。 クリーニング店のおばあちゃんを「お探しものは図書館まで」の司書さんと対比して読んでました。 最後の「第五話」は、こう持ってきたか、というストーリーでした。 個人的には「第一話」が好みでした。冒頭の6を8にする意味...

心温まる お話の連作短編集。 思わずカバヒコに会いたくなりました。 クリーニング店のおばあちゃんを「お探しものは図書館まで」の司書さんと対比して読んでました。 最後の「第五話」は、こう持ってきたか、というストーリーでした。 個人的には「第一話」が好みでした。冒頭の6を8にする意味が読み進めると分かってきて、読み心地も良かったです。

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2024/06/03

https://lib-opac.smt.city.sendai.jp/winj/opac/search-detail.do

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2024/06/03

読み終わりました。 ほんわりと心温まるお話でした。本屋大賞第八位の本でしたかね。 五つの小説が全部カバヒコで繋がってるですよね。 どことかの本構成でほっこりできました。 気がつけば青山さんの本は何冊も読んでるんですね。また一冊増えましたね。 また読みたいですね。

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2024/06/03

リカバリーカバヒコ最高でした。 公園の古びた遊具のカバヒコに触れると治したいところが回復するお話でして、悩みや痛みに優しく寄り添いホッコリする作品で、非常に感動しました。

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2024/06/05

分譲マンション アドヴァンス・ヒルに住む人達の物語。連作短編としても、読み切り短編としても楽しめる。 人間誰しも心が弱くなってしまうことがあって、そんな時に救いも必ずあって… そんなことをぼんやり考えながら読んだ。 自分自身が完全に閉ざしてしまわなければ何とかなるのかもしれない。...

分譲マンション アドヴァンス・ヒルに住む人達の物語。連作短編としても、読み切り短編としても楽しめる。 人間誰しも心が弱くなってしまうことがあって、そんな時に救いも必ずあって… そんなことをぼんやり考えながら読んだ。 自分自身が完全に閉ざしてしまわなければ何とかなるのかもしれない。 各話の主人公にとって雫田さん、絹川さん、スグルくん、美弥子さんは、リカバリー・カバヒコの様な存在の人だったんだな。きっと。 青山美智子さんの作品を読むと日常の場で人が繋がっていること、それぞれにいろいろな思いを抱えながら生きていることを再確認させられる。 リカバリー・カバヒコ、いろいろあるけどリカバリーしながら生きていけばいいんだと思わせてくれる作品だった。

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2024/06/02

 新築分譲マンション『アドヴァンス・ヒル』の近く、人気の少ない小さな「日の出公園」の中にあるカバの遊具には、自分の治したい部分と同じ場所を触ると回復する、という都市伝説がある。人呼んで”リカバリー・カバヒコ“(カバだけに…)。  アドヴァンス・ヒルに住む5人の老若男女が、それぞれ...

 新築分譲マンション『アドヴァンス・ヒル』の近く、人気の少ない小さな「日の出公園」の中にあるカバの遊具には、自分の治したい部分と同じ場所を触ると回復する、という都市伝説がある。人呼んで”リカバリー・カバヒコ“(カバだけに…)。  アドヴァンス・ヒルに住む5人の老若男女が、それぞれの治したい部分をリカバリーして、以前とは違う自分に変化して行く、青山氏らしいとても優しい物語。  気持ちの固まりが解れて行くように感じた。

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