1,800円以上の注文で送料無料

薬屋のひとりごと(14) の商品レビュー

4.1

39件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    17

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/06/22

こういう、何かの前兆回、結構好きです。大きな何かの手前の積み重ねがあとから収束するワクワクさ。 名持ちの集まりとか、いかにも!って感じで良き。 李白多めも嬉しい! 2人の関係が進展しないけど、猫猫が押すターンになったのにニヤリとする 2024.6.22 91

Posted byブクログ

2024/06/01

ますます拡がっていく中華の世界、権謀術策、権力抗争と思いきや、妬み嫉みに真っ黒に染められた弱い男に弄ばれて引き起こされる大事件。息つくひまもない。 漏れなく伏線を回収し、恋愛模様も取り混ぜながら、解決を導き出す相変わらずの猫猫、そしてつきとめて、取り込んじゃう雀さん。 普通の人が...

ますます拡がっていく中華の世界、権謀術策、権力抗争と思いきや、妬み嫉みに真っ黒に染められた弱い男に弄ばれて引き起こされる大事件。息つくひまもない。 漏れなく伏線を回収し、恋愛模様も取り混ぜながら、解決を導き出す相変わらずの猫猫、そしてつきとめて、取り込んじゃう雀さん。 普通の人が少ない中、人間の皮を被った熊や熊っぽい人間の、一途な想いが、人間らしくて癒される。 続きが読みたい!

Posted byブクログ

2024/05/23

「名持ちの会合」って言葉から面倒な空気を感じてしまいますが、腹の探り合いみたいな場は疲れそうですね。 羅半は得意そうですが、本音と建前が違う言葉のやりとりは、読んでいるだけでもしんどくなります。 女華さんとか里樹さまとか、猫猫の周りの優しい人たちには、幸せになってほしいな。 そ...

「名持ちの会合」って言葉から面倒な空気を感じてしまいますが、腹の探り合いみたいな場は疲れそうですね。 羅半は得意そうですが、本音と建前が違う言葉のやりとりは、読んでいるだけでもしんどくなります。 女華さんとか里樹さまとか、猫猫の周りの優しい人たちには、幸せになってほしいな。 それを願う人は少なくないはずですし。 馬閃や李白だけじゃなくて、羅半兄にも恋の予感が出てきたのには驚きました。 何かと貧乏くじを引いているイメージなだけに、この人にも幸せになってほしいけど、相手が難しそう。 で、やはり気になる壬氏さまと猫猫。 周りがにやにやしながら手引きしてるのが目に浮かびます。 感情だけで動けないのが、地位のある人の難しいところですが。 触りたいのに触れないってつらいですね。

Posted byブクログ

2024/05/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回で花街緑青館三姫の行く末がほゞ決まったのが時代の変化を思い知らされる(引退・そのうち身請け・やりて婆後任)必然、猫猫を中心とした過去の謎もひと段落、新しいせう力に合わせた事件が起きていくのだろう 華佗に関わる謎も意外と軽かった 名持ち会合、馬・卯・子など、この小説の世界観をいかした小ネタも皇族落胤問題と上手にからめて面白い 雀という化物が新たにスカウトする卯純、謎を生み出す側を増やさんでくれ

Posted byブクログ

2024/05/19

名持ちの会合に出るところから始まる。 少しずつ今までの人間関係にそれぞれの変化が訪れる日々に少し戸惑いながらも過ごしていく猫猫や壬氏たちが新鮮な話が多くて面白かった。 謎の医学書や派閥、引退や後継者など色々な問題が山積みになりながらも話は進んでいきます。

Posted byブクログ

2024/05/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ第14弾。 前回、壬氏とあんなことがあった(しかも猫猫は女性として恥をかかされた立場…)後だから猫猫としては非常に気まずいし、壬氏もまた気まずいだろう。 けれどそこは猫猫。割り切ってるし頭の切り替えも早い。対照的に壬氏は二の足を踏んでもやもや引きずっている感じ。 元々2人とも根が仕事人間なので、色恋沙汰よりも宮中内でのあれこれに振り回されっぱなし。2人の間に微妙な壁ができてしまった。このまま2人の関係もあやふやなままで終わるのかな。今後進展はあるのだろうか。何かきっかけがないとこの壁は崩れなさそう。 シリーズの最初から読み続けている身としては、最初とは物語の傾向も反れてきている感が否めない。勢いが弱くなっている感じ。シリーズも長くなると物語の盛り上がりを創るのも大変だ。

Posted byブクログ

2024/05/10

最初は化学ミステリーだったが、今は陰謀キャラミステリ。 さほど大きな事件はない 壬氏がなんだかムッツリになってしまい寂しい。 猫猫は大分人間らしくなった。 羅漢が変人過ぎて人外。 羅の一族最強。

Posted byブクログ

2024/04/24

貴族的な立場の方々ご紹介〜って感じで、いよいよって予感をさせる巻。ちょっともたついて話広げまくっちゃったかなって感じでもある。人気シリーズの宿命かも知れない。 次巻で怒涛の展開を期待したい。個人的なタイミングではあるけど細切れに読むには良かった

Posted byブクログ

2024/04/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 前回の女華の件、王芳の件がこんな大きいことにつながってしまうとは。。。どうか大きな波がまた来ませんように思ったけど雀さん暗躍してるみたいだから、ちょっと安心することにするね。  猫猫が一つの時代が終わってしまうと思ったとこがかなり印象的だったし、まじで李白さんは両思いだし相性良すぎるから頑張ってほしい。頑張ってほしいといえば、羅半兄のまさかすぎる展開wwwいやそうだよね盗賊とかに比べたらね。おやいつも以上にかっこいい羅半兄??と思ったらそういう展開になるとは思わなかったし、ますます姚の将来が。。。  華佗の書の件はまた大きな展開が待ってそうだなあ。。。 そして壬猫ですけど、水蓮さんの外堀の埋め方ww声出して笑ったよ。しかもまた狩りなんですね(3巻以来の)。本当にアニメ見てたので、アニメの方が初々しいですね(まあ内容的に2巻までなので)。でも流石にその担ぎ方は良くないと思いますww

Posted byブクログ

2024/04/09

結構長くなったこのシリーズだけど、やっぱり面白いな〜。私的には猫猫と月の君の進展はどーでもいい感じなのだけど、雀さんが自分の後継者を欲していたとは…。やはり宮中は魔物がウヨウヨだな。

Posted byブクログ