心療内科医が教える本当の休み方 の商品レビュー
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ストレスに対抗するドーピングモードは約3ヶ月続く。そのあと抗ストレスホルモン(アドレナリンやコルチゾール)が枯渇してダウンする。 頭痛や過敏性胃腸症候群ではうつのスコアも上昇している。 腰痛もメンタル疾患のひとつ。 変化することは、すべてストレス。 自然にはゆらぎがある。固定しているのは、不自然。心臓n鼓動も心拍変動があるのが普通。呼吸性洞性不整脈(RSA)があるのが普通=息を吸うと早くなり吐くとゆっくりになる。 普段から適切な休みを取り、自律神経のバランスを保つ。 ストレス反応は、交感神経が主体で起きる=短期決戦用。 副交感神経には背側迷走神経と腹側迷走神経がある。 ストレスがかかると、交感神経の作用で戦闘モードになる。腹側迷走神経が優位だとリラックスモード、背側迷走神経が優位だと低覚醒、省エネ、固まる=フリーズする。乖離=感情を感じなくなり無表情になる。ただ生存するモード。あきらめ、無力感。引きこもりたい、コミュニケーションオーバー。 ストレスがかかると交感神経優位か、背側迷走神経優位か、になる。 腹側迷走神経が優位だと安全を感じる。 神経を調整するエクササイズが必要。いま、ここ、を感じるエクササイズ。
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忙しい中で、どういう風に休むのがいいのかを知るべく手に取った。 昔から、強いストレスを受けると、怒ったり感情的になるというよりは、頭がぼーっとして、頭の回転が如実に悪くなる感じがあった。 この本によると、ストレスを受けた場合の反応は、自分は自律神経のうちの交感神経ではなく、副...
忙しい中で、どういう風に休むのがいいのかを知るべく手に取った。 昔から、強いストレスを受けると、怒ったり感情的になるというよりは、頭がぼーっとして、頭の回転が如実に悪くなる感じがあった。 この本によると、ストレスを受けた場合の反応は、自分は自律神経のうちの交感神経ではなく、副交感神経の一種の背側迷走神経が優位になった時のものと書いてあり、腑に落ちる説明だった。 自律神経がどちらかに偏った状態が続くとよくないため、自分の場合は交感神経が活性化するような行動を取ることや、リラックスの効果のある腹側迷走神経を刺激することが効果的のよう。 このことを念頭に置いて今後生活の中で試していきたいと思う。
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副交感神経には2種類あるという新しい発見! 氷モードとリラックスモード、炎モードの3つの解説はなるほどなぁーたしかにぃてなった。
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休息の上手な取り方的な本だと思ったら、心が疲れている人向けの本だった。疲れを取る環境や、神経系の機能とバランス、優位な神経別の対処法、個人の得意な対処法などについて丁寧に書かれている。 自分も家庭不和、ブラック企業、うつ病、社交不安障害などを経験した身なので、読んでいて、そうい...
休息の上手な取り方的な本だと思ったら、心が疲れている人向けの本だった。疲れを取る環境や、神経系の機能とバランス、優位な神経別の対処法、個人の得意な対処法などについて丁寧に書かれている。 自分も家庭不和、ブラック企業、うつ病、社交不安障害などを経験した身なので、読んでいて、そういうことか!と腑に落ちる部分があった。 本書に一回だけ「ヨガ」というワードが出てくるが、ヨガは本当にオススメ。特に野外、芝生でやるヨガ。太陽の光を浴びること、大地を踏み締めたり触れたりすること、自分で自分の体に触れること、死者のポーズで自分の体の内側や重力を感じること。 芝生ヨガをして感じた世界との一体感のようなものは、神経系の正しい働きなんだとわかった。 他にも、片鼻ずつゆったり行う呼吸法や、口の中が空になってから次を食べるという食事法なども本書で語られていることに通ずる。 後半では "BASIC Ph" という捉え方が出てくる。 私は自傷行為バリバリにしてたしカラオケや手足ジタバタしたりジャンプしたりするなど暴れることで発散できるしめちゃくちゃPhタイプだ。 しかも両隣のBとCもする。とても当てはまる。 あとは引きこもるのでSだけど、引きこもるより暴れた方が圧倒的に回復が早い。のをわかってて引きこもってしまうんだけど。 心が疲れたと思ったら読み直したい。良い本だった。
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体調を崩した私に、夫が良さそうということで買ってくれた本です。 自律神経についての学術的な要素とわかりやすい例えなどが交えられて、とても読みやすくわかりやすい内容でした。本書を読んで、色んな単語を知りました。中でも印象的だったのが、周りに配慮しすぎることを過剰適応と表現されていたことです。環境にうまく適応できなかったり、物おじしてしまったり、それがまた自責の念に駆られる原因になってました。本書を読んで、適応できてないわけではなくて、むしろ周りに過剰に適応しすぎていただけなのか、と少し心が軽くなった、 炎のモードと氷のモードはどちらも経験しており、どのモードにいるかで対処すべき内容が異なったり、具体的なコーピング方法も乗っていて本当に勉強になりました。それと合わせて、読了後は心が優しく、救われるような気持ちになりました。BASIC phは体調の良い時に今後のためにもやってみようと思います。 "Don't think,feel" 私の好きな英語フレーズがまた1つ増えました。 最後に、本書を読めてよかったです。夫よありがとう。
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BASIC Phという考え方をこの本で初めて知りました。 性格や状況によって、ストレスへの対処法はいろいろあるようですね。 ところで、読書というのは、Bでもあり、Iでもあるのでしょうか?
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交感神経と副交感神経ではなく、 交感神経と腹側迷走神経系と背側迷走神経系の3タイプに分類するポリヴェーガル理論とストレス対処におけるBASICPhの分類が目新しかった BASICPhはハンターハンターの念能力の6つの念系統に酷似していてこれを参考に作ったのかと思った
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感想 常に自分をモニタリングする。この問題を自分はどう感じているのか。どうしたいのか。常に考えることで自分に優しくなれる。問題解決の第一歩。
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面白かったのは、ストレス反応には、 交感神経優位の炎のモード、 腹側迷走神経優位のほどよいリラックスモード 背側迷走神経優位のフリーズ(氷)モード の3つがあると言う視点。 大きすぎる障害や、道のりがながすぎて、解決しようがないと思った時は、フリーズしてしまう。 それで、これ...
面白かったのは、ストレス反応には、 交感神経優位の炎のモード、 腹側迷走神経優位のほどよいリラックスモード 背側迷走神経優位のフリーズ(氷)モード の3つがあると言う視点。 大きすぎる障害や、道のりがながすぎて、解決しようがないと思った時は、フリーズしてしまう。 それで、これが、人間関係や、業績など先の見えない今非常に増えているらしい。 そしてストレスへの対処は、炎のモード、氷のモード、どちらのスタートラインかでアプローチが変わってくる。 炎のモードなら、 呼吸をゆっくりにしたり、ラベンダーなど鎮静系アロマを使う、ハーブティーをつかったり、暖かい湯船につかったり。 氷のモードなら、 レモングラスなど覚醒系のアロマを使ったりら 運動して心拍数を上げたり、太陽の光を浴びたりする。 理想的な腹側迷走神経へのアプローチは、 穏やかな表情を作ったり首を傾げる、 よく噛んでものを食べる 歌を歌う 会話を楽しむ、 いま、ここの感覚にもどるグラウンディング、 自分にとっての楽屋を作るなど、
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体を休めているのになんで休んだ感じがしないんだろう?その謎が少しわかった気がしました。私は氷モードだったんだな。これを読んで思いっきり休んで気力が湧いてきてからゲームや運動をしたら、確かに心が晴れた感じがした。頭がぼんやりした時に読んだから何度も読みたいなぁ。
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