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黒い糸 の商品レビュー

3.8

75件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    32

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2023/12/08

物語の中盤までは、誰が犯人なのか気になってドキドキしながら読んでいましたが、まさかの結末……。 最近多い、イヤミス系のホラー小説だと感じました。 これは、本当に作者が考えた結末なのでしょうか……? 物語終盤は、どんどん変な方向に行っているなーと思いながら読んでいました。 あ...

物語の中盤までは、誰が犯人なのか気になってドキドキしながら読んでいましたが、まさかの結末……。 最近多い、イヤミス系のホラー小説だと感じました。 これは、本当に作者が考えた結末なのでしょうか……? 物語終盤は、どんどん変な方向に行っているなーと思いながら読んでいました。 ある意味、ゾッとする小説です。 売れているようなので、若年層が支持者なのでしょうか? この結末は、作者や編集者の狙い通りなのでしょうか……? 謎が深まります。 回収されていない謎も少し残っています。

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2023/12/08

・誰を信用すればいいのか分からなくなるくらい人間の負の部分が強調されていてぞっとする。 ・人間をより多角的に検証する重要性を考えさせれた。

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2023/12/06

面白かった。途中まで誰が犯人だったのかわからなかったけれど、途中でえ?もしかしてこいつじゃね?と思ったらそれ以上だった笑

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2023/12/02

※ 猟奇殺人鬼が生まれるのは環境か遺伝子か、 判別つけがたい因果関係を扱った物語。 遺伝性の高い目の病と猟奇犯を天秤にかけて ストーリーが進むので、予想してる犯人から 血縁関係を探る点も楽しめました。 救いのない話でなくてよかった。

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2023/12/01

松戸市立旭ヶ丘小学校6年2組の周辺で連続して起こる不穏な事件と、同クラスの平山小太郎の母で、結婚アドバイザーの仕事をしている亜紀の周りで起こる事件にまつわる物語。 さまざまな噂や憶測が飛び交い、派生して起こる厄介事も多々あり、関係者は胸を痛め、実質的な被害に遭ったりもする中、亜紀...

松戸市立旭ヶ丘小学校6年2組の周辺で連続して起こる不穏な事件と、同クラスの平山小太郎の母で、結婚アドバイザーの仕事をしている亜紀の周りで起こる事件にまつわる物語。 さまざまな噂や憶測が飛び交い、派生して起こる厄介事も多々あり、関係者は胸を痛め、実質的な被害に遭ったりもする中、亜紀にとっての救いは、息子の小太郎と、自分に思いを寄せる職場の新人謙臣の存在である。狭い範囲で事件が起こり過ぎる不自然さはあれど、それに関する対応が描かれていたのだが、ラスト近くになって、様相ががらりと変わる。真犯人がわかってみると、それはもはやホラーの様相に変わり、物語自体のテイストも全く別物になり、戸惑いを隠せない。個人的には、もっと現実的な結末だったらよかったのに、と思ってしまった。

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2023/11/23

主人公は結婚相談所で働くシングルマザーの平山亜紀と、彼女の息子の担任である長谷川祐介の2人。小学校で続発する不穏な出来事と、亜紀の個人的なトラブルが話のメインだ。 購入本だから遠慮なく書かせてもらう。染井さんには申し訳ないが激しく期待外れだった。 起こっている事件の深刻さのわりに...

主人公は結婚相談所で働くシングルマザーの平山亜紀と、彼女の息子の担任である長谷川祐介の2人。小学校で続発する不穏な出来事と、亜紀の個人的なトラブルが話のメインだ。 購入本だから遠慮なく書かせてもらう。染井さんには申し訳ないが激しく期待外れだった。 起こっている事件の深刻さのわりに、あまり緊迫感もなく話が進む。最後の最後まで引っ張ってなんの伏線もなく唐突に真相が明らかになり、同時に犯人が得意気に語り始めるという大嫌いなパターン。犠牲者の安否も不明だ。 ホラーサスペンス? うーむ、本作はサスペンスではあってもホラーではないのでは?

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2023/11/05

結婚相談所で働くシングルマザーの平山亜紀は、顧客とトラブルを起こしてから無言電話など嫌がらせに苦しめられていた。 小学6年の息子が通う小学校でもクラスメイトの女子が失踪し、担任も精神を病み休職する。 そのあとを引き継いだ長谷川は、クラス委員の倉持から転入生の母親が怪しいと聞き、そ...

結婚相談所で働くシングルマザーの平山亜紀は、顧客とトラブルを起こしてから無言電話など嫌がらせに苦しめられていた。 小学6年の息子が通う小学校でもクラスメイトの女子が失踪し、担任も精神を病み休職する。 そのあとを引き継いだ長谷川は、クラス委員の倉持から転入生の母親が怪しいと聞き、その大人びた考えに戸惑っていたが、その彼女も襲われて意識不明の重体になる。 そしてその母親も… ついには自分の身にも… いったいどうなっているのか? 平山亜紀を心配する歳下の同僚男性の優しさは…? 違和感がありまくりで、もう目が離せなくなる。 凶悪な家族に平穏な日常を奪われ、惨劇に巻き込まれるという…想像を超えた身震いする結末。 ラストは、なんだか和やかすぎて違和感があったのだが、残された娘は何処へ?

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2023/11/05

世の中には、普通では考えられないような悪人が、 居るんやな。と改めて思った。  しかも、善人面をして寄ってくるから タチが悪い。

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2023/11/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

こわーい映画を観た気分。 主人公の周りで起きるいくつもの出来事が実は全部繋がっていたというよくあるパターンといえばそれまでなんだけど、背景にあるものが怖すぎる。 長谷川先生の兄曰く「反社会性パーソナリティ障害の遺伝率は極めて高い」 邪魔だから、うざいから、見られちゃったから、知られちゃったから、こんな理由で簡単に人を殺してしまう一族。残った娘のDNAはどこかで誰かに受け継がれていくんだろうか。

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2023/10/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2023/08/30リクエスト 8 結婚アドバイザーの亜紀と小学6年生の一人息子小太郎。小太郎の小学校で立て続けに起きる誘拐事件。 亜紀の顧客トラブル。 助けてくれたのは若くイケメンの同僚、土生謙臣というお寺の息子。 最後に謙臣が語りだす場面も唐突で理解できなかった。 謙臣も聖子も永臣(謙臣の父)も死んだ。日向だけ生き残っている。 そして急にハッピーエンド。 一番面白かったのは亜紀の顧客、江頭藤子のクレーマー度合だったかも。 読み終えて不完全燃焼気味。

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