夫妻集 の商品レビュー
同じ会社に勤める4組の夫妻の物語。 娘の結婚話に揺れる夫婦、妻の転勤で別居生活を始める新婚夫婦、子連れ再婚の夫婦、夫の叶えたい夢がきっかけで離婚を選択する夫婦… 夫婦はいろいろだ。 それぞれに悩みがあったり、ちょっとした不満や不安があったり… それでも前向きに一歩踏みだす姿がとて...
同じ会社に勤める4組の夫妻の物語。 娘の結婚話に揺れる夫婦、妻の転勤で別居生活を始める新婚夫婦、子連れ再婚の夫婦、夫の叶えたい夢がきっかけで離婚を選択する夫婦… 夫婦はいろいろだ。 それぞれに悩みがあったり、ちょっとした不満や不安があったり… それでも前向きに一歩踏みだす姿がとても魅力的だった。 歩み寄ること、思いを伝え合うこと、認めることが夫婦という身近な存在だからこそ大切なんだと思った。 読後感の良い夫婦の物語。
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夫婦集ではなく夫妻集。しっくりくる。それぞれにそれぞれの物語がある。私の夫妻物語もある。どれも同じじゃないから、なるほどそうねなんて読んでいて思わない。それでもうまく繋げて集としているのがいいね。
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大手出版社で働く4人の夫婦の形。連作短編集。年代や価値観でそれぞれの形がある。小説の中だからと思わされるシチュエーションもあるけれど、みな前向きに踏み出していて良かった。
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読みやすくて面白かった。夫婦の数だけ、いろいろな夫婦の形があると改めて思った。池本君のような彼氏を連れてきたら、私もあまりいい顔はできないだろうな。
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良かった。じんわり心温まる感じ。 出版社「景談社」に勤務する四つの夫婦の物語、という設定も本好きとしては堪らない。 嬉しいのは夫妻を描きながら出版社のお仕事小説っぽくもあり、作家視点も楽しめること。 ちょっとした仕掛けもあって楽しい。 ちょっと波立つことがあっても、夫婦の数だけ...
良かった。じんわり心温まる感じ。 出版社「景談社」に勤務する四つの夫婦の物語、という設定も本好きとしては堪らない。 嬉しいのは夫妻を描きながら出版社のお仕事小説っぽくもあり、作家視点も楽しめること。 ちょっとした仕掛けもあって楽しい。 ちょっと波立つことがあっても、夫婦の数だけ物語があるんだなぁと優しい気持ちになれて良かった。 登場人物が夫婦関係を振り返り、改めて感じた言葉が、シンプルだけど思いがこもっていて響きました。 小野寺さんの世界観はホッとする。 夜寝る前に読んだので、更にゆったりとした気持ちになりました。
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役者とお笑いを同時に目指すユーチューバーを娘が連れて来たら、僕でもやんわりとよく考えた方がいいんじゃないか、と言ってしまいそうな気がします。 そんな娘の彼を真っ向否定して、夫婦関係、親子関係がピンチになるお父さんから始まります。いつも通りの小野寺節です。
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小野寺さんの書く小説は本当にほっこりできる。いろいろな夫婦のエピソードがあり、形はどうあれお互いを信頼し合える関係でいたいと思いました。
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どこにでもいそうな夫婦達のリアル。仕事でつながりがあり、次の話でも登場したり、新たな真相がわかったりするところも面白い。 最後はほっこり。読んで良かった。
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夫婦の形は色々。少しずつお互いの心地よい方向に軌道修正しながら出来上がっていく、と思いたい。人それぞれだから正解はないよね。感謝の気持ちを忘れないようにします。すぐ忘れて「私ばっかり!」って思っちゃうんだけどね。
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いろんな夫婦がいて、いろんなカタチがある。 それだけではなくていろいろある。 それも含めていいなと思わせてくれる作品。 登場する小説にも注目。
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