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夫妻集 の商品レビュー

3.6

52件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

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  3. 3つ

    27

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2024/03/05

どこにでもいそうな夫婦達のリアル。仕事でつながりがあり、次の話でも登場したり、新たな真相がわかったりするところも面白い。 最後はほっこり。読んで良かった。

Posted byブクログ

2024/03/03

夫婦の形は色々。少しずつお互いの心地よい方向に軌道修正しながら出来上がっていく、と思いたい。人それぞれだから正解はないよね。感謝の気持ちを忘れないようにします。すぐ忘れて「私ばっかり!」って思っちゃうんだけどね。

Posted byブクログ

2024/02/18

いろんな夫婦がいて、いろんなカタチがある。 それだけではなくていろいろある。 それも含めていいなと思わせてくれる作品。 登場する小説にも注目。

Posted byブクログ

2024/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

さすがだなぁ。 小野寺氏。 やっぱり上手。 個人的に印象に残ってるのは、人事部長であるお父さん。 わたしでもそんな中途半端なやつきたら、は?って思うと思うなぁ。 でも確かに、大人なんだから、反対とか意味ないよね。。 あとは夫が沖縄で植木職人希望で離婚も衝撃的だった。 でも、離婚、しなくてもいい気もした。 円満離婚じゃなくて、円満別居で。 心も離れたなら、離婚でもいいけど、別に家族として離れて暮らすだけで、だから離婚にしなくてもとりあえずいいんじゃないのかな?? また後から考えれば。 みんな答えを急ぎすぎてる気がした。 まあ、この本の中で、解決しないとダメだから急足になるのは致し方なし。 小説家って考え方が独特なのね。

Posted byブクログ

2024/02/11

いろいろな夫婦がいて、そのなかでもそれぞれの人生がある。相手を思いやる気持ちを忘れないでおこうと思った作品でした。

Posted byブクログ

2024/01/22

タイトル通り、色々な夫婦の物語集。 最近流行りの、短編が少しづつ重なって、最後まとまるというパターン。 娘が連れてきた彼氏が気に入らない父親、新婚なのに妻が転勤、円満だと思っていたら夫に離婚を切り出された妻などなど。泥沼にはならないので、さらりと読める。問題は起きても、こんな風に...

タイトル通り、色々な夫婦の物語集。 最近流行りの、短編が少しづつ重なって、最後まとまるというパターン。 娘が連れてきた彼氏が気に入らない父親、新婚なのに妻が転勤、円満だと思っていたら夫に離婚を切り出された妻などなど。泥沼にはならないので、さらりと読める。問題は起きても、こんな風にうまくまとまれば苦労はないだろうなという感じ。

Posted byブクログ

2024/01/22

佐原夫妻は夫の滝郎さん、足立夫妻は夫の道哉さん、船戸夫妻は妻の美奈さん、江沢夫妻は妻の梓乃さんが景談社という出版社の社員という繋がりがあり、それぞれ娘の結婚、新婚早々に転勤になり別居、連れ子と歳下の夫の関係、結婚して17年経ち50歳手前で突然、植木職人になりたいから仕事を辞めて沖...

佐原夫妻は夫の滝郎さん、足立夫妻は夫の道哉さん、船戸夫妻は妻の美奈さん、江沢夫妻は妻の梓乃さんが景談社という出版社の社員という繋がりがあり、それぞれ娘の結婚、新婚早々に転勤になり別居、連れ子と歳下の夫の関係、結婚して17年経ち50歳手前で突然、植木職人になりたいから仕事を辞めて沖縄に行くと言い出す、など4組の夫妻におとずれた試練のお話です。 小野寺さんの本は前にも夫婦の話のを読んだことがあって、その時も上手いなぁと思いましたが今回も、そういう形もあるよねとすんなり受け入れられる感じで、すごくよかったです。 出版社の業界話も興味深く読みました。コミックや小説など、ドラマ化映画化の帯がついて日々入荷してきますが、その本たちが実際にドラマ化映画化するというのは、かなりの試練を乗り越えて現実化したんだなーと思うと感慨深いです。普段本を読まない人が映像を見て1人でも多く本を手に取って欲しいなぁと切に願います。

Posted byブクログ

2024/01/20

最初はタイトル通り“夫妻”をテーマにした連作短篇集だと思って読んでいたが、実はもう1つ仕掛けがあった。各章に登場する佐原、足立、船戸、江沢の夫妻は、どちらかが大手出版社である景談社の社員なのだ。年齢も結婚の経緯も異なる彼らの恋愛観や家族観が読みどころか。 最初と最後に登場する最年...

最初はタイトル通り“夫妻”をテーマにした連作短篇集だと思って読んでいたが、実はもう1つ仕掛けがあった。各章に登場する佐原、足立、船戸、江沢の夫妻は、どちらかが大手出版社である景談社の社員なのだ。年齢も結婚の経緯も異なる彼らの恋愛観や家族観が読みどころか。 最初と最後に登場する最年長の佐原夫妻がうまいことまとめてくれた。

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2024/01/08

連作短編小説。 景談社という出版社の人事部長、販売、編集、ライツという部署は違うけど同じ会社の社員のそれぞれの夫婦。 いつもながら、過去の小野寺さんの作品がチラッと出できてあーはいはいと思いながら読んだ。 最近はコロナのことがどう表現されているか読み手のこっちも気にしている。作家...

連作短編小説。 景談社という出版社の人事部長、販売、編集、ライツという部署は違うけど同じ会社の社員のそれぞれの夫婦。 いつもながら、過去の小野寺さんの作品がチラッと出できてあーはいはいと思いながら読んだ。 最近はコロナのことがどう表現されているか読み手のこっちも気にしている。作家は書きたい題材なんだなと改めて思った。男性が主役のものが多い印象なところ今回は女性目線な章が多かった。でも、小野寺さんだなぁ〜とニヤニヤした。

Posted byブクログ

2024/01/05

同じ出版社に勤める色々な夫婦のお話 皆それぞれ現代的な夫婦だなぁと思った 片方が我慢して成り立つのではなく、お互いに納得できる形で夫婦を続けていく 江沢夫妻はちょっと私的に納得できなかった 離婚してからいい夫婦になる?よくわからない

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