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レーエンデ国物語 月と太陽 の商品レビュー

4.3

214件のお客様レビュー

  1. 5つ

    95

  2. 4つ

    77

  3. 3つ

    31

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    0

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2024/06/07

前作とは違う視点で、レイエンデの自由解放を目指す内容。正義を勝ち取るために、平和を崩さなければならない矛盾。考えさせられます。続きが気になる。

Posted byブクログ

2024/06/06

ファンタジー大作の第二巻。 前作のお話を下敷きにして今度は帝国というか法皇側というか。とても面白く読みましたが、ファンタジー・・・なんですよね。なんていうか軍記物語っぽい。仲間を集めて砦を攻略していく様とか手に汗握る感じで楽しめました。そして民族間での差別と偏見とか、もっとこうフ...

ファンタジー大作の第二巻。 前作のお話を下敷きにして今度は帝国というか法皇側というか。とても面白く読みましたが、ファンタジー・・・なんですよね。なんていうか軍記物語っぽい。仲間を集めて砦を攻略していく様とか手に汗握る感じで楽しめました。そして民族間での差別と偏見とか、もっとこうファンタジーという言葉から連想するようなほんわかした話ではなかったなーと。 しかし初手から剣呑な感じではあったけど、なかなかのバッドエンドだよな・・・

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2024/06/05

私的には5位だったけど、今年の本屋大賞はこのシリーズ。 ちょっと2巻は600ページあって、手強いけど。

Posted byブクログ

2024/06/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1巻まるっと序章だったのかな?と感じてしまうくらいに、2巻が面白く感じた。端的にいうと、義勇軍が立ち上がり、権力に打ち勝とうとするが志半ばで道が立たれるも、未来への希望はきちんと繋がっていく…そんな話。 主要な登場人物はルーチェ(ルチアーノ)、テッサ。2人が出会い、テッサがレーエンデの英雄として、自由を取り戻そうと立ち上がる辺りから物語が盛り上がってくる。 前回はウル族が中心だったけれど、今回はティコ族が主として描かれている(もちろん、ウル族もたくさん登場している)。1巻に出て来たエルヴィンが出て来たり、ゾーイがユリアの親友の子孫だったりとか! 当然のように歴史が繋がっているので、ユリア亡き後のレーエンデがどのような道を辿ったのかも含めて、1巻をまたすぐに読み返したくなった。(余談だが銀呪病が風化したのに驚いた) 実際の歴史でも、民族間の優越や争いは存在していて、人種も文化も生活スタイルも違う人々が一致団結して一つの目標に命を賭して挑むというのは、やはり難しいことなのだなと思った。 テッサが、キリルが蒔いた種子たちが次巻以降どう繋がっていくのか、ますます目が離せない。 やっぱりファンタジーはおもしろい! これは完全に考察でしかないけれど… ルチアーノが法皇帝となってから恐怖政治を強いたのは、レーエンデ人にテッサの存在を忘れてほしくなかったからではないだろうか。 自分が悪となることで、レーエンデに自由をもたらそうと奮闘したテッサという英雄が居たことをレーエンデ人が思い出し、あのチャンスを無碍にしてしまった後悔に苛まれることを望んだのではないだろうか。

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2024/06/03

最初から最後まで面白かった。 前作よりも惨く、見るに堪えないシーンがいくつもあってその度に息を呑んだけれど、レーエンデに夢中でやっぱり読む手が止まらなかった。個人的に、春陽亭の三姉妹とルーチェの絡みが好きです。 三巻ではどんな運命が待っているのか、今からあの読書時間が楽しみで仕...

最初から最後まで面白かった。 前作よりも惨く、見るに堪えないシーンがいくつもあってその度に息を呑んだけれど、レーエンデに夢中でやっぱり読む手が止まらなかった。個人的に、春陽亭の三姉妹とルーチェの絡みが好きです。 三巻ではどんな運命が待っているのか、今からあの読書時間が楽しみで仕方ない!

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2024/06/21

2024/05/15 読み始めた 2024/06/02 読み終わった レーエンデ物語シリーズの第二部。「王道ファンタジー」の名に偽り無し。 平和な前作とは打って変わって血生臭い戦下が舞台で、残酷な描写もある。知略謀略に塗れた…にしてはちょっとご都合主義的なところもあるけど、裏を...

2024/05/15 読み始めた 2024/06/02 読み終わった レーエンデ物語シリーズの第二部。「王道ファンタジー」の名に偽り無し。 平和な前作とは打って変わって血生臭い戦下が舞台で、残酷な描写もある。知略謀略に塗れた…にしてはちょっとご都合主義的なところもあるけど、裏を返せば物語の軽快さに繋がっているかな。 終わりは第一部よりもヒキがあり、続きがかなり気になる印象だった。

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2024/05/22

個人的に1作目ほどの衝撃はなかったけれども、とてもよかった。なにより、厚みに面食らって、600ページ超えの本を読んだの初めてかも。 壮大な歴史書の1ページを読んでいるような。 そして1巻も2巻も辛い!幸せな結末であってくれとどれだけ願いながらページを捲ったか…。 彼女らの犠牲がこ...

個人的に1作目ほどの衝撃はなかったけれども、とてもよかった。なにより、厚みに面食らって、600ページ超えの本を読んだの初めてかも。 壮大な歴史書の1ページを読んでいるような。 そして1巻も2巻も辛い!幸せな結末であってくれとどれだけ願いながらページを捲ったか…。 彼女らの犠牲がこの先にどう繋がっていくのか、全5巻らしいのでシリーズ最後まで見届けたいです。

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2024/05/24

素晴らしいです。正直、本の厚みに慄いたのは数年ぶりです(笑。RPGならさっさと冒頭に来て片付けられて、まぁ彼らのこの気持ち、分かるよね?想像してよ、だから世界を救いに行くんだ、ってエピソードが丁寧に描かれていて、否応なく解らされます。かっこいい人がかっこいい人に惹かれるのも分かる...

素晴らしいです。正直、本の厚みに慄いたのは数年ぶりです(笑。RPGならさっさと冒頭に来て片付けられて、まぁ彼らのこの気持ち、分かるよね?想像してよ、だから世界を救いに行くんだ、ってエピソードが丁寧に描かれていて、否応なく解らされます。かっこいい人がかっこいい人に惹かれるのも分かるし、好きな人と幸せになりたい気持ちも、好きな人に幸せであってほしい気持ちも分かるし、悔しさも虚しさも希望も詰まっていました。 最後まで一気に読んでから最初の登場絵人物挿絵に戻りました。人選…。そして序章も再読。歴史書に、今このように記された人が、実はどのような人だったのか、誤りはないけど、違うのだと、切なく思いました。 前作の100年後が舞台とのことで、処々、これは前巻の続き、或いは前巻の登場人物かな?と思う名前もありましたが、これは逆に伏線として、どの巻から読んでも楽しめそうです。

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2024/05/17

第一章から時間が経過して革命の話 今回もいい意味でフラグを折られて笑 所々引き継がれてるなぁと感じた 次はどのような革命になるのだろう 残虐王と言われた所以が弱すぎる 次章で語られるのか? そこがマイナスだった 13人というのも何かの示唆なのだろうか

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2024/05/17

150年くらい時代を下っての第2作。なるほど、こうやって紡がれる訳ね。前回同様、今回もレーエンデの解放が主題。歴史考察のポイントとしての、各時代の覇者に寄せた物語が、あたかも一つの史実として語り継がれる問題も、サラッと語りに取り込まれている。さておき、今回もキャラ設定が素晴らしく...

150年くらい時代を下っての第2作。なるほど、こうやって紡がれる訳ね。前回同様、今回もレーエンデの解放が主題。歴史考察のポイントとしての、各時代の覇者に寄せた物語が、あたかも一つの史実として語り継がれる問題も、サラッと語りに取り込まれている。さておき、今回もキャラ設定が素晴らしく、展開の妙も相変わらず。これは人気も出ますわな。早く次のも楽しみたい。

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