レーエンデ国物語 月と太陽 の商品レビュー
今回も最高に面白かった この壮大な物語をもっと読みたい、600ページじゃ足りないよ 美しくも残酷なファンタジー、テッサの残した革命の炎は消えずに燃え続ける……次の物語、はよ
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神の子誕生から100年以上。レーエンデの人々は法皇庁に虐げられていた。逆らえば、容赦なく命を奪われる。そんな中、レーエンデの結束を呼びかけ、革命の急先鋒となったテッサ。 しかし、神の子の力は絶大。恨みは恨みを引き起こし、レーエンデの人々の苦難は続く。 テッサはまるで、ジャンヌダル...
神の子誕生から100年以上。レーエンデの人々は法皇庁に虐げられていた。逆らえば、容赦なく命を奪われる。そんな中、レーエンデの結束を呼びかけ、革命の急先鋒となったテッサ。 しかし、神の子の力は絶大。恨みは恨みを引き起こし、レーエンデの人々の苦難は続く。 テッサはまるで、ジャンヌダルクだった。カッコイイが悲しい…
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#読書記録 2023.9 #レーエンデ国物語月と太陽 #レーエンデ国物語 やっぱりこれはファンタジーではないよ。エルフも獣人も魔王も聖剣も無い、中世に似た異世界が舞台の数百年に渡る歴史小説の形を取る。主人公二人の成長を追う骨太なストーリーだけど、十二国記の麒麟や蝕、守り人シリー...
#読書記録 2023.9 #レーエンデ国物語月と太陽 #レーエンデ国物語 やっぱりこれはファンタジーではないよ。エルフも獣人も魔王も聖剣も無い、中世に似た異世界が舞台の数百年に渡る歴史小説の形を取る。主人公二人の成長を追う骨太なストーリーだけど、十二国記の麒麟や蝕、守り人シリーズのナユグのような、もう少し世界観を特徴づける核が欲しい。 最終巻が10月に発売されるとのこと。この大河小説にどう幕を引くのか。起死回生のラストを期待したい。 #読書好きな人と繋がりたい #読了
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作者が言ってた通り、 「1巻と2巻では役割が違う内容にした」 と言ってる通り感動が違った。 レーエンデの女性は強い人が多い印象。 辛いのにそれを表に出さないのが凄く、テッサの 死に方は何とも言えない気持ちになった。 早く3巻を読みたい。
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衝撃の連続でした。 戦争中のお話なので、前作より暴力表現がかなり多いです(苦手な人は苦手かも…。) あと、BLっぽい要素がいくつかあって少しびっくりしました。 でも、主人公たちが自由を取り戻すために奮闘する姿には心打たれました。 レーエンデに希望を残すために自ら磔されたテッサと、全てに絶望して壊すルチアーノの対比が悲しかったです。 ハッピーエンド…にはならなかったけれど、テッサが残してくれた希望が3巻に繋がってくれることを祈るばかりです。
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SL 2023.9.9-2023.9.12 1巻読了の時点で2巻の本作を用意していたので続けて読む。今回は「革命のはなし」ではあったけど、やっぱりわたしには合わなかった。これにてラスト。
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装丁とブクログでの評価を見て2冊まとめ買いをしましたが、やっぱり中高生向けな感じかな、という印象。 次はもういいかな。
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第1作に引き続き、やはりひたすらに没入できるファンタジー小説だった。 一気に読み進めてしまう。 今後の物語がどうなっていくのか続きが楽しみ。 ただやはり、報われて欲しいと思ってしまう。 わかりやすいハッピーエンドよりも、エンドが無慈悲なところがリアルで、それがいいのは分かってはいるが、どうか報われて欲しい。 魂として海に還った後は、どうか穏やかに、自分のささやかな幸せを大事にして過ごして欲しい。
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レーエンデ国物語の第二部。 第一部から約100年後の話。 今回も辛い結末だった。 レーエンデ解放のため義勇軍のリーダーとなったテッサは死刑になるし、ルーチェはのちに第二代法皇帝になり、「残虐王」と呼ばれレーエンデ人から忌嫌われる孤独な生涯を送ることになる。 テッサは英雄として最期まで闘い続けたけど、ルーチェ(ルチアーノ)は民・神・自分自身に絶望してしまったことがとても悲しい。 第3巻はどうなるのか、気になります。
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第二部。初めの第一部を購入した時に第三部までの発売日が書かれていたので、勝手に三部作と思い込んでいたのだが果たして次で革命の話は幕を閉じるのだろうか?今回は前作の約100年後の物語。 主な登場人物は、始祖ライヒ・イジョルニの血を引くダンブロシオ家のルチアーノとダール村出身の怪力...
第二部。初めの第一部を購入した時に第三部までの発売日が書かれていたので、勝手に三部作と思い込んでいたのだが果たして次で革命の話は幕を閉じるのだろうか?今回は前作の約100年後の物語。 主な登場人物は、始祖ライヒ・イジョルニの血を引くダンブロシオ家のルチアーノとダール村出身の怪力自慢で幸せな花嫁になることを願うテッサ。この二人が出会い翻弄されながらも望む革命の物語。 テッサの決断には心が締め付けられた。レーエンデの人々への思い、自分の夢、正気と狂気の葛藤、願う未来を切りひらくために諦めない信念、心が折れるようなことが何度もありながら選び進む姿には良い未来が訪れて欲しいと願わざるをえなかった。せめてひとりの人としての幸せが訪れてほしいと思いながら読んでいたので、少しだけ救われた気持ちとその後に残された失意の結果に色々な感情が混ぜこぜになっている。 何かを成すには何かを犠牲にしなければならない。その犠牲は望むものの対価たり得るのか?武力はある種の突破力にはなるが新たな遺恨を残すことにもなり、全ての人が同じように望むわけではないことを突きつけられた。しかし、人として生きるために団結する手段になる。それをどう活用すれば力となり、より良い未来に繋がるのか?信念は強く受け継がれていき、知識はレーエンデの人々が人として生きるための助力となる。そんな期待をしつつ次の第三部を待とう。
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