レーエンデ国物語 月と太陽 の商品レビュー
難攻不落の城を落とすための情報収集と作戦実行の部分は面白かったんだけど、他の部分がいまいちでした。どうもキャラが表面的、政治劇も表面的でプロットに合わせて急いで進行してる感じ。主役級が2人いる分2冊くらいに分けてみっちり描けば違ったのかもしれない。
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読みやすく、夢中になれる。 革命をするって難しいんだな。英雄がいても、時が満ちるとは限らない。 この本にも腐女子サービスがあるがもはやお約束なの?
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読書備忘録780号。 ★★★★★。 「革命の話をしよう。 歴史のうねりの中に生まれ、信念のために戦った者達の夢を描き、未来を信じて死んでいった者達の革命の話をしよう。」 大満足の第2巻でした。 第1巻の最後に、トリスタンが銀呪病で命の火を消す間際に見た過去と未来の記憶として備...
読書備忘録780号。 ★★★★★。 「革命の話をしよう。 歴史のうねりの中に生まれ、信念のために戦った者達の夢を描き、未来を信じて死んでいった者達の革命の話をしよう。」 大満足の第2巻でした。 第1巻の最後に、トリスタンが銀呪病で命の火を消す間際に見た過去と未来の記憶として備忘録に書きましたが、第2巻は①でした。 ①レーエンデの誇りのために戦う女がいた。 ②弾圧と粛清の渦中で希望を歌う男がいた。 ③夜明け前の暗闇に立ち向かう兄と妹がいた。 ④飛び交う銃弾の中、自由を求めて駆け抜ける若者達がいた。 聖イジョルニ歴542年。ユリアが神の御子を産み落としてから100年後のレーエンデ。 ヘクトルとユリアの願いは叶わず、御子の誕生と共にレーエンデは帝国に侵略され支配下に置かれていた。 主人公は、レーエンデの東方、ダール村の怪力女子テッサ・ダール。 そしてもう一人、イジョルニ帝国人のルチアーノ・ヴァレンティは、ある事件で唯一生き残り、身分を偽りルーチェと名乗ってダール村でテッサと出会い恋に落ちる。 怪力のテッサは、唯一無二の友人キリル、イザークと共に帝国の民兵に志願し、帝国軍として北イジョルニ合州国との100年戦争に従軍する。そこで師と仰ぐシモン中隊長に鍛えられ、最強の兵士として頭角を現す。 そんな時、ダール村の村民全員が虐殺されたとの連絡を受け、村に戻り惨状を目の当たりにする。 帝国の支配下にある限りレーエンデに未来はないと、テッサは帝国に反旗を翻すことを決意する。 レーエンデ義勇軍!最強の兵士としてのテッサとずば抜けた頭脳を持つ軍師としてのルーチェの戦いが始まる! レーエンデの自由を勝ち取る為の戦い・・・。 まだまだ序章でしょう。 テッサの信念と戦いだけでレーエンデが帝国から解放されて自由を取り戻すなんて土台無理なこと。笑 テッサの戦いは聖イジョルニ歴674年に終わる。 ただ、テッサが命を掛けて残した信念と覚悟はこの後もレーエンデの人々に受け継がれ、②③④の物語に繋がっていく???のでしょう!たぶん。 第2巻圧巻のシーンは、やはりアルトベリ城攻略作戦。 そして、恋愛感情もあったと思われる師弟間の一騎打ち。これは悲しかった。 磔にされたテッサに食べ物、飲み物を持ってきたマウロ少年はこの後の作品にも出てきそうな気がする・・・。 次行きます! 第3巻は「②弾圧と粛清の渦中で希望を歌う男がいた。」の物語かな?
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懐かしい名称が出てきて嬉しい 民、神、自分自身に絶望したルチアーノ。民を残虐したのはテッサを信じてついてこなかった民への復讐と捉えるべきなのか? テッサ・ダールはレーエンデ義勇軍大将としての矜持を保ちレーエンデ人の心の拠り所となれるように最期まで戦い続けた テッサ、ルーチェ、キ...
懐かしい名称が出てきて嬉しい 民、神、自分自身に絶望したルチアーノ。民を残虐したのはテッサを信じてついてこなかった民への復讐と捉えるべきなのか? テッサ・ダールはレーエンデ義勇軍大将としての矜持を保ちレーエンデ人の心の拠り所となれるように最期まで戦い続けた テッサ、ルーチェ、キリル、イザーク、英雄の姿を追いかけた義勇軍、シモン隊長……レーエンデの自由を求め戦場を生き抜いたすべての人に拍手を送りたい
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この物語を読み終えた時、この物語が長い間出て来れなくなりそうです。 こんなにも残酷な世界はあるか、と思うけど 史実が動くとき、実際に日常にこういう世界は潜んでいるんだと実感させられました。 第1作とは毛色が違うけれど、 みていて重く辛くこんなにも悲しく 拍手を送りたくなるよう...
この物語を読み終えた時、この物語が長い間出て来れなくなりそうです。 こんなにも残酷な世界はあるか、と思うけど 史実が動くとき、実際に日常にこういう世界は潜んでいるんだと実感させられました。 第1作とは毛色が違うけれど、 みていて重く辛くこんなにも悲しく 拍手を送りたくなるような話はあるのかと思いました。 600ページ近くありましたが、 第1作の時代背景と慣れた横文字もあるので あっという間に読み終わりました。 懐かしい部分がでてきたり あーこうやって後世に伝わるんだも 今思い出しても涙がでそうです。笑 第3作を読むのが楽しみ。
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#レーエンデ国物語 #月と太陽 #読了 革命に英雄は不可欠。 テッサがかっこ良すぎる。 大きなことを成し遂げるには1人では足りないし、一生でも足りないかもしれない。でも意志を絶やさなければ諦める必要はない。 第三部は誰のどんな革命の話が待っているのか どうかレーエンデに自由を...
#レーエンデ国物語 #月と太陽 #読了 革命に英雄は不可欠。 テッサがかっこ良すぎる。 大きなことを成し遂げるには1人では足りないし、一生でも足りないかもしれない。でも意志を絶やさなければ諦める必要はない。 第三部は誰のどんな革命の話が待っているのか どうかレーエンデに自由を #多崎礼
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この作品全般に言えるのはハッピーエンドを求めてる方にはおすすめは出来ないです(笑) でも楽しく小説を読みたい方にはピッタリだと思います。 一作目に比べると中々重いシーンもあるのですが、やっぱり世界観に引き込まれるのとサクサクと読み進めてしまう魅力があります! 個人的には一作目も...
この作品全般に言えるのはハッピーエンドを求めてる方にはおすすめは出来ないです(笑) でも楽しく小説を読みたい方にはピッタリだと思います。 一作目に比べると中々重いシーンもあるのですが、やっぱり世界観に引き込まれるのとサクサクと読み進めてしまう魅力があります! 個人的には一作目もそうだったのですが、出てくる登場人物がその後どうなったのかを少し書いてほしかったなと思いました。
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もぅ色々辛い、でも革命が動き出している感じがビシビシ伝わってくる。 次巻を早く読みたいが少し余韻に浸って来月あたりに読もうと思う。 革命の話をしよう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
レーエンデ物語の第三弾"喝采か沈黙か"を読んでから今書いてるんですけど、"喝采か沈黙か"を読んでから初めてテッサとルーチェの物語が歴史の1ページとして動き出したなって感じ。 何度も何度も「レーエンデの誇りと矜持を守る」ってフレーズが出てきて、誇りと矜持ってどういう気持ちなんだろうって読んでたけど"喝采か沈黙か"を読んでる時に思い出された「自分の人生は生まれてから死ぬまで自分のもの」って事がじわじわと心に響いてきた。 レーエンデ物語のいいところは恋とか憧れとかはあるけど恋愛ではなくて「愛」ってところ。 愛ゆえに犠牲になったり、狂ったり、迷ったりするけどルーチェにもエドアルドにもテッサにもキリルにもイザークにもアレーテにも憎しみや復讐みたいな感情は感じられなかったんだよなあ。 前作だけだとあれ?トリスタン可哀想だな笑って終わっちゃったけどシリーズ読みすすめてから初めてわかる感情があるなと思ったので、続きで読むべき! あと冒頭の「革命の話しをしよう」が好き。
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大人になると忘れていた、ワクワクする感覚が刺激される。 続編で602頁と持ち運ぶには重量感がある。 下記冒頭にある2行に物語が凝縮されているなと、読み終えて感じる。 『歴史のうねりの中に生まれ、信念のために戦った者達の夢を描き、未来を信じて死んでいった者達の革命の話』 また...
大人になると忘れていた、ワクワクする感覚が刺激される。 続編で602頁と持ち運ぶには重量感がある。 下記冒頭にある2行に物語が凝縮されているなと、読み終えて感じる。 『歴史のうねりの中に生まれ、信念のために戦った者達の夢を描き、未来を信じて死んでいった者達の革命の話』 またこの言葉を心に書き留めた。 ●時代が僕らの生き方を否定するなら、この時代を変えればいい。世界が僕らの自由を妨げるなら、この世界を変えればいい。その第一歩として、僕自身を変える。 このままで良いのかと背中を押される感じがする。 このうずうずした感覚を共有出来れば、幸いです。 さぁ、革命の話をしよう!
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