ホテル・カイザリン の商品レビュー
アンソロジーとかに書き下ろした話の 短編集。 ミステリーまみれ。 なかなか残酷な話が多いけど、 ちょっと痛快
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これはホラーだ。 悪気なく、喜んで相手が嫌がることをする人たち。 というか、相手が嫌がっていることも認識していない身勝手な人たちの姿が、もうホラーとしか言いようがない。 けど、一番怖いのは、自分も含め誰もが陥る可能性があるということ。
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連作でない8編の短編集。 爽やかなものもあったけど、結末がどこかヒヤリとするようなものが多くて夏に読むのに良い。 どれも面白かった。 近藤史恵さんの小説やっぱり好きだなと感じた作品。
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著者の特に海外にまつわる話が好きです。この本の中にもいくつかそのような短編があったので良かったです。
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それぞれ面白いのですが、なぜこれらの話をまとめて一冊にされたのかは「ナゾ」です。大人の都合でなければ良いのですが・・・
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「降霊会」「金色の風」 「迷宮の松露」「甘い生活」 「未事故物件」「ホテル・カイザリン」 「孤独の谷」「老いた犬のように」 8編収録の短編集。 内4編は『アミの会・アンソロジー』に収録されていた作品で既読。 最終話は『Jミステリー2023 SPRING』に収録されていたもので、...
「降霊会」「金色の風」 「迷宮の松露」「甘い生活」 「未事故物件」「ホテル・カイザリン」 「孤独の谷」「老いた犬のように」 8編収録の短編集。 内4編は『アミの会・アンソロジー』に収録されていた作品で既読。 最終話は『Jミステリー2023 SPRING』に収録されていたもので、こちらも既読。 よって初読みは1話~3話のみ。 初出が2010年~2012年のものでかなり古い作品だった。 そうは言っても切れ味鋭い短編を書かれる近藤さんゆえ、再読してもゾッとするものがいくつか。 印象に残ったのは 『降霊会』『甘い生活』『未事故物件』。
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8編からなる短編集。 そういう結末⁈うわー…。となるものがいくつか…。どれをとっても裏切られた気持ちになってしまう結末。それでも、面白かった!
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所々に面白い裏切りが散りばめられた短編集。 それぞれの物語が手の込んだフランス料理のようだった。 同作者の本はどれも面白く、読者も多いと感じていたが、ホテル・カイザリンの発売当日に書店を回ってもそれぞれ1冊あればいい方と言った感じで、状態のいいものを見つけるのに時間がかかってしま...
所々に面白い裏切りが散りばめられた短編集。 それぞれの物語が手の込んだフランス料理のようだった。 同作者の本はどれも面白く、読者も多いと感じていたが、ホテル・カイザリンの発売当日に書店を回ってもそれぞれ1冊あればいい方と言った感じで、状態のいいものを見つけるのに時間がかかってしまった。ところが購入して読んでみると、一角にこの本を沢山置いておいてもおかしくないほど面白い短編だった。装丁も綺麗で、紙の本ならではの良さが溢れていた。
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クラスメイトの稚拙な行動の理由。パリに降り立った 彼女の秘めた思い。甘やかに秘密を分かち合う 2人の女。宿命的な死に蝕まれた村…。隠された 真実に気づかせてくれる作品集。表題作など、 全8編を収録。
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他人のものばかり欲しがるあの子。いるはずのない住人の気配。甘やかに秘密を分かち合う二人の女。宿命的な死に蝕まれた村。妻と別れた男に訪れた非日常……。 隠された真実に気づかせてくれる珠玉の作品集。
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