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ホテル・カイザリン の商品レビュー

3.5

84件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2023/08/28

人の心の暗部を抉り出すような短編集。 ハッピーエンドとは言えない物語ばかりだけど、さらりと読める。 『甘い生活』では若干のカタルシスを感じてしまい、自身の闇を突き付けられたような気がした。 唯一気に入ったのは和菓子の松露だな。 近藤さんの食べ物の描写はやっぱり良い。

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2023/08/25

近藤史恵のホテル⋅カイザリンを読みました。 近藤史恵というと自転車の話と言うイメージがあります。 ホテル⋅カイザリンは短編8話から出来ていますが、ホラーに分類されるのでしょうか? つまらなくは無いですが凄く面白いという程でもありませんでした。

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2023/08/24

ミステリー、ややホラー、何とも言えない嫌な感じ、この人だけは好きになれない...様々なテイストだけど、真実を知るとぞっとする。どこで間違えたのか、どうしてそこを踏み込んでしまったのか、逆に踏み込まなくて良かったね、と思ったり。そんな近藤さんらしさが詰まった一冊でした。読みやすかっ...

ミステリー、ややホラー、何とも言えない嫌な感じ、この人だけは好きになれない...様々なテイストだけど、真実を知るとぞっとする。どこで間違えたのか、どうしてそこを踏み込んでしまったのか、逆に踏み込まなくて良かったね、と思ったり。そんな近藤さんらしさが詰まった一冊でした。読みやすかったです。

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2023/08/12

短編集どれも最後にホラーが見え隠れする作者ならではの作品であった。普通では考えられない事件が多数あった。夏に読むには最高であった。

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2023/08/11

アンソロジーとかに書き下ろした話の 短編集。 ミステリーまみれ。 なかなか残酷な話が多いけど、 ちょっと痛快

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2023/08/11

これはホラーだ。 悪気なく、喜んで相手が嫌がることをする人たち。 というか、相手が嫌がっていることも認識していない身勝手な人たちの姿が、もうホラーとしか言いようがない。 けど、一番怖いのは、自分も含め誰もが陥る可能性があるということ。

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2023/08/09

連作でない8編の短編集。 爽やかなものもあったけど、結末がどこかヒヤリとするようなものが多くて夏に読むのに良い。 どれも面白かった。 近藤史恵さんの小説やっぱり好きだなと感じた作品。

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2023/08/08

著者の特に海外にまつわる話が好きです。この本の中にもいくつかそのような短編があったので良かったです。

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2023/08/06

それぞれ面白いのですが、なぜこれらの話をまとめて一冊にされたのかは「ナゾ」です。大人の都合でなければ良いのですが・・・

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2023/08/19

「降霊会」「金色の風」 「迷宮の松露」「甘い生活」 「未事故物件」「ホテル・カイザリン」 「孤独の谷」「老いた犬のように」 8編収録の短編集。 内4編は『アミの会・アンソロジー』に収録されていた作品で既読。 最終話は『Jミステリー2023 SPRING』に収録されていたもので、...

「降霊会」「金色の風」 「迷宮の松露」「甘い生活」 「未事故物件」「ホテル・カイザリン」 「孤独の谷」「老いた犬のように」 8編収録の短編集。 内4編は『アミの会・アンソロジー』に収録されていた作品で既読。 最終話は『Jミステリー2023 SPRING』に収録されていたもので、こちらも既読。 よって初読みは1話~3話のみ。 初出が2010年~2012年のものでかなり古い作品だった。 そうは言っても切れ味鋭い短編を書かれる近藤さんゆえ、再読してもゾッとするものがいくつか。 印象に残ったのは 『降霊会』『甘い生活』『未事故物件』。

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