心臓の王国 の商品レビュー
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読みづらい!若者言葉を使いたいのだろうが、もう飛ばし読み必須。中身も全くなし。メッセージ性を読み手に持たせようと作者が思ってるとしたら、無理です。どんでん返しも返ってません!
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なんとなく冒頭から、『わたしを離さないで」みたいな流れになっていくのかな…と思いつつ読んだ。 ラノベ調の青春パートが、楽しいけど、物語の起伏が少なく読むのが苦痛だった。ハッピーエンドでよかったね。
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神威が好きすぎる笑 ドナーや宗教など重いテーマと、登場人物たちの願う『青春』の対比に心が揺さぶられました。 概ね主要登場人物たちがいい子ですごく好感度高いです。巴も序盤こそ痛い感じですが、文化祭のエピソードでその印象も180度変わりました。 同級生2人と担任の駒田先生もいい味出してる。 青春の件はかなりラノベ調強めなので好みは分かれるかもですが、その振り切ったバカらしさと突きつけられるシビアな現実に作者の振り幅の大きさを感じました。 素直にいい本!感動しました(^^)
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竹宮さんの良さは、リズムを刻む文章と、唐突に心を掬(救)い抉る言葉だと思うのですが、それが炸裂した一冊だと思います
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『読書メーター読みたい本ランキング1位!』の帯に踊らされて読んだせいで★×3.5かな...読書メーターってどうなん... 文章と内容がめちゃめちゃにライトノベルで読むのかしんどかった。いや、ライトノベルは普通に読むよ?ただこんな一般書のふりした分厚めの本でこのノリはなかなかに。(読み出してから知ったがとらドラの人なんや?読んだことないけど名前は知ってた) アニメ映画だったら普通に面白くみれたと思う。ただ個人的に大オチと終わり方はあまり好みでないかも…
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正直好みでない。 自分語りの「最強」青春ものの軽い語り口調にまず疲れる。キャラクターも強烈だが、輝くどころか痛々しい。 タイトルとイントロダクションから、テスカトリポカの流れを予想したらまあ概ねその通りで。新興宗教に無敵の人まで絡めたものだから、カオス。
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軽い気持ちで読み始めたけど、途中で重い内容に 胃が痛くなった。日本には流石にないが 貧しい国ではこういう事が行われてると聞いた事があったので、調べてみて、、また胃が痛くなった。 でも、命の尊さや今ある幸せは当たり前ではないんだということを痛感させられた。 鋼太郎も神威も「せいしゅ...
軽い気持ちで読み始めたけど、途中で重い内容に 胃が痛くなった。日本には流石にないが 貧しい国ではこういう事が行われてると聞いた事があったので、調べてみて、、また胃が痛くなった。 でも、命の尊さや今ある幸せは当たり前ではないんだということを痛感させられた。 鋼太郎も神威も「せいしゅん」できてよかった。
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図書館でタイトルが目について手に取った。 冒頭だけ読んでみて、ファンタジーなの?と思い、勝手に恩田陸的な感じかと予想して貸し出し手続き。 土日で読んだけど、、、苦しかったね。途中涙が出たよ。 真ん中の文化祭のパートは楽しかったけど。 とても重い気持ちになりました。
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心臓の王国で王子様とお姫様の教育係として旅立つ時まで美しい物語を聞かせていた神威。やがて自分の番になり、その前にせいしゅんがしたいと橋の上に降り立った。現代社会の問題を熱いブロマンスで上手く隠した物語。欠けていてもちゃんとせいしゅんできてたよと神威に声をかけたくなった。 物語の...
心臓の王国で王子様とお姫様の教育係として旅立つ時まで美しい物語を聞かせていた神威。やがて自分の番になり、その前にせいしゅんがしたいと橋の上に降り立った。現代社会の問題を熱いブロマンスで上手く隠した物語。欠けていてもちゃんとせいしゅんできてたよと神威に声をかけたくなった。 物語の半分くらいまで男子学生たちの不器用な青春を見ているようで、自分もそんな瞬間があったなと微笑ましく読めていたのに、神威の人なつっこく優しい人物像からは想像できない展開とラストに衝撃を受けた。
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まず、タイトルと序盤を読めば、神威の心臓を鋼太郎の妹に移植する感動小説なのだろうと予想できる。そこに向かって鋼太郎と神威の友情がどんどん深まっていくのだろうと読み進めていく。ところがどっこい予想以上の展開になるのでエンターテイメント小説として存分に楽しめた。 前半から中盤にかけて、神威の常識はずれの言動と鋼太郎への無邪気なストーキング、鋼太郎のツッコミ、ノリが良い友人達、悪い人間が出てこない高校生活の面白い掛け合い描写が笑える。巴との仲も深まる文化祭も青春していて良い。 ちょっと本のボリューム多いかなぁと感じつつも、少しずつ鋼太郎の内面を描くシリアスな描写が増え始め、いよいよ心臓移植の話になっていくのかなと思ったら、予想外の怒涛の展開。そこまで大事になっていくと考えてなかったので驚きながらどんどん読み進めていきました。 終盤、鋼太郎は神威の世話役と思っていた小間田という女性に脅されるシーンがあるが、なるほど確かに、正義も証拠もこちら側が持っていたとしても、強大な悪の組織の権力におどされたら、たとえネット時代の今だとしても、身内の命を守るために沈黙してしまうよなという納得感が高い脅し文句だった。
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