物語の種 の商品レビュー
有川さん、まんまの1冊。 私は図書館戦争シリーズが読み返すほど好きだから、この本の至る所に郁ちゃんぽいところは感じたけれど、有川さんの、人間のありのままの感情の表し方が素敵で、人間の内面のツッコミ?みたいなのも一言ぼんって入れてくれるところも好きで、人間の感情の表現の仕方が私は好...
有川さん、まんまの1冊。 私は図書館戦争シリーズが読み返すほど好きだから、この本の至る所に郁ちゃんぽいところは感じたけれど、有川さんの、人間のありのままの感情の表し方が素敵で、人間の内面のツッコミ?みたいなのも一言ぼんって入れてくれるところも好きで、人間の感情の表現の仕方が私は好きだな〜って。読みやすい。 この中で好きなのは、「ぷっくりおてて」と「百万本の赤い薔薇」。 素敵な種から素敵な物語が生まれて。 素敵な企画だな〜と思ったし、 ぜひまた企画していただきたい!!
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久しぶりに有川さんの作品を読みましたが、やっぱり読みやすい。楽しい。前向きなエネルギーをもらえる作品。
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母の勧めで「Mr.ブルー」のみ読んだ。 自分も「オタク」に分類される側だと思うけれど、好きで楽しくて推しを追っているはずだったのにネガティブな感情になることが多いので、推しが仕事を前向きに取り組むためのエネルギーになっていたり、チケットを持っていた公演が中止になったことを運命...
母の勧めで「Mr.ブルー」のみ読んだ。 自分も「オタク」に分類される側だと思うけれど、好きで楽しくて推しを追っているはずだったのにネガティブな感情になることが多いので、推しが仕事を前向きに取り組むためのエネルギーになっていたり、チケットを持っていた公演が中止になったことを運命として受け入れていたりしたMr.ブルーのスタンスは尊敬できるな、と思った。
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コロナ禍、物語の種を募集して、有川ひろさんが書いた短編。こんなにヅカファンとは知らなかった。 図書館戦争などのシリーズを彷彿とさせる男女の歯痒い感じとか、親子のほのぼのした感じがに、ほっこり。 でも、また、有川ひろ先生のガツンとした長編が読みたい。
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主人公、語部が誰なのかを、特定しながら読む必要あり!性別を間違ったり、過去のいきさつからの繋がりからの流れが繋がらない。でも、10遍を1冊で楽しめるお得感は捨てがたい。
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久々に読んだ有川さんの本は、SNSで物語の種を募り小説化したもの。 どの話も特別な主人公ではなく、名前もない(面白いあだ名はある)のでありふれていそうで、小さなきっかけや周囲の後押しで前に進んでいきます。 イコ様(宝塚沼)の話は連作になっていましたけど、他の話も続きが気になる...
久々に読んだ有川さんの本は、SNSで物語の種を募り小説化したもの。 どの話も特別な主人公ではなく、名前もない(面白いあだ名はある)のでありふれていそうで、小さなきっかけや周囲の後押しで前に進んでいきます。 イコ様(宝塚沼)の話は連作になっていましたけど、他の話も続きが気になるくらい面白かったです。 どれもよかったけど、やっぱりイコ様かなぁ。
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投稿された物語の「種」を元に、有川ひろが小説を書いた10篇の物語。 発想は面白いのだけど、期待していたよりは面白いと思えず、「あれ?有川ひろ作品なのに」と肩すかし感。 有川ひろさんご夫婦をモデルにしていると思われるものが多いのも、なんだか苦手と感じた要因のひとつかも。 でもそ...
投稿された物語の「種」を元に、有川ひろが小説を書いた10篇の物語。 発想は面白いのだけど、期待していたよりは面白いと思えず、「あれ?有川ひろ作品なのに」と肩すかし感。 有川ひろさんご夫婦をモデルにしていると思われるものが多いのも、なんだか苦手と感じた要因のひとつかも。 でもその中で世界線が同じな「Mr.ブルー」と「恥ずかしくて見れない」は好きでした! これを長編に展開してくれないかなぁ。
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読者からエピソードや写真などを募集して、それを「種」に有川ひろさんが芽吹かした短編10話。癒されホッコリし、胸がキューっと締め付けられるような話。「SNSの猫」は保護猫カフェから逃げ出したタキシード仮面さまと名付けた猫。SNSを見ていた彼女が無事保護。みとり猫を思い出した。「MR...
読者からエピソードや写真などを募集して、それを「種」に有川ひろさんが芽吹かした短編10話。癒されホッコリし、胸がキューっと締め付けられるような話。「SNSの猫」は保護猫カフェから逃げ出したタキシード仮面さまと名付けた猫。SNSを見ていた彼女が無事保護。みとり猫を思い出した。「MRブルー」と「恥ずかしくて見れない」は宝塚絡みの話。宝塚オタク(熱烈なファン)が主人公でこの話は微妙に繋がる。有川さんの宝塚推しが伺えた。「百万本の薔薇」は結婚40年目に妻に贈った40本の薔薇の花束。ウルルときた。
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話の種を募り、そこから生まれたストーリー10作。 はじめに 第一話 SNSの猫 第二話 レンゲの赤いか黄色いか、丸は誰ぞや 第三話 胡瓜と白菜、柚子を一添え 第四話 我らを救い給いしもの 第五話 ぷっくりおてて 第六話 Mr.ブルー 第七話 百万本の赤い薔薇 第八話 清く正しく...
話の種を募り、そこから生まれたストーリー10作。 はじめに 第一話 SNSの猫 第二話 レンゲの赤いか黄色いか、丸は誰ぞや 第三話 胡瓜と白菜、柚子を一添え 第四話 我らを救い給いしもの 第五話 ぷっくりおてて 第六話 Mr.ブルー 第七話 百万本の赤い薔薇 第八話 清く正しく美しく 第九話 ゴールデンパイナップル 第十話 恥ずかしくて見れない おわりに 作者の筆致のすばらしさを味わえる。 それにしても後半はヅカファン一色なのは、ご愛敬か。
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有川浩の短編集。著者の元に寄せられた投稿(ショート・メッセージ?)を物語の「タネ」としてひとつの短編に昇華させている。 企画に惹かれて読んだが、面白かった。 有川浩の本ははじめて読むと思って手に取った。だが、読んでいる途中で10年以上前に『空飛ぶ広報室』を人から貰って読んだこと...
有川浩の短編集。著者の元に寄せられた投稿(ショート・メッセージ?)を物語の「タネ」としてひとつの短編に昇華させている。 企画に惹かれて読んだが、面白かった。 有川浩の本ははじめて読むと思って手に取った。だが、読んでいる途中で10年以上前に『空飛ぶ広報室』を人から貰って読んだことを思い出した。なので二冊目。 短編だからなのかテンポがよく、またとても自由な表現と気の利いた台詞回しが魅力的。 読者から寄せられた「タネ」が基になっているだけに話の展開にリアリティがあり、心地よい空気感の本だった。 長編も再度読んでみたいと思う。 「ガムを踏むのは不運だが、不幸ではない」
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