物語の種 の商品レビュー
久しぶりにこの方の本を読んで、やっぱり読みやすいし、好きな作者さんだなぁと思った。 宝塚の推しの話も面白かったけど、事故後だったから純粋に楽しめなくて、悲しい。
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うんーまぁ、読みやすいし、暇つぶしにはなる、と思うが、 キャラが全員型にハマりすぎていて、 こう動かしたい、が見え透け過ぎ。 お題もらって、手先で、ちょっと良い話書きました、って感じが10話も続くと、食傷しました。 1話だけなら読み飛ばせたのにねーという感じです。 残念。
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まさにネット時代に相応しい企画であり、内容ではないかな。 一般の人が、体験談、思い出、好きなフレーズ、写真等、物語の「種」を投稿し、それを作家の有川ひろさんが、10の種を選び、それを元に10の短編を書くと言うもの。 いちいち深い形容など無く、言葉のキャッチボールがテンポよく繰...
まさにネット時代に相応しい企画であり、内容ではないかな。 一般の人が、体験談、思い出、好きなフレーズ、写真等、物語の「種」を投稿し、それを作家の有川ひろさんが、10の種を選び、それを元に10の短編を書くと言うもの。 いちいち深い形容など無く、言葉のキャッチボールがテンポよく繰り広げられる話が多い。 どれも明るいし(ある意味軽い)、脱力しながら読むことが出来た。 会社に勤める男性が結婚をし、妻との周年記念日や単身赴任などの思い出を綴った「清く正しく美しく」は、共感するところが多かったな。 それと関西、しかも宝塚に関係する話が多く、これも身近に感じた。 有川さんって、関西の女子大出てるんだね。なるほどです。
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世の中を明るく楽しくしようという意図が明確でほんわかする。 その趣味がなくとも推しへの愛が尊く感じる。
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有川先生学生の頃めちゃめちゃに好きだったのに、社会人になってからあまりハマらないのは、 すごく自分の生活を投影する作家さんだからなんだろうなと思う。 面白かったけど! 没入感というよりも作家さんの生活が透けて見えるから(特に今回はエッセイ要素も入るような作品だったからこそ)いまい...
有川先生学生の頃めちゃめちゃに好きだったのに、社会人になってからあまりハマらないのは、 すごく自分の生活を投影する作家さんだからなんだろうなと思う。 面白かったけど! 没入感というよりも作家さんの生活が透けて見えるから(特に今回はエッセイ要素も入るような作品だったからこそ)いまいち物語に入りきれないのだろうなと。
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残念ながら私には刺さらなかった·····短編集だが、どのお話も盛り上がるところが無く、読みながら眠たくなってしまうので、最後は斜め読みでした。
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2023年5月出版。 コロナ禍になり、ろくに外出もできなかった頃 「物語の種」を募集していたらしい。 (全然知らなかった!) 読者から蒔かれた物語の種(思い出話でも体験談でも心に留まったキーワードでも写真でもいいらしい)を有川さんが芽吹かせ実をつかせる。 そうしてできた...
2023年5月出版。 コロナ禍になり、ろくに外出もできなかった頃 「物語の種」を募集していたらしい。 (全然知らなかった!) 読者から蒔かれた物語の種(思い出話でも体験談でも心に留まったキーワードでも写真でもいいらしい)を有川さんが芽吹かせ実をつかせる。 そうしてできた10篇のお話。 短編は苦手なんだけど(もっと続きが読みたくなっちゃう)すごくよかった。 何より宝塚の推し活の話がよかったな。 推し活は年齢性別問わず誰でもでき、年代をも超えて友だちになれる。 なんて素晴らしい文化なんだ! それと、愛されるのは幸せだなって。 愛があふれるお話だったな。 実際愛されてるか否かなんてのは全然わかんないから、幸せなところをちょっと分けてもらった気持ちです。
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明るく賑やかな表紙の物語の種 有川ひろさんがコロナ禍の時期に読者からの投稿を「種」として、 短編小説を書く企画を行って、書き上げた10篇の短編小説を集めたもの 一つ一つの独立したお話で、有川節炸裂の有川ファンにはたまらない仕上がり いつもながらに砕けすぎだろって読みやすい文章で、...
明るく賑やかな表紙の物語の種 有川ひろさんがコロナ禍の時期に読者からの投稿を「種」として、 短編小説を書く企画を行って、書き上げた10篇の短編小説を集めたもの 一つ一つの独立したお話で、有川節炸裂の有川ファンにはたまらない仕上がり いつもながらに砕けすぎだろって読みやすい文章で、猫に宝塚に恋愛にと どっぷり有川節に浸れるお話たちの1冊でした 有川ひろファンはもちろん 有川さんが初めての人もとっても読みやすくなっています
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短編集とはいえ、想像以上に満足度の高い作品だったし、この作品が生まれた背景も素敵。 中でも特に好きだったのは、 「我らを救い給いしもの」 中学生のノリがめちゃくちゃ楽しそう!名言がいくつもあったし、著者からのひとことにキュンとした。 「ぷっくりおてて」 ご縁や好意が生まれるき...
短編集とはいえ、想像以上に満足度の高い作品だったし、この作品が生まれた背景も素敵。 中でも特に好きだったのは、 「我らを救い給いしもの」 中学生のノリがめちゃくちゃ楽しそう!名言がいくつもあったし、著者からのひとことにキュンとした。 「ぷっくりおてて」 ご縁や好意が生まれるきっかけって案外こんなもの。両親の適当さも何だか憎めず、おじいちゃんとの思い出に心温まりました。 「清く正しく美しく」 エステティシャン二人の軽快な会話がおもしろく、後にスッと背筋が伸びる雰囲気の変化もいい。 清々しく小気味いいストーリーが好きでした。 「ゴールデンパイナップル」 色々な人の視点を楽しみながら、電球頭に上手いこと持っていかれた感じ。 「努力しつつ運天」良い言葉だわ~。 *「恥ずかしくて見れない」 キュンもある。推しもある。ひょんなことで繋がるご縁。そして数々の名言。 悶えながら読みました。 有川ワールド、やっぱり良いなぁ。 読者からもらった物語の種を大切に育て、しっかり花を咲かせている。 本編とは別に、一編ずつに対する著者のコメントがまた良かった! 短編集と言えど、著者の魅力あふれる一冊。 読書初心者さんにもピッタリだと思います。 『不運に見舞われたときは、好きをどれだけ持っているかが耐久力になる』
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やはり小説家さんすごいな〜。本当に種から芽吹くの上手。 好きなのは猫と義両親と嫁のやつだな。 宝塚ネタが多かった。
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