恐るべき太陽 の商品レビュー
著者初読み。 翻訳本としては読みやすく、それぞれの視点で書かれた章立てが短く(これがストーリーに重要な組み立てだったのだか)没入しやすかった。 アガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」のオマージュとのことだが、昔読んだはずだがすっかり忘れており、こちらももう一度読みたくな...
著者初読み。 翻訳本としては読みやすく、それぞれの視点で書かれた章立てが短く(これがストーリーに重要な組み立てだったのだか)没入しやすかった。 アガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」のオマージュとのことだが、昔読んだはずだがすっかり忘れており、こちらももう一度読みたくなった。 ヒバオア島の自然と歴史、神秘が背景にある中のミステリーに浸れる至福の時間を味わえた。 いつかは行ってみたいところである。
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最近選んだ本がたまたま主人公が犯人のものばかりで正直お腹いっぱい もう少し違う展開を期待して最後まで読んだが、やっぱりクレムが犯人だしエロイーズとかヤンも好きになれなくて何とも言えない終わり方だった
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2023/8/9読了 ビュッシは、以前『黒い睡蓮』を読んだことがあって、「こんな騙し方アリか~!?」って目に遭っていたので、今回も「どう来るか」と思っていたら、「そう来たか」という感じ。登場人物の手記で五部構成という所で勘付くべきだった……。 とは言え、なんだかんだ、皆の願いは叶ったし、なにより、品性下劣でもPYFには秘められ才能を見抜く目はあった、って事で、『そして誰もいなくなった』よりは、めでたしめでたしな結末でした。
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すごーく面白そうで楽しみに読み始めたけど 私にはちょっと合わなかった。 展開が遅いし謎が謎を呼びすぎて、謎がありすぎてついていけず、、、 3分の2まで頑張って読んで我慢できずに 途中とばし誰が犯人だったかだけ読んだ。
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視点がコロコロ変わって読みにくい…! クレムやらクレメンスやらわからん。。。! もっと日本的に訳すことはできないんか? フランス文学、そのまま訳さなくていいとおもう
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久しぶりのミシェル・ビュッシ。 翻弄された。 全てを知った上でまた読んだら見方が全く変わるでしょうね。 舞台が南国ということもあり、この猛烈な暑さの中で読むのにも相応しかったように感じる。 「時は殺人者」読んでないので読まねばと思いました。
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うわ〜〜、これはずるい! また最初から読まないといけないじゃないか。 南国の島の独特な雰囲気の中、 集められた人々がひとり、またひとりといなくなる。 どこかで聞いたようなシチュエーションだけど、 クライマックスは思いもかけない展開だった。 犯人はこの人?いやこっちか?なんて惑わ...
うわ〜〜、これはずるい! また最初から読まないといけないじゃないか。 南国の島の独特な雰囲気の中、 集められた人々がひとり、またひとりといなくなる。 どこかで聞いたようなシチュエーションだけど、 クライマックスは思いもかけない展開だった。 犯人はこの人?いやこっちか?なんて惑わされてるうちに、自分が感じていた違和感の方をないがしろにしてしまっていた。 完全なる敗北。 夏に読むのにふさわしい一冊だった。
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ポリネシアのヒパオア島に集まった有名作家と作家志望の女性たち5人とその家族2人。ゴーギャンの絵画のような南国の風景の中で起こる殺人。作家志望の女性たちのそれぞれの参加動機が思いがけないあるいは事故のような殺人に繋がっていく。よく読めば分かったかもしれないが思い込みですっかり騙されてしまいました。
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そういえばフランスのミステリーって初めてだ、とうきうき手に取りました。 前編通して暑さと湿度と不穏な空気が漂っていて、こういうのを夏に読みたかったんだ〜と嬉しくなりながら読み進めました。 違和感をそのままにしていたら、終盤で綺麗に騙されました。前評判を全く知らずに読めてよかった...
そういえばフランスのミステリーって初めてだ、とうきうき手に取りました。 前編通して暑さと湿度と不穏な空気が漂っていて、こういうのを夏に読みたかったんだ〜と嬉しくなりながら読み進めました。 違和感をそのままにしていたら、終盤で綺麗に騙されました。前評判を全く知らずに読めてよかったです。
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