マンガ ぼけ日和 の商品レビュー
この本は認知症の患者さんとその家族がおだやかに過ごしていけるヒントを…っていう話なんだけど、それに限らず、自分のまわりの人となんとなくなかよくやっていくためにはどんな心持ちでいたらいいかってことを教えてくれる本だと思った。 大抵の諍いって「なんでこううまくいかないんだろうな」っ...
この本は認知症の患者さんとその家族がおだやかに過ごしていけるヒントを…っていう話なんだけど、それに限らず、自分のまわりの人となんとなくなかよくやっていくためにはどんな心持ちでいたらいいかってことを教えてくれる本だと思った。 大抵の諍いって「なんでこううまくいかないんだろうな」って小さなもやもやから始まって「もっとこうしてくれればいいのに」とか「なんでわたしだけが我慢しなきゃいけないんだろう」って気持ちが抑えきれなくなっておこるんだろうと思うのね。 そこで「それは仕方のないことなんだよね」って受け入れるのが最適解だって頭ではわかってはいる…わかってはいるんだけど、自分の気持ちはおさまらない。 どうでもいい他人なら「相性が悪い」で距離を置くこともできるけど、そうできなかったり、そうしたくない場合もある。 この本に出てくる人たちも、矢部さんのゆるっとした漫画でふんわりフィルターがかかってるけど、きっと大変なんだろうなっていうのがちゃんと読み取れる点がこの本のいいところだと思った。押し付けがましくないのがいい。 手元に置いてたまに読み返したら、自分の気持ちは落ち着くのかなぁ。そんな本でした。
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喫茶店にあった本。コミックエッセイ。 オーダーして料理が来るまでに半分。 食後のコーヒーとデザートを食べながら後半を。 昼休みで読んじゃいました。 矢部太郎さん、初読みでした。 認知症への理解本。 認知症の手前をMCIと言うらしい。 そこを早めに発見して、対応し、認知症の進行...
喫茶店にあった本。コミックエッセイ。 オーダーして料理が来るまでに半分。 食後のコーヒーとデザートを食べながら後半を。 昼休みで読んじゃいました。 矢部太郎さん、初読みでした。 認知症への理解本。 認知症の手前をMCIと言うらしい。 そこを早めに発見して、対応し、認知症の進行を遅らせる。それでも進行する認知症の家族をどう扱ってあげれば良いのか…。 ゆるく、かわいい絵で、ほんわかと理解させてもらえました。 認知症をテーマにした本なのに… すごく前向きに、ほっこりさせてくれる作品で、これから、親がそう言うシーンに突入する人。 今、まさにその場面に遭遇してる人。 そんな人向け。 前向きに備える、前向きに対処するヒントが随所に散りばめられてました。 本当のお医者さんが主人公的に出てきます。実際にお医者さんが監修してるし。リアルです。 認知症のおばあちゃんが、布団からはみ出て寝ているシーン。 風邪引くよと直してあげようとしたら、3体のぬいぐるみと寝てて、ぬいぐるみを寝かしつけてるつもりのおばあちゃん。ぬいぐるみのために端によけてあげて寝てる。3人兄弟を育てたおばあちゃん。子育て帰りをしている…。らしい。 この4コマ…。一瞬で泣けました。 認知症の出かたも、さまざまな様で… いかに、 「受け入れてあげるか」 がとても大切なんだと気づかされた。 うちは、両親とも元気で、頭も元気。まだまだ先と思いたい。 人は、誰しも年老いていく…。 たのしく、ワクワクを感じながら年老いていきたいなぁとも思った。 現実は…こんなに甘くないのかもしれないけど… やっぱり、考え方、捉え方、感じ方次第で、 なんでも前向きに 「 楽 し め る 」 はずだと勇気をもらえました。 本書を読んで、家族に優しくなれる人が1人でも増えてくれるといいなぁと思いました。
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お世話するのか、されることになるのか。 どちらかは分からないけども、知っておくことはとっても大切。 悲しいけども長寿な現代では仕方ないよね。
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涙をこらえながら読みました。 絵が優しくて、題名にピッタリ! 自分も、家族や周りの方々と、ほどほどに ゆっくり のんびり歩んで行きたいと思いました。
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目次 はじめに 春 おばあさんの春 お父さんの春 じいちゃん お嫁さんの春 お義母さんの春 これから 夏 ゆっくり… ほどほどで… 不安より安心 一緒に… 無理せずにラクを… 秋 幻覚の秋 お金盗ったでしょう? つらい時期は… 帰りたい お月見 冬 冬のはじまり 胸のう...
目次 はじめに 春 おばあさんの春 お父さんの春 じいちゃん お嫁さんの春 お義母さんの春 これから 夏 ゆっくり… ほどほどで… 不安より安心 一緒に… 無理せずにラクを… 秋 幻覚の秋 お金盗ったでしょう? つらい時期は… 帰りたい お月見 冬 冬のはじまり 胸のうち まだまだ ありがとう① ありがとう② ありがとう③ 思いやり あたりまえのこと おじいさんの春 人物紹介
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※このレビューにはネタバレを含みます
元ネタ本があって,それを漫画化したもの。矢部太郎氏のふわっとしたタッチなのでボケ症状の苛烈さは表現されない。医師や看護師,OTPT,ケアマネ,介護士,といった専門家の助けをかりながら,ぼちぼち過ごしていく。昔は,結核やガンと宣告されたら,それで終わりと同様に,ボケたら(認知症になったら)全てが終わりとゼロイチで考えていた。今は,ゼロイチではない。尊厳を持って生きていくために,尊厳を持って死んでいくために,持っていた方がよい知識の1つが認知症に関する知識。老化に伴う現象の知識かな。
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モノ盗られ妄想について正しく知れて良かったです。介護をしていた家族から、「アンタ、私のお金とったやろ!泥棒!」と疑われる話は何度か聞いた事がありました。でも、これは、患者さんのお世話を一番している人、最も頼りにしている人に対して出るそうです。知らなかったのでビックリしました。 ...
モノ盗られ妄想について正しく知れて良かったです。介護をしていた家族から、「アンタ、私のお金とったやろ!泥棒!」と疑われる話は何度か聞いた事がありました。でも、これは、患者さんのお世話を一番している人、最も頼りにしている人に対して出るそうです。知らなかったのでビックリしました。 認知症を患った家族を看取るまでの家族物語。重いテーマだけど、ほっこり、笑いあり、ホロリありの素敵な漫画。認知症介護の入門書として最適の一冊でした。
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認知症は、いつ自分にふりかかるか分からない。考えても仕方がないが。高齢者大国に突き進むので、これからこんな本が増えそう。
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#マンガ ぼけ日和 #矢部太郎 23/2/8出版 https://amzn.to/3UwW7Fp ●なぜ気になったか 矢部さんの新刊が出たのを知った際にこの本も出版されていることを知った。『大家さんと僕』で知ったほのぼのストーリーと優しいタッチの漫画が好みだったので読みたくなっ...
#マンガ ぼけ日和 #矢部太郎 23/2/8出版 https://amzn.to/3UwW7Fp ●なぜ気になったか 矢部さんの新刊が出たのを知った際にこの本も出版されていることを知った。『大家さんと僕』で知ったほのぼのストーリーと優しいタッチの漫画が好みだったので読みたくなった ●読了感想 僕と妻の両親はみなすでにこの世を去った。老いていく親への接し方に悩んだりもした。この本を事前に読んでいれば親子関係の変化を受け入れられ、優しい気持ちで接してあげられたはずと思わされた #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き
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「大家さんと僕」からの大ファン 認知症と言う難しい問題に 優しい絵とアドバイスでほんわかさせてくれる 怒りっぽくなったり、物取られ妄想が出たりの どうしてそうなるかを知っておくと対応が全然違って来ると思う 『食事が摂れない状態が続くと モルヒネ様物質が放出されて ふわふわと心地よく 苦しさも 不安も 恐ろしさも 感じなくなります 食事が摂れなくなるのは 生命に与えられた 最後の安らぎなのです ただ見守るだけというのは つらいことです でもただ見守ることが 思いやりなのかもしれません』 この言葉に救われます 私も延命治療はせず、ふわふわと心地よく 旅立ちたいです
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