それでも旅に出るカフェ の商品レビュー
コロナ禍で奮闘するカフェ店長とOLのお話。 お気に入りのカフェが身近にある安心感っていいな。1人暮らしだとなおのこと。依存してしまいそうだけど。途中までは知らなかった世界のお菓子が沢山出てきて面白かったけど、最後はなんとなくモヤモヤな展開でスッキリせず、辛かったコロナ禍を思いだし...
コロナ禍で奮闘するカフェ店長とOLのお話。 お気に入りのカフェが身近にある安心感っていいな。1人暮らしだとなおのこと。依存してしまいそうだけど。途中までは知らなかった世界のお菓子が沢山出てきて面白かったけど、最後はなんとなくモヤモヤな展開でスッキリせず、辛かったコロナ禍を思いだしてしまったりして私にはあまり合わなかった本だな...
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本棚情報によると、前作の「ときどき旅に出るカフェ」を読んだのは、昨年の2月。およそ一年ぶりに読む続編は、コロナに揺さぶられながらも慣れつつある「あの頃」が描かれていた。 ほんの少し前のことなのに、もうすっかり「今」があたりまえになっているのだから、作中でも触れられていたが、いつの...
本棚情報によると、前作の「ときどき旅に出るカフェ」を読んだのは、昨年の2月。およそ一年ぶりに読む続編は、コロナに揺さぶられながらも慣れつつある「あの頃」が描かれていた。 ほんの少し前のことなのに、もうすっかり「今」があたりまえになっているのだから、作中でも触れられていたが、いつの間にか人は、置かれている環境を受け入れ慣れてしまうものなのだろうか。 読み終わってから見た本作の紹介に、コージー・ミステリとあって、少し驚いた。どちらかというと私には、女性が自分の力で生きていくことを真正面から描いている作品だと感じられた。 近藤史恵さんの作品は、本シリーズ以外に、「ビストロ・パ・マル」のシリーズと「サクリファイス」を読んでいる。それぞれ作風が異なっていて、面白い。
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すごいエピソードがあるわけじゃないけど、OLの主人公が好きです。最後の話はこわいなぁ… 今回はその後どうなったのかまでら知りたいエピソードがいくつか…。
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※このレビューにはネタバレを含みます
コロナ禍でのお話が中心。 前作に引き続いて面白かったけれど、盛り上げるだけ盛り上げておいて、まとめの部分があっさりし過ぎていた気がして、少し物足りなさも感じた。 続編に期待。
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「大好評コージーミステリ第二弾!読めば旅に出られる“おいしい”連作短編集。」とのこと。 あれま、前作があったのね。 タイトルだけに惹かれて読み始めてしまいました。 読んでいくうちに、主人公の瑛子と、「カフェ・ルーズ」の店主である円が以前からの知り合いで、ちょっとした何かがあった...
「大好評コージーミステリ第二弾!読めば旅に出られる“おいしい”連作短編集。」とのこと。 あれま、前作があったのね。 タイトルだけに惹かれて読み始めてしまいました。 読んでいくうちに、主人公の瑛子と、「カフェ・ルーズ」の店主である円が以前からの知り合いで、ちょっとした何かがあったことが分かってくるので、「前作がある」ことは早々に気づきました。 とにかく全然知らない世界各地の食べ物が出てきます。すごい知識!と驚くばかり。特にスイーツはおいしそうで、どんな見た目でどんな味がするのか、とっても気になるものばかりでした。 こういった世界中の食べ物を出す「カフェ・ルーズ」に瑛子が通い、そこでちょっとした事件というほどでもないようなことが起こる。これが「コージーミステリ」といわれる所以なのですね。 このお話の時期はコロナによるパンデミック真っ最中、といった時期で、コロナによる暮らしの変化や、瑛子のような一人暮らしの人の不安、円のような飲食店経営者の苦難がきちんと書かれていました。コロナはなくなっていなくても、「コロナ禍」と言われるような状況ではなくなった今読むと、何をそんなに恐れているのだろうと思ってしまったけれど、本当にこんな感じでみんな恐れていたんですよね。あぁ、作者は、ちゃんと記憶していて、ちゃんと文字として残しているんだな、と変なところに感心してしまいました。 あまり感情移入できなかったけれど、淡々と物語が進んでいくのは小気味良かったです。 最後はそれまでとは違った、少し大きい事件が起き、「おや、これってもしやミステリ?」とやっと気づいた次第です。 日常生活でもよく経験するようなちょっとした人とのすれ違いや、価値観の相違などをうまく物語にしているなと思いました。特に「高見」やその妻「箱崎さん」なんて、容易には彼らの価値観や態度などを理解し肯定することができなそうで、実際に彼らが身近にいたらどうしよう、う~ん…とままならない気持ちのまま読み終えました。 前作も読まないと!、となったりはしませんでしたが、面白かったです。
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前作が好きだったので続編も。 よかったのだけれど、 自分のなかではもうひとこえほしい。 このさきも続編あるのかなあ。◕‿◕。
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美味しそうなスイーツに心惹かれた。こんなカフェが近くにあったら通いたい。コロナ禍の制限された中、お家にこもることが増えた。今はどこへでも行けるようになったが、抵抗力の弱った体はすぐに風邪を引いてしまうため、なかなか出かけれない。瑛子の気持ちがひしひしと伝わってきた。 第一弾がある...
美味しそうなスイーツに心惹かれた。こんなカフェが近くにあったら通いたい。コロナ禍の制限された中、お家にこもることが増えた。今はどこへでも行けるようになったが、抵抗力の弱った体はすぐに風邪を引いてしまうため、なかなか出かけれない。瑛子の気持ちがひしひしと伝わってきた。 第一弾があるとは知らず、第二弾を読んでしまった。第一弾を探そうと思う。
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世界には美味しいものがいろいろあり、食べに行ってみたいと思う。 今自由に行けるようになった...といっても、円安になり金銭的なハードルは高い。 いつか行けるといいな...と思いながらこの小説に出てくる食べ物を調べたり、日本で見つけて食べに行ったりすることで、その国に行ったことが...
世界には美味しいものがいろいろあり、食べに行ってみたいと思う。 今自由に行けるようになった...といっても、円安になり金銭的なハードルは高い。 いつか行けるといいな...と思いながらこの小説に出てくる食べ物を調べたり、日本で見つけて食べに行ったりすることで、その国に行ったことがなくても親近感を持つ。 そんな国の人たちが、おいしく食べておだやかに過ごしているといいなと思う。今そうでなくても、早くそうなることを願う。そんな気持ちになった。
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実際のところ自分は馴染みのない食材に手を出せないが、ちょっと味見させてほしいと思える料理や飲み物の数々で読んでいて楽しい。箱崎さんみたいな考え方の人はこの店に合わないだろうと思ったら合う合わないレベルの話じゃなかった…。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
近藤さんのグルメミステリ、競演があったら楽しそう。円と三舟シェフ、話や味の好みが合いそう。少なくても三舟シェフなら年下の同業者にマウントを取るようなことはしない。 シリーズ2作目だけど、前作にも増して閉塞感が。勿論コロナ禍があるからだが、たまには瑛子、忘れてもいいんじゃないかって思った。毎話コロナ禍状況やウクライナ侵攻から話が始まるのがちょっと鬱陶しかった。それだけ瑛子が繊細ってことだろうけど。 高見の件、禍根を残さないといいな。ネチネチ絡みやすそうなタイプだもんな。美旗さんとか狙われないといいけど。
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