1,800円以上の注文で送料無料

それでも旅に出るカフェ の商品レビュー

3.8

165件のお客様レビュー

  1. 5つ

    31

  2. 4つ

    69

  3. 3つ

    50

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/09/05

コロナ禍に悩まされているエピソードも多く、 ほっこり読める内容ばかりではなかった印象。 個人的には前作の方が読みやすかったです。

Posted byブクログ

2024/08/27

連作短編でしたが、唐突に話しが終わるように感じるものが多くて残念。 前作に引き続きカフェの料理は美味しそうで、世界観は大好きな作品です。

Posted byブクログ

2024/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 世界のさまざまなカフェメニューを提供する、カフェ・ルーズ。円が営むカフェもコロナ禍の影響を受けていて……。 日常のちいさな事件や、モヤモヤすることを珍しいお菓子が解決していく。「こんなカフェに行きたい!」の声続々のコージーミステリー第二弾。 『こちらが嬉しくなる、気が楽になることを言ってもらえていると感じる時は、たぶん相手の方がこちらに気を配ってくれているのだ。若い頃は、そのことになかなか気づけなかったし、たぶん気づかない人は一生気づかないままだろう。』 『正しくありたいと思う人ほど、どんどん生きづらくなっていくのかもしれない。』 【個人的な感想】 見たことも聞いたこともない世界の色々なお菓子の見た目や味を想像しながら読むのが楽しかった。 読んでいてふっと心が軽くなるような作品

Posted byブクログ

2024/08/21

最後、苦しいねえ。 箱崎さん、苦しい。箱崎さんサイドの人間だったからとても気持ちが分かる。 海水を飲む例えがとても分かりやすかった。 自分を卑下することは周りの人を馬鹿にすること、自分を卑下して相手を褒めて、相手から「そんなことないよ」待ちのコミュニケーション。 私もしてたなあ...

最後、苦しいねえ。 箱崎さん、苦しい。箱崎さんサイドの人間だったからとても気持ちが分かる。 海水を飲む例えがとても分かりやすかった。 自分を卑下することは周りの人を馬鹿にすること、自分を卑下して相手を褒めて、相手から「そんなことないよ」待ちのコミュニケーション。 私もしてたなあ。 やってて気持ちよくないよね。 それに気づいて、止めてからしばらく経つ。 自分を卑下せず、相手を見下しもせず、対等に接する。そんな世界がどれほど心地良いか。 とはいえ、相手との距離を感じた時はつい卑下してしまいそうになるんだけどね、そこは思っても言わないようにしてる。 今回は前作よりもダークめ。 コロナやウクライナのことがストレートに書かれていたのもあるのかもしれない。 DVとか、偏見とか、嫉妬とか。 する側の気持ちも分かっちゃうし、それを見てる側の視点から読んでおもしろかった。 知らないお菓子が出てきたのはもちろん、マンスプレイニングやスティグマなど知らなかった単語(価値観?)も同時に知れて勉強になる。 前作も併せて登場してきたお菓子のうち1つは作って食べてみたいな。

Posted byブクログ

2024/08/19

良かった がっつり世界情勢が関わってくる話、だけど、私はその不安などに寄り添ってくれる本だなと感じました コロナが出てくる話は、読書を現実逃避として読む私にとって現実に戻されるので嫌いです、が、これは寄り添ってくれる、コロナが話に出てきてもいいと思う話でした

Posted byブクログ

2024/08/17

コロナ禍で海外へは行けないけど、海外に行った時の気持ちを味で表現しようとする主人公の奮闘する姿が素敵だった。

Posted byブクログ

2024/08/16

今作もどれもおいしそう。 アイスランドに行ってみたい、温泉入りたい。 結婚しているとかしていないとか、子供がいるとかいないとか、人には人の苦労がある。

Posted byブクログ

2024/08/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作を2018年に読んでいたらしいが、全く内容を覚えていなかった。 1つの話が短くて読みやすくて良い。 それにしても箱崎を訴えればよいのに

Posted byブクログ

2024/08/10

今回も前作に続き面白かったです。 円さんの作る珍しいお料理が美味しそうで、でもそれだけではなく、コロナ禍における悩み、嫌がらせなどに静かに強く立ち向かうところが素敵でした。次回作もあることを期待します!

Posted byブクログ

2024/07/24

ブグログのフォロワーさんの感想を読んで これ、読んでみたい!と図書館で早速借りた 初めて読む作家さん 表紙は、美味しそうなケーキ(@ ̄ρ ̄@) 話に出てくるケーキかな? 店主が海外の旅で出会った あまり聞き慣れないスィーツや 飲み物や食べ物の名前が沢山出てくる 旅をしている...

ブグログのフォロワーさんの感想を読んで これ、読んでみたい!と図書館で早速借りた 初めて読む作家さん 表紙は、美味しそうなケーキ(@ ̄ρ ̄@) 話に出てくるケーキかな? 店主が海外の旅で出会った あまり聞き慣れないスィーツや 飲み物や食べ物の名前が沢山出てくる 旅をしている気分 そして、とても考えさせられるお話ばかり 自分の考える「普通」は絶対にないことや 違和感を覚えること には首がもげるほどうなづきながら読んでいく そしてお腹も空いてくる( ; _ ; ) コロナ禍の中、あの重く張り詰めた息苦しい時期が背景にあるお話 今ワタシの住んでいる辺りは、感染が増えていてハラハラしながら通勤している( ; ; ) 【以下、気になった文章を抜粋】 ・女性の方が感情労働を要求されやすいという側面は絶対にあるが、一方で女性の中でもグラデーションは存在している ・それを簡単に「そういう性格」で切り分けたくないのだ。性格の話にしてしまうのなら、「女性は気配りができる」などと言い切る人と同じではないだろうか。 ・男性と女性の賃金に差がある国と差が少ない国では、単身女性の生きやすさも変わってくる。 もちろん何もかも社会のせいにはできないかもしれないけど、でも、絶対社会のせいだったり、環境のせいだったりすることだってあるんです ・家族から逃げる権利があると思います ・健常者がそうでない人より、多くのことをしっているなんて、単なる思い込みだ ・うまくいかなければ、また軌道修正すればいいのだ ・働いていても、働いていなくても、結婚していても、結婚していなくても、わたしたちはなにかが足りないと思わされてきている ・男性が、自分の知っていることを、相手は知らないと決めつけて、上から目線で教えようとするのは、よくあることだ。特に相手が年下の女性の場合には。 ・マンスプレイニングってご存知ですか? 女性が被害を受けた場合には その被害を軽く考えてしまう男性優位な社会を まざまざと感じた最後のお話 物語ではなく、現実にある話だ 読み終わってから これは第二弾で前作があるとわかり ちょっとショックを受けた 図書館で借りてこよう\(^o^)/

Posted byブクログ