まずはこれ食べて の商品レビュー
学生時代の友人たちが立ち上げたグランマというベンチャー企業グランマに家政婦の筧みのりがやってきた。社員たちに美味しいごはんを提供するとおもいきや最後は彼女の秘密が明かされ話の展開がガラッと変わった。食べてほっこりする内容かと思ったけど違ったね。
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まずはこれ食べて。 これ「を」食べて。 ではないのがニクい演出だなぁと思いました。ちょっとの雑感から生まれる親しみが、筧さんの関わり方そのものののようでいて。「まずは」ということは、食事はあくまで前座に過ぎないこと、本筋はそのあとにあること。 最後を除いた短編たちが、食事を...
まずはこれ食べて。 これ「を」食べて。 ではないのがニクい演出だなぁと思いました。ちょっとの雑感から生まれる親しみが、筧さんの関わり方そのものののようでいて。「まずは」ということは、食事はあくまで前座に過ぎないこと、本筋はそのあとにあること。 最後を除いた短編たちが、食事をして、そして変化に向き合いかけたところで終わるのに比べ、食事をとり、長らく横たわっていた問題に登場人物それぞれが立ち向かい、終わりを迎えるところまでをはっきり描いた最後との対比が、このお話を「あったかいごはんを食べてほっこり」では終わらせない。 読みながら、頭に浮かんだ言葉は「腹が減っては戦はできぬ」。そうだ、この話は過去の呪縛とたたかうためのものだったんだ。と、読み終わった時にはひそかに闘志がメラメラ火を揺らしていた。
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大学の同級生で立ち上げた会社に家政婦としてやってきた筧みのり。掃除も完璧。料理はものすごく凝っているわけではないのだが、みんなの心を掴んでいく。物語は意外な展開に。
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ほろよい読書を読んだ際、料理の描写がとても素敵で、この先生が書くご飯ものが読みたくて購入。 作品に出てくる家政婦の筧さんが作る料理はやっぱり美味しそうで、食べているキャラクターたちがとても羨ましかった。 また、表紙からほっこりするストーリーを想像して購入したが、そんなことはなく、...
ほろよい読書を読んだ際、料理の描写がとても素敵で、この先生が書くご飯ものが読みたくて購入。 作品に出てくる家政婦の筧さんが作る料理はやっぱり美味しそうで、食べているキャラクターたちがとても羨ましかった。 また、表紙からほっこりするストーリーを想像して購入したが、そんなことはなく、最後まで展開が予測できなくて面白かった。
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タイトルや帯から、ご飯を通して人を元気づけるとか立ち直っていくとか、ホッとするような話かと思ってたけど、ちょっと違った。 でも、先が気になってどんどん読み進めてしまった。出てくる料理がどれも美味しそうだった。 ある人物が恐ろしい奴だった…。
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出てくる料理が絶妙です 最終的にヒューマンストーリーが中心になっていたと思うが個人的にはよかった 30歳タイプが異なる5人の生き方は自分に身近に感じる部分が多かったように思う
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食は大事。食べることは人を繋げる。料理は人を温めることが出来る。グランマの個性的なメンバーたちを筧さんが温める。自分のことも温める。みんな色んなことがあるけど、色んな人がいるけど、まずはこれ食べて!という魔法の言葉の本。
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最後の展開やだと言う人もいるけど私は面白かった。最後どうなるのー?って思ってバーっと読めてしまった。それにしてもアイツ…めちゃ嫌な奴で草w
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料理は美味しそうで、そういう本なのかなと思ったら、意外な方に裏切られた 最終的には、面白い作品だったなと思えて良かった
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