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まずはこれ食べて の商品レビュー

3.4

115件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

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  3. 3つ

    42

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2023/10/11

ご飯を作って食べる。 それだけのことだけど、もたらす心の栄養は計り知れないな。 きちんと生活を送れる人は強い。憧れる。 筧さんが作る料理は素朴だけど、しみじみうまいんだろうな。手間を惜しまないから、その分染みる。 ごきゅっ...と喉がなる本もあるけど、これは湯気がほかほか見える感...

ご飯を作って食べる。 それだけのことだけど、もたらす心の栄養は計り知れないな。 きちんと生活を送れる人は強い。憧れる。 筧さんが作る料理は素朴だけど、しみじみうまいんだろうな。手間を惜しまないから、その分染みる。 ごきゅっ...と喉がなる本もあるけど、これは湯気がほかほか見える感じ。 忙しいと生活や環境を整えるのが疎かになってしまって、心も余裕がなくなるからピリピリするよね。 そんな状態でご飯を作って食べるなんてできない。 京都へ行って説法を聞いた時に、何事も八部。 心に二分の余裕を持ちましょう。 相手を気遣う隙間を持っておくことが大切です。 と住職が話していた。 この本もみんな毎日にいっぱいいっぱいで。 そんな時に筧さんのご飯を食べて心が解れていったんだろうなっていうのがよくわかる。 豪華じゃなくても、きちんと作って食べる。 当たり前が1番難しいよな〜

Posted byブクログ

2023/10/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

学生時代の仲間で立ち上げたベンチャー企業。 多忙で不規則な生活で食事はおろそかになり、社内も散らかり放題で殺伐とした雰囲気。 そんな状況を改善しようと、会社に家政婦を雇うことに。 やってきた家政婦の筧みのりは無愛想だったが、いつも心がほっとするご飯を作ってくれて――。 現代社会の疲れを癒す、美味しい連作短編集…って紹介だったので、ほっこり気分で読み進めていたのに、重めの話も加わってきて、さらにこんな人間もいるのか!というような怖い展開に!! いやー、なんだか気疲れしちゃました(^◇^;)www

Posted byブクログ

2023/10/04

本に出てくるお料理はとても美味しそうで、再現したくなりました。ただ本を読み進めていくと、なんだか雲行きが怪しくなり え〜!?予想しなかった展開で、ちょっと消化不良…

Posted byブクログ

2023/10/03

どれもおいしそうな料理だった。 無理やり問題になる出来事を入れていて『無理やり感』は否めないので、家政婦とベンチャー企業のほのぼの平和な話だけで十分面白いと思った。

Posted byブクログ

2023/10/02

美味しいご飯に癒される話と思っていたら最後は雲行きの怪しいことになり驚いた。筧さんの件は何とかなりそうだけど、グランマはどうなるんだろうか。

Posted byブクログ

2023/10/01

美味しいものが出てくるだけで そのくだりが 妙に色彩豊かで いい匂いまでしてくるように 感じられてしまう。 書影もすごくいい。 ただ、ラストはちょっと 好きじゃないかなー。

Posted byブクログ

2023/09/29

オーディブルで ナレーションにはあまり文句を言わないほうだと思うんだけど、38歳とか30歳とかの設定の男子があまりにも幼い声に感じて入れたく無いツッコミを心でしてしまう。そこはちょっとマイナス。 ご飯は素直に美味しそうだった。 最後の…必要だったのかな。無駄にサスペンス。

Posted byブクログ

2023/09/28

表紙、タイトルからは想像出来ない内容でした。残り少ないページから最後は、どうなるんだろうとも思いながら結末に満足。

Posted byブクログ

2023/09/27

どんな立場になっても、悩みは尽きないよなぁ。 つまり、相対的なものじゃなくて、絶対的なものなんだろうな。 ミステリー要素もあり、それぞれの悩みもあり、悩みを溶かす料理もありで、楽しめました。

Posted byブクログ

2023/09/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

表紙からして、料理の話だからほんわかした温まる話だろうと思って、初めて原田ひ香さんの本をジャケ買いしました。 読んでいるうちに柿枝が絶対出てきてめでたし系かと思ったら、すごい嫌なやつでした。 ぐらんまの人たちは同じ同志を持った人たちで立ち上げて、これまで一緒にやってきた人でもみんな自信がないなか仕事をしているんだなというのが感じられました。 筧さんの話の仕方が初めはなれなかったけど、だんだん人物像がわかってきて、世の中にはいろんな人がいるよね、って思わされる本でした。

Posted byブクログ