隣はシリアルキラー の商品レビュー
おもろかった。展開が読めてしまった所もあったけど、自分が思った通りに進んでくれたから嬉しかったし気持ちよかった。 あらすじとの印象は違ったが、 これはこれで好き‼️
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アパートで夜中に隣から響く何かを切り裂くような音に悩まされる神足。連続バラバラ事件が発生し隣に容疑を向けることになるが... 神足の過去と犯した罪 中国人の余の正体 一度でも犯罪を犯し刑期を努めても許されない社会の風潮 様々な事情や立場の人が働き、コミュニティが作られることで分...
アパートで夜中に隣から響く何かを切り裂くような音に悩まされる神足。連続バラバラ事件が発生し隣に容疑を向けることになるが... 神足の過去と犯した罪 中国人の余の正体 一度でも犯罪を犯し刑期を努めても許されない社会の風潮 様々な事情や立場の人が働き、コミュニティが作られることで分断される人間関係 犯罪者の心理は分かっても共感はしたくないという葛城刑事の言葉は、普通に生きることの難しさを感じる一言のようにも感じました。 最後の展開はかなり残念に捉えました。 ハッピーエンドで終わる小説ばかりだと、つまらないのも事実なのですが。
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ふと、隣人の徐浩然が死体を解体する姿を妄想するが、近所で遺体の一部が発見されたことで現実味を帯びる。気になった彼は、真夜中に部屋から出た徐を尾行すると、想像を絶する恐ろしい展開に。五感から震え上がるような体験を提供するホラーミステリー。(e-honより)
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自分の好みはこういう残酷ホラー系なのでかなり楽しんで読むことができた。物語のあらすじはタイトルのまんまで、お隣さんが殺人鬼だったら?というもの。 読んでいて憎い演出だなとおもったのが、主人公の住むアパートの壁が薄いという点。犯人が遺体を解体する音が夜な夜な壁越しに聞こえる、という...
自分の好みはこういう残酷ホラー系なのでかなり楽しんで読むことができた。物語のあらすじはタイトルのまんまで、お隣さんが殺人鬼だったら?というもの。 読んでいて憎い演出だなとおもったのが、主人公の住むアパートの壁が薄いという点。犯人が遺体を解体する音が夜な夜な壁越しに聞こえる、という状況はかなり怖い。僕ならソッコーで引っ越す。 「面白い」にはさまざまなタイプがあって、本作は「ハラハラする」面白さが魅力的だとおもう。恋人が殺人鬼に狙われているという設定もハラハラするし、さらに主人公には隠し事がありそれが警察や恋人にバレそうになる展開も緊張感があって非常によかった。思わず「なんでそんな行動すんだよ!」ってツッコミたくなるシーンもあったけど、でもそれがいい。 ラストの展開はわりと王道展開だったけど、とにかくいろんな意味で映像映えしそうな作品だなとおもった。 というわけで☆5つ。
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勇気を振り絞って『忌怪島/きかいじま』を観に行った後、内藤さんの花嫁人形がおぞましいヤツを読んで、さらには「ぎりっ、ぎりっ」「ざああああっ」なんて帯に描かれている中山さんのこれも読んで、何が楽しゅうて私の毎日ホラー漬けなのか。 各章にタイトルが付いているため、隣室にまつわる短編集なのかと思っていたら、長編でした。ホラー慣れしてしまったのか、五感からは震え上がりません(笑)。 でも中山さんの話には、外国人技能実習生の話だとか戸籍を買う話だとか、前科者は更生しようにも就職が厳しい話だとか、社会背景が反映されていて、どことなく重い。とはいえ、気楽に読める作品です。 何を読んでも“御子柴弁護士”シリーズの面白さには敵わないけれど。
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題材は面白いのに、期待してる展開と違う 隣人のシリアルキラー感をもっと感じたかった(笑 それでも面白くて一気読みしました!
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私ね、中山七里が大好きなんです。 だから中盤くらいでなんとなーーーく犯人が分かってしまいまして……。 でも最初の事件発覚までのゾクゾク感はたまりませんでした。隣人が現れた時とかひええって声出た。 読みやすくて没入感がある作品でした。
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中山七里さん、初読みです。 序盤はグイグイ惹き付けられたけど、中盤あたりから後ろめたい過去を持つ主人公と警察とのやりとりがまどろっこしくて失速... ストーリーも登場人物の設定も全然悪くないのに何故かスッキリ感なし。 映像化されている作品も多い作家さんなので、他のも読んでみ...
中山七里さん、初読みです。 序盤はグイグイ惹き付けられたけど、中盤あたりから後ろめたい過去を持つ主人公と警察とのやりとりがまどろっこしくて失速... ストーリーも登場人物の設定も全然悪くないのに何故かスッキリ感なし。 映像化されている作品も多い作家さんなので、他のも読んでみようとは思う。
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中山七里さんの作品は、『護られなかった者たちへ』を読んだ以来でした。 護られなかった者たちへのどんでん返しを10としたら、今回は5ぐらいのイメージです。 もっともっと最後が面白いと思って期待しすぎてしまいました。
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ぎりっ、ぎりっ。ぐし、ぐし。ざああああっ──。深夜2:20、神足友哉は、今日もアパートの隣室から聞こえてくる不気味な物音で起こされた。ふと、隣人の徐浩然が死体を解体する姿を妄想するが、近所で遺体の一部が発見されたことで現実味を帯びる。気になった彼は、真夜中に部屋から出た徐を尾行すると、想像を絶する恐ろしい展開に。五感から震え上がるような体験を提供するホラーミステリー。 シリアルキラーって何かな?と思ったのですが、wikiによると、一般的に異常な心理的欲求のもと、1か月以上にわたって一定の冷却期間をおきながら複数の殺人を繰り返す連続殺人犯に対して使われる言葉である。。 とのこと。 中山先生お得意のどんでん返しを楽しめる1冊。隣人が遺体を解体していたら…と想像するだけでも相当グロいけど、描写自体はそこまでグロくないので安心して読めると思います。どんどん殺人がおこなわれて遺体が見つかるので、読み手も追い詰められたような気持になり、そこが面白かったですね。 犯人は最後の最後まで分からないのですが、動機についてはもっと深堀して知りたかったかなぁ。 主人公の過去については、それはあかん…と突っ込まずにいられません。正当化できませんね。 矢口さんを最後まで疑ってしまいました…いい人すぎてさ(笑)
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