君に光射す の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
吉井親子が自分の昔と重なったんだろうな でも教師をやめてしまうきっかけになった件は納得いかなかった こんないい先生はやめるべきじゃない 子供のため誰かのためとよかれと思ってする行動が今のこの時代悪い意味にとらえられたり誤解されたりする なんでも平等平等 生きにくい時代だ
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人には光があり、陰がある。どちらも同じ人のなかにある。それは変えられない。 人とはそういうものだ。出会うタイミングが大事。それですべてが決まってしまうこともある。 大変な分楽しい、と言えるかもしれない。 笑顔にうそがないのは本当にいい。 どうやっても大変は大変。ならせめて、大変だ...
人には光があり、陰がある。どちらも同じ人のなかにある。それは変えられない。 人とはそういうものだ。出会うタイミングが大事。それですべてが決まってしまうこともある。 大変な分楽しい、と言えるかもしれない。 笑顔にうそがないのは本当にいい。 どうやっても大変は大変。ならせめて、大変だけど楽しい、をずっと感じていたい。楽しいけど大変、よりは、大変だけど楽しい、のほうがいい。 正解なんてないよ。結局、自分の言葉で言わないと何も伝わらないから。 理解してくれたうえで無干渉。それが理想。 どうしても自分の意図が伝わらないなんてことにもなる。そうなったときに一つ一つ片づけていくしかないでしょ。 無理に続けようとはしなくていいんじゃないかな。つぶれるまでは頑張らなくていい。本当に無理ならやめればいい。 つまらない意地、かもしれない。もしそうだとしても、それはそれでいい。自分が善だと思うことをやったのなら。 悩みは死ぬまでなくならない。生きているあいだになくすのは無理。できるのは、悩みのもとが生まれないよう努めることだけだ。 近づく必要もないが、避ける必要もない。 人には光があり、陰もある。どちらも同じ人のなかにある。それは変えられない。せめて光に優勢を保たせる努力ぐらいは、するべきかもしれない。動けば光も射す。
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人は、過ごしてきた時間によって、見えるものがちがうことってあるんだろうなと思う。影があるから光がある。光があるから影がある。
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今作も小野寺史宜さんの小説の主人公はいい人でした! 小学校教師を辞め、商業施設で警備員として働く石村。 困っている人を助けたいと思ってとった行動が元で教師を辞めることになり、人と関わることを避けて生活してきたが、勤務先で置き引きをしようとしている少女を見かけたことから、もう一度自...
今作も小野寺史宜さんの小説の主人公はいい人でした! 小学校教師を辞め、商業施設で警備員として働く石村。 困っている人を助けたいと思ってとった行動が元で教師を辞めることになり、人と関わることを避けて生活してきたが、勤務先で置き引きをしようとしている少女を見かけたことから、もう一度自分の心を見つめ直すことになる。 自分が正しいと思ったことも世間からは正しくないと思われることがある。思われるだけではなく糾弾されてしまえば自分の信念を貫き通すのは難しい。 でも、自分を偽って生きるのはもっと苦しい。 石村の周りに石村を理解してくれる人がいて良かった。それが一番の力になる気がする。 ラストはタイトル通り光を感じました。 自分を信じて踏み出せた石村、本当に良かった。
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するするーと読めて面白い。 さすが小野寺先生。 みんな真面目。 言葉遣いが丁寧なところも好き。 読後感が良い作品。
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小野寺さんの文章は心に語りかけてくれるような何とも言えないほっこりさが魅力。苦しい境遇にも甘んじず、自分の信念を元に教師から警備員へ。相手のことを考え、自分で決断したからこそ迷いがないのだろう。強くて優しい主人公はどこか出来すぎているような気もするが、覚めた目で見つつもどこかで応...
小野寺さんの文章は心に語りかけてくれるような何とも言えないほっこりさが魅力。苦しい境遇にも甘んじず、自分の信念を元に教師から警備員へ。相手のことを考え、自分で決断したからこそ迷いがないのだろう。強くて優しい主人公はどこか出来すぎているような気もするが、覚めた目で見つつもどこかで応援している自分もいる。ラストでとうとう幸せをつかめそうな気配に更なるほっこり。
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人によって、環境、状況、立場が全然違うことを改めて思う本 自分が如何に幸せな日常を送れていたのかを噛み締めることができました。 子供時代でも、当たり前に親が料理、洗濯と家事をしてくれる幸せ。 いつもそばにいてくれる幸せ。どれもとても大事無事で当たり前ではない。 また、今の状況...
人によって、環境、状況、立場が全然違うことを改めて思う本 自分が如何に幸せな日常を送れていたのかを噛み締めることができました。 子供時代でも、当たり前に親が料理、洗濯と家事をしてくれる幸せ。 いつもそばにいてくれる幸せ。どれもとても大事無事で当たり前ではない。 また、今の状況によって自分ができること。当たり前にできることで人にどのように貢献できるか考えたいと思います。 当たり前が如何に幸せかを感じることの大切さを知れました。
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図書館本。元教師の警備員が主人公。彼は子ども時代母からネグレクトされていた経歴があった。同じような小学生に気付き、悪事に染まらないように気遣う。いい人過ぎて不器用なんだけど、この先良い未来が訪れるように。
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読みやすかった。教師時代と辞めてからの警備員時代の話が交互に描かれている構成。小野寺さんの小説にはソフトカバーがぴったり。表紙のそれぞれの絵も良かった。 教師は何かと大変な時代。警備員生活の方が収入は少ないだろうが精神的には楽なのかな…。どんな状況でも前向きに動けば光が射す。納...
読みやすかった。教師時代と辞めてからの警備員時代の話が交互に描かれている構成。小野寺さんの小説にはソフトカバーがぴったり。表紙のそれぞれの絵も良かった。 教師は何かと大変な時代。警備員生活の方が収入は少ないだろうが精神的には楽なのかな…。どんな状況でも前向きに動けば光が射す。納得。いろいろな仕事があるが、それに就いたのも一つの縁。ならば、積極的に得るものを得たいものだ。
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心優しい圭人 教師になり 可愛い教え子達に囲まれ 充実した日々を 静かに過ごししていた そんな時に 家庭に問題を抱えた児童を知り 教師の立場を越え解決に乗り出す (人として間違った行動はしていないのに 教師としては認められない歯痒さは 何とも言いようがない感じだった) 教師...
心優しい圭人 教師になり 可愛い教え子達に囲まれ 充実した日々を 静かに過ごししていた そんな時に 家庭に問題を抱えた児童を知り 教師の立場を越え解決に乗り出す (人として間違った行動はしていないのに 教師としては認められない歯痒さは 何とも言いようがない感じだった) 教師を辞め人となるべく関わらない 警備員として働くが そこで出会った少女は 自分が幼少期に体験した同じ影を持っていた…
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