星くずの殺人 の商品レビュー
宇宙×ミステリ!とても面白かったです。 無重力の中での首吊り死体。事故か自殺か他殺か。 やはり宇宙なので、規模がデカいなとおもうところもあったりしたのですが、全体通して読みやすかった。
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近未来の話かと思ったら、意外と現実に近い時代だった。 舞台は宇宙でも割と現実的! 宇宙のこれからや殺人の件も心配だけど、主人公の会社の未来が一番気になる。
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無重力下である宇宙での首吊り!?事故?自殺?他殺?一体どうやって?? ぶっ飛んだ設定に興味を惹かれ、地球が平面なのを確かめにきたフラットアーサーなど個性的なキャラクター達が出てきて、面白おかしくするするとページをめくっていました。 「小学生で習った」って言ってたから小学生理科がわ...
無重力下である宇宙での首吊り!?事故?自殺?他殺?一体どうやって?? ぶっ飛んだ設定に興味を惹かれ、地球が平面なのを確かめにきたフラットアーサーなど個性的なキャラクター達が出てきて、面白おかしくするするとページをめくっていました。 「小学生で習った」って言ってたから小学生理科がわかるなら、トリックなんかも易しく書いてくれてるのでわかると思うけど、いかんせん理科がからっきしなのでイマイチ理解不足でした。 こんなことなら、ちゃんと理科の勉強もしておくんだった。
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国際宇宙ステーションが舞台の特殊設定ミステリ。設定は面白かったけれど、個々のキャラ立ちがいまいち。。トリックも上手くフォローできず...(これは読解力が無いせい笑) 宇宙行ってみたいな〜
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設定は面白いしもっと化ける可能性も感じるんだけどいかんせん表現力というか筆力?の部分なのかなって思いました。書けもしない自分のようなものが偉そうなことを言うのは本当に気が引けるのですが。
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宇宙ホテルでの殺人、そしてクローズドサークル… 奇想天外な動機と真相に驚愕必至 #星くずの殺人 ■あらすじ 宇宙旅行が実現化された世界、主人公は副機長となり旅行者たちと宇宙ホテル『星くず』に向かった。しかしホテルに到着してすぐ、無重力状態の首つり死体が見つかってしまう。さらにホ...
宇宙ホテルでの殺人、そしてクローズドサークル… 奇想天外な動機と真相に驚愕必至 #星くずの殺人 ■あらすじ 宇宙旅行が実現化された世界、主人公は副機長となり旅行者たちと宇宙ホテル『星くず』に向かった。しかしホテルに到着してすぐ、無重力状態の首つり死体が見つかってしまう。さらにホテルの通信システムも失われてしまい、宇宙空間でのクローズドサークルになってしまう… ■きっと読みたくなるレビュー 宇宙空間での殺人、そしてクローズドサークル。 なんて本格ミステリーファンの心をくすぐる設定なのっ これはワクワクが止まりませんよ。 環境、プロット、登場人物などもしっかり描けていて、読みごたえもある作品。 また本作はSF要素を含んでいますが、まったく考えられないようなフィクションではなく、近未来にありそうな設定なんです。物語に出てくる小道具やツールなども読者が理解できるものばかりで、荒唐無稽ではなく身近に感じられるのも良いですね。 なにより宇宙っつーのが夢があるというか、特に主人公である土師が地球を眺めるシーンがあるんですが、これが壮大で素晴らしい。個人的にはもっともっと膨らませてくれてもよかったですね。 そして謎解きミステリーとしても、無重力という独特の環境を生かしたアイデアが面白い。解法も動機も奇抜な発想力で、大変チャレンジングで驚きました。 登場キャラクターの推しは、やっぱり周ちゃんですね。 事実を京都弁で淡々と話す彼女が力強く、物語をしっかりとけん引してくれます。放たれる社会性のある核心のついた言葉に、ドキリとさせられることもしばしば。 また政木の偏屈ぶりと可愛さも、超大好きでした~ どんな方にも楽しんでもらえる、ちょっぴり不思議なミステリーでした。 ■ぜっさん推しポイント 無限で壮大で限りない宇宙空間… どこまどもどこまでも無が広がっている。 しかしそんな世界観なのに、本書を読んで伝わってくるのは人間の不自由さやコンプレックスばかり。 どんなに技術が進んでも、人間はどこまでも自分本位なんでしょうね…
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いつか夢見る宇宙旅行♪ ワクワクドキドキな離陸から始まる本作『星くずの殺人』へ、いざテイクオフ!! 格安の宇宙旅行ツアーに抽選であたった年齢も性別も生い立ちも様々な乗客とベテランパイロット、そして主人公が宇宙ホテル『星くず』を目指して離陸する冒頭の描写は、ちょっとワクワクしまし...
いつか夢見る宇宙旅行♪ ワクワクドキドキな離陸から始まる本作『星くずの殺人』へ、いざテイクオフ!! 格安の宇宙旅行ツアーに抽選であたった年齢も性別も生い立ちも様々な乗客とベテランパイロット、そして主人公が宇宙ホテル『星くず』を目指して離陸する冒頭の描写は、ちょっとワクワクしました。 ですが、宇宙ホテル到着後から立て続けに非日常的な事態が連続し、あっと言う間に宇宙ホテルがクローズド・サークルに成り果てる。 そして、クローズド・サークルとなったホテルで巻き起こる不自然な遺体。さらには………。 と言ったクローズド・サークルあるあるながら、宇宙を舞台としているためか、理系(特に天文学や物理学、電子工学好き)には納得できるトリックで、登場人物それぞれの個性も強く、程良い読後感でした。 ただ1つだけ欲を言うなら、高校生探偵モノが良かった。。。
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抽選に当選し、民間宇宙旅行のモニターツアーに参加することになった6人の客とスタッフたちがたどり着いた宇宙ホテル「星くず」で起こった奇妙な事件。無重力下で首を吊った死体が発見され、殺人ではないかと危惧される。満を持して行われたツアーはそのまま続行されることになるがその矢先、とんでも...
抽選に当選し、民間宇宙旅行のモニターツアーに参加することになった6人の客とスタッフたちがたどり着いた宇宙ホテル「星くず」で起こった奇妙な事件。無重力下で首を吊った死体が発見され、殺人ではないかと危惧される。満を持して行われたツアーはそのまま続行されることになるがその矢先、とんでもない事態が次々に発生し、やがて新たな事件も起こることに。犯人とその目的は何なのか。そして彼らは無事地球に帰還することができるのか。究極ともいえるクローズドサークルを舞台にしたミステリです。 宇宙は遠くから見て憧れているだけでいいや……こんなに逃げ場のないクローズドサークルはあまりに嫌です。何もかも完備され安全策も万全なように見えながら、案外と脆弱なインフラにも戦慄。殺人犯がいるかもしれないという恐怖よりも、宇宙でインフラ絶たれる方がよほど恐ろしい気がします。もうサスペンス感は抜群でした。 キャラクターも良いです。案外と毒舌な周が印象的なのはもちろん。政木がいいなあ。いや、こんな人実際にいたら鬱陶しくて嫌ですけれど(笑)。いろいろ笑わせてくれるわー。最後の最後までやってくれます。
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ちょっと私には殺人の方法が難解だったな。 文体が軽く読みにくい本ではないのに、途中何度も眠くなってしまった。 犯人はあまりにもスケールが大きい動機を持っていたものの、殺人という行為を除けば高邁な思想を持つ人間と言えるかも。 しかし、人の命に価値の順番はつけられない(と私は信じた...
ちょっと私には殺人の方法が難解だったな。 文体が軽く読みにくい本ではないのに、途中何度も眠くなってしまった。 犯人はあまりにもスケールが大きい動機を持っていたものの、殺人という行為を除けば高邁な思想を持つ人間と言えるかも。 しかし、人の命に価値の順番はつけられない(と私は信じたい)のだから、目的のためなら多少の犠牲は仕方ないという考え方は嫌いだ。よって何だか釈然としない。 どうでもいいことではあるが、脱出ポッドで射出された犯人は地上で誰かがちゃんと確保してくれたのだろうか。
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「老虎残夢」で知った著者、桃野雑派さん。また変わったペンネームだ。本人曰く「フランク・ザッパ」からの名前らしい。私はその方を知らなくて調べたクチ。 特殊設定が定番なのか、この作品は特殊空間クローズドサークルもの。舞台は宇宙。手軽に宇宙旅行ができる時代。抽選に当たれば3000万円...
「老虎残夢」で知った著者、桃野雑派さん。また変わったペンネームだ。本人曰く「フランク・ザッパ」からの名前らしい。私はその方を知らなくて調べたクチ。 特殊設定が定番なのか、この作品は特殊空間クローズドサークルもの。舞台は宇宙。手軽に宇宙旅行ができる時代。抽選に当たれば3000万円で宇宙旅行に。そのプレオープン。参加者は6人。その宇宙船の倉庫、無重力の中首吊り死体が見つかる。死んでいたのは再起をかける熟練パイロットの伊東。それプラス視点となる土師とホテルの支配人。会社としてはこれからと言う時のイメージもあり、そのままツアーを続行したい方針。死んだ伊東は自殺なのか他殺なのか?土師は帰還をツアーを中止して帰還を勧めるが、会社の方針は覆らず。 そしてツアーを続行することを、癖の強い参加者たちに伝える。そのそれぞれに宇宙旅行に来た目的があった。中でも興味深かったのは、地球平面説を唱える政木。ちょっと軽薄な物言いで、割と皆に嫌われている。最年長は九州訛りの嶋津。最年少は、この装丁の絵の周という女子高生。無料招待枠を当てた幸運の持ち主。京都弁が雰囲気を和らげる。そして土師を補佐する重要な役回りになる。飲食店勤務の宮原。清掃業の澤田。フリーコンサルタントの山口。反対する者もいれば、3000万円も払ってこれで終わりでは…と続行を希望する者も。 そんな中、機器の不具合により、地球との連絡を絶たれた一同。土師は船外に出て衛星携帯電話を使う賭けに出る。すると地球から「危険、帰るな」みたいなメッセージを受信する。そこで帰還の方向は考えにくくなったことを、一同に知らせに行く。そうすると次の殺人が起こった…。 とまぁ、しっかりミステリなのである。そしてある程度知識がないと書けない作品。映画化されても面白そう。
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