魔女と過ごした七日間 の商品レビュー
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ラプラスの魔女シリーズの3作品目 読んだ内容をすぐ忘れてしまうタイプなので ラプラスの魔女のみ読み返してから こちらを手に取りました(^^) やっぱりほとんど覚えてなかったので 読み返してよかったです笑 さて、本作品はラプラスの魔女から7年?くらい経過しているようで、ほんのちょっと未来の話でした。 元警察官の父が殺され その犯人を追う話です 途中円華と出会い、事件は進展していきます 円華も相変わらずのところを残したまま 成長している姿を見られたのも嬉しいです 円華の能力あっての事件解明ですが 少年の目線で描かれていて爽やかでしたー 中学生の2人がいいですね(^^) 友情に胸が熱くなります 途中警察の闇についても描かれています 監視、管理されていく私たち 怖いけど、メリットもあるという台詞には 思わず頷いてしまいました… これから私たちの世の中は どうなっていくんでしょうね 何も知らされないまま、 管理されていくんでしょうか あと妹や恋人の存在は なんだか腑に落ちないまま過ぎてしまいました 腑に落ちないというか、 物語に描かれている父親の姿と なんとなく一致しないというか、 最後にはなんか裏があるのかなと思ってたけど 何もなかったなー 私だけかな でも読みやすい作品でした(^^)
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ラプラスの魔女、魔力の胎動に続くシリーズ3冊目 映画も見たのは、2018年なんですね。 元刑事の父親を殺された中学生の陸真、友人の純也とラプラスの魔女と呼ばれる超常能力を持った羽原円華が、陸真の父親を殺した犯人を追いかけることになる。 AIと監視カメラ、DNAの解析が高度に進み...
ラプラスの魔女、魔力の胎動に続くシリーズ3冊目 映画も見たのは、2018年なんですね。 元刑事の父親を殺された中学生の陸真、友人の純也とラプラスの魔女と呼ばれる超常能力を持った羽原円華が、陸真の父親を殺した犯人を追いかけることになる。 AIと監視カメラ、DNAの解析が高度に進み、未解決事件に大きく寄与することになる日本社会。監視される社会が、本当にディストピアなのかと考えてしまう。昨今の様に安易な強盗事件ばかり、起きていると強力な抑止力は必要かなと思うので。性善説が成り立つ社会であれば、人のつながりで十分なんでしょうけどね。 円華の「人には無限の可能性がある。君の限界を決めるのは君じゃない」に、少年の成長は本当に早いと思いながら、若さに勝る武器はないなと思いました。 勝利の決め手は、「闘」ですね。 元ボディガードのタケオの登場が嬉しかったです。
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この本に書いてあったDNAから顔を作り出す機能が本当にあったら怖いけどマイナンバーとかみんな登録してるしすぐに解決できちゃうよね、ポイント貰えるからってマイナンバー作ったのはいいけど国に情報握られるのは怖いことだなぁと思ったり〜おもしろかた〜
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父を殺された中学生の少年が真実に迫っていくのが面白かった。途中でラプラスの魔女の続編かなと気がついたが、ラプラスの魔女の内容を覚えていなかった。
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「ラプラス」シリーズ3作目。東野圭吾100冊目と記念号として活用されるシリーズだなぁと思いつつ。「ラプラス」シリーズはあまり自分に合わなかった為、ひとまず他の読みたかった本を優先し、取り掛かる事に。 今までは事件については余りにもあっさりしており、円華を巡る「不思議」にフォーカ...
「ラプラス」シリーズ3作目。東野圭吾100冊目と記念号として活用されるシリーズだなぁと思いつつ。「ラプラス」シリーズはあまり自分に合わなかった為、ひとまず他の読みたかった本を優先し、取り掛かる事に。 今までは事件については余りにもあっさりしており、円華を巡る「不思議」にフォーカスされる事により、ミステリーとしてかなり薄味に調理されていると感じた。 正直、シリーズ3作目になる事も驚きで、今作でどの様にストーリー構成され、何にフォーカスされるのかが肝になると感じていた。 作品について、少年達の友情と冒険(東野圭吾の少年は魅力的だ)、警察組織と裏社会、ミステリー作品としての構成、円華の「魔女」としての役割が、バランスよく配置されており、それぞれの要素をミステリーとしてまとめている作品だった。過去2作品とは段違いに面白く、シリーズとして形になって行くきっかけかなと思う。 ただ、後半、犯人についてと事件解決後の円華の行動についてだが、既に東野圭吾が使用している手法であり、またこれか、と呆れ笑いしてしまった(ネガティブではないが)。もし結末がもう少し独自性のあるものだったら(解決からプロローグについて)物凄い作品としてシリーズ代表作になっただろうなぁと少し残念だった。
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「ラプラスの魔女シリーズ」 近未来小説と刑事物が合わさり、一気読みできてしまう。 近未来SF推理小説。自動運転での走行、AIの進歩、IDやDNAでの捜査技術の進歩する世界での事件。 指名手配班を探す見当たり捜査の元刑事の父が不可解な死を遂げる。その謎を追う陸真と魔女円華との7...
「ラプラスの魔女シリーズ」 近未来小説と刑事物が合わさり、一気読みできてしまう。 近未来SF推理小説。自動運転での走行、AIの進歩、IDやDNAでの捜査技術の進歩する世界での事件。 指名手配班を探す見当たり捜査の元刑事の父が不可解な死を遂げる。その謎を追う陸真と魔女円華との7日間の不思議な旅。ミステリーとファンタジーが溢れる東野圭吾作。
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「ラプラスの魔女」シリーズだとは知らずに読み始めたため、円華が出てきて驚いた。 今回は円華の能力が全面に押し出されるということはなく、補助的な役割でシリーズを匂わせている。 さりげなくIDナンバーカードを危惧し、国の都合によって法律が作られていることを読者に知らせている。 社会的...
「ラプラスの魔女」シリーズだとは知らずに読み始めたため、円華が出てきて驚いた。 今回は円華の能力が全面に押し出されるということはなく、補助的な役割でシリーズを匂わせている。 さりげなくIDナンバーカードを危惧し、国の都合によって法律が作られていることを読者に知らせている。 社会的思想が強く、真犯人にはさほど驚きはなかった。 しかし、東野作品はハラハラする展開と人間模様が面白い。
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・「人はAIの活用に夢中ですけど、もう少し生きた人間の脳にも関心を持てばいいと思うんですけどね」 ・犯人に必然性がなく、誰でもいい。もはやミステリではない。 ・残念ながら少なくとも「真夏の方程式」のような少年の七日間の冒険の話ではない。 ・陸真 中学生 ・月沢克司 陸真の父、死...
・「人はAIの活用に夢中ですけど、もう少し生きた人間の脳にも関心を持てばいいと思うんですけどね」 ・犯人に必然性がなく、誰でもいい。もはやミステリではない。 ・残念ながら少なくとも「真夏の方程式」のような少年の七日間の冒険の話ではない。 ・陸真 中学生 ・月沢克司 陸真の父、死亡 ・宮前純也 陸真の同級生 ・小倉 警部補 ・永江照菜 患者 ・永江多貴子 照菜の母 ・羽原全太郎 医師 ・羽原円華 数理学研究所 ・新島史郎 殺人犯 ・弘田直樹 金を振込 ・田中良介 金を振込 ・津野知子 記者 ・脇坂拓郎 刑事 ・茂上 脇坂の上司 ・高倉 警察係長 ・伊庭 科警支援局
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読み始めてすぐ続きが気になり、一気に読んでしまう。東野圭吾さんの本は読みやすい。 この作品からは、自分で考えて行動するということがこれからの社会を生きていくのには必要なんだということが伝わってきた。
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近未来小説。 思いもよらない犯人よりはシンプルな方がスッキリしていたのでは…。 それだけ著者はDNAのデータベース化やゲノム・モンタージュの危険性を表現したかったのかな。
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