スター の商品レビュー
相手の考えや行為に対して苛立ちを覚えることや反論してしまうことはよくある それは自分の考えや感情では理解し難く、また、間違っていると感じているからだと認識した 多様性という言葉で表していいのかわからないが、多様性が謳われる世の中で自分の物差しではなにも測れないんだなと学んだ、間違...
相手の考えや行為に対して苛立ちを覚えることや反論してしまうことはよくある それは自分の考えや感情では理解し難く、また、間違っていると感じているからだと認識した 多様性という言葉で表していいのかわからないが、多様性が謳われる世の中で自分の物差しではなにも測れないんだなと学んだ、間違っていることなどなにもないと 間違っていると感じることも自分がいない多様な世界の中ではそれが認められている、このことを理解した上で立原尚吾のように自分の譲れない心を理解し信念を持って生きていきたいと思った
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自分の仲良し、なりたい何か、それでも起こるベクトルの違い。好きだからこそ起こりえる、小さかったり大きかったりするもの。 いくら色んなことが変わっていっても、「それでも」と思って、地の底に根を張って、折れないように立っていたいなと思う。
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朝井リョウいちいち天才すぎ 全てを噛み砕けたわけじゃないけど 映画が好きなはずなのに、数字やライバルに勝つことが優先になったりすることあるよね〜ある。
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私にも古き良き尺度で測りたい分野がある。それとは違った尺度で、環境にいる人達に侵食される気持ちは痛いほどわかる。それでも、それを受け入れられないとしても、良いものはそこを越えていけると信じるというのは素敵だなと思った。多様な価値観が入り乱れる時代の、新たな指標として大事にしたい一...
私にも古き良き尺度で測りたい分野がある。それとは違った尺度で、環境にいる人達に侵食される気持ちは痛いほどわかる。それでも、それを受け入れられないとしても、良いものはそこを越えていけると信じるというのは素敵だなと思った。多様な価値観が入り乱れる時代の、新たな指標として大事にしたい一冊。
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めーちゃくちゃよかった!!!!! よかったとか感動したとか心に響いたとか そんな言葉では言い表されへんくらいよかった 自分とは生き方も環境も全然違うとわかっていながら 活躍してる人、充実してる人になぜか嫉妬してしまう人とか 昔からの自分の中でのこだわりが強くて 時代の変化をな...
めーちゃくちゃよかった!!!!! よかったとか感動したとか心に響いたとか そんな言葉では言い表されへんくらいよかった 自分とは生き方も環境も全然違うとわかっていながら 活躍してる人、充実してる人になぜか嫉妬してしまう人とか 昔からの自分の中でのこだわりが強くて 時代の変化をなかなか受け入れられへん人とか 世の中では正しいというか当たり前?になってることに 違和感を感じてしまう人とか ものづくりが好きな人(仕事にしてる人)とか なんでもかんでも比べて 勝手にむしゃくしゃしてしまう人とか 全員におすすめしたい小説! 心に響く(グサグサくる)言葉いーっぱいあって 付箋だらけになった。何度でも読み返したい
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映画監督志望の大学生2人が主人公。対照的な2人が卒業後、それぞれの道を歩んでいきながら答えのない問いに自問自答し、葛藤し、夢を追いかけるストーリー。 毎度この作者の心理描写や社会の切り取り方が素晴らしい。自分はクリエイティブな仕事をしていないが、わかる!と頷けるシーンも多く、読後...
映画監督志望の大学生2人が主人公。対照的な2人が卒業後、それぞれの道を歩んでいきながら答えのない問いに自問自答し、葛藤し、夢を追いかけるストーリー。 毎度この作者の心理描写や社会の切り取り方が素晴らしい。自分はクリエイティブな仕事をしていないが、わかる!と頷けるシーンも多く、読後感も爽快。
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「今」を体現する作品。多様性とは何か、比較することの意味。いつだって無い物ねだり。 手元に置いて数年後も、何度でも読み返したい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
心境の変化、もやもやの正体を言語化するのが上手。YouTuberという最近出てきた職業について受け止め方はそれぞれだけど、時代の変化についてけないと古いタイプの人間になって考え方が凝り固まっちゃうんだな。新しい文化、モノを知っていかないと。
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2023/05/19 学生時代に映画を作るサークルに所属していた大土井絋と立原尚吾は、自分たちが作った映画がある賞を受賞したことをきっかけにして本格的に映像を作る、作品を世に送り出す作り手として映画業界で働き始めていくのだが、世の中の人々が求めるニーズを突き詰めていくうちに、映画...
2023/05/19 学生時代に映画を作るサークルに所属していた大土井絋と立原尚吾は、自分たちが作った映画がある賞を受賞したことをきっかけにして本格的に映像を作る、作品を世に送り出す作り手として映画業界で働き始めていくのだが、世の中の人々が求めるニーズを突き詰めていくうちに、映画の監督を務めること、自分の望む映像を撮ることだけではうまく行かないのではないか、人々の求めているものはそれではないのではないかという葛藤に悩んだりもする。 映像を世に送り出すクリエイターとして、本当に自分の望む形での作品となっているのか、人々に迎合し過ぎているのではないか、などといった葛藤の場面も出てくるが、このあたりの描写や書いてある文章は、この本での彼らの心情を借りた作者の思い出もあるんじゃないかなというメッセージ性を強く感じた。 キーワードとなるのは作り手としての心があるのかどうか。ということみたいだけど、今の世の中でバズっている作品はどっちに寄っているのかなど「作品について考える視点をくれる作品」となっている気がしました。
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自分が好きだと思ったものや、 違和感をもったものには必ず理由があって、 それを誰かにジャッジされる謂れはないんだなぁ…ということを改めて考えました。 朝井リョウさんの小説を読むといつも、 「思考停止してんじゃねえよ!」とか 「その価値観、本当に自分のもの? 誰かを鵜呑み...
自分が好きだと思ったものや、 違和感をもったものには必ず理由があって、 それを誰かにジャッジされる謂れはないんだなぁ…ということを改めて考えました。 朝井リョウさんの小説を読むといつも、 「思考停止してんじゃねえよ!」とか 「その価値観、本当に自分のもの? 誰かを鵜呑みにしてない?」って 問いかけられてる気がする… 尚吾と紘が再会してからの 自分を取り戻していく様子と、 最後の千紗の言葉がすごく良かった。
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