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スター 朝日文庫
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スター 朝日文庫

朝井リョウ(著者)

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スター 朝日文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2023/03/07
JAN 9784022650924

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商品レビュー

4.1

204件のお客様レビュー

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2024/06/25

僕にはとても刺さりました。絶賛中二病発症中だった小5、6くらいの時に読んでたらそれはそれでまたマセたガキになっとったかもしれない(現在19歳)。あ、とにかく面白かったです。 その前に毎度思う。解説ありがたい!って。読んだあとに言いたいこと、残したい自分の感情、それらがほんとに言語...

僕にはとても刺さりました。絶賛中二病発症中だった小5、6くらいの時に読んでたらそれはそれでまたマセたガキになっとったかもしれない(現在19歳)。あ、とにかく面白かったです。 その前に毎度思う。解説ありがたい!って。読んだあとに言いたいこと、残したい自分の感情、それらがほんとに言語化できない!そんな時に本当に解説ありがたい! 解説の人が最後に「自分の感性を持ち続けられているか確かめるためにも、人生の指針として一生そばに置いておきたい一冊」って言ってるんですよ。これに本当めっちゃ共感しました。 ちょっと自分の話になるんやけど、中1の時にかなり今思い出すだけでも発狂したくなるような激痛いエピソードできて、中3らへんでガチガチの学歴厨なって、結局高校受験失敗して、高1くらいから現在の考え方に至りました。今の考え方なんやって言われたときように一応言っておくと、まぁ人の価値観とか理解できるわけないけ自分からごちゃごちゃ語る必要ないよね、でもちゃんと人の考え方を聞いて、譲れない部分と譲れる部分を考えようね、って感じです。 ほんでまぁ生粋の嵐ファンということもあり、翔くんのソロ曲の歌詞の一部に「迎合せずただマイペース」って言葉があるんすよ。うわーこれ、今の俺なら響くわぁーーと、なったのがさっき言った高1の時です。表紙で国民的スターは嵐やろって思ったけどこれ読んだあとにマジごめん、、ってなりました。 まぁとにかく調子乗ったガキが痛い目見てそれなりに大人になった時に(それなりにってとこ大事です、まだ自分そんな大して大人じゃないです、てか大人ってなんだろうね?色々配慮できるやつが大人とは限らんもんね、まぁ想像力が身についてきたって時だね)色々考え始めたんだ。自分の譲れない部分とか、自分はどんなところで怒るのか。逆に他人はどんなところで怒るのか。そーゆーところをしっかり把握しておこうってなったのがこの高1のころで、感情に任せるなってなったのがこの頃。 あれ、何が言いたかったんだっけ。 とにかく自分が自分のままであるか、を確かめるための一冊になりうるってことを言いたかった。この『スター』って小説を読むことで。 ざっくりあらすじ言うと、各々の譲れない部分、それは本来比べられないものなのに、比べてしまう、そんな登場人物達の葛藤を描いた話です。 テーマとしてはありきたりに思えるけど、主人公たちがある考え方に落ち着くまでの解像度がマジで高い。 こんなにイメージが浮かんでくることがあるかってそんなふうに思える。 朝井リョウすげーよ。 オチ自体は割とまぁ予想通り。みんな違ってみんな良い的なそれ。朝井リョウはこれが本当に大切って思っとるんやないかな。 個人的になんか人をよく見てしまう癖があるところがあって多分その辺朝井リョウも似たような気がするけ、朝井リョウ作品に共感できてちょっと寄った評価しとると思う。そこはごめんね。 個人的に好きな、というか最も響いたと言えるセリフが「今の人たちは待つということができない」ってやつ。これはもう響いた。評価すら待てないんですよ他人からの。本来背中で語るべきものかもしれないそれを人にペラペラ話してしまう自分にはもう心臓貫かれたような、いや、握りつぶされたような気持ちになったね。 大事にしとるはずなのになぁ、自分語りやめようって。ただまぁ、悪いとこ探してケチつけるな、すぐに判断するな、ってところは実践できとるな、と感じて少し安心。 あれ、なんの話しよったっけ? つまり訳すと、自分を大切にしたくなるし、他人が大切にしとる世界を無意識に侵したくなる自分を省みる、そんな素敵な作品です。 僕はもうすっかり朝井リョウのファンです。 本当によく人のこと見てんなぁーって思っちゃいます。

Posted by ブクログ

2024/06/16

自分が信じるもの、大切にしている価値観を持ちながら今の世の中を見ていきたいと思う。それがきっと難しいけど。主人公たちのように同じ土俵にないものを比較してきた自分を見直したい。

Posted by ブクログ

2024/06/10

若者2人の成功と衰退、からの成功物語なのかと思って読み進んだが、2人の主人公の目を通して描かれた、「本物とは何か」という問いかけ。 自分と同じものを『本物』と思うコミュニティ以外を否定するのではなく、違うコミュニティから見られても堂々と差し出せる物を『本物』と思うべきではないか、...

若者2人の成功と衰退、からの成功物語なのかと思って読み進んだが、2人の主人公の目を通して描かれた、「本物とは何か」という問いかけ。 自分と同じものを『本物』と思うコミュニティ以外を否定するのではなく、違うコミュニティから見られても堂々と差し出せる物を『本物』と思うべきではないか、という結論? 。映画、映像界の形態の変化を通して、「違う土俵のものを無理やり比べても仕方ない」という表現が、他のことにもいろいろ思いあたり、刺さりました。

Posted by ブクログ

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