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ヴィクトリアン・ホテル の商品レビュー

3.7

63件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    28

  3. 3つ

    19

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

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2024/09/11

高級ホテルを利用する人たちのはなし 途中から時間に対する違和感を感じた なるほどそういうことかと後半で納得 とりあえず自分が思う思いやりが全ての人に納得されるとは限らないってことかな ありがた迷惑とか余計なお世話って言葉が昔からあるくらいだし、そもそも万人に通用する思いやり...

高級ホテルを利用する人たちのはなし 途中から時間に対する違和感を感じた なるほどそういうことかと後半で納得 とりあえず自分が思う思いやりが全ての人に納得されるとは限らないってことかな ありがた迷惑とか余計なお世話って言葉が昔からあるくらいだし、そもそも万人に通用する思いやりなんてないと思っているので、拒絶された場合にそこまで落ち込む人の気持ちもあまり分からないけど、、

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2024/09/11

2度読み必須。 ホテルミステリーはマスカレードホテルなどが有名ですが、あれを上回る2度読み感。 ホテルという場所が導く、 人のつながりや時間の繋がり、 その先を描いた素晴らしいお話です。

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2024/09/03

2024.09.03 登場人物の人生がクロスオーバーする。 最後になるほどと思う部分とこういう誰が誰 ?という描写が好きではないという人も一定数いるだろうなと思う。 私はムリにこういう要素は要らないのではと思うタイプ。

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2024/08/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

時代が違うんだろうなってのは途中で気づいたけど、まさかここまで長期に渡っているとは思わなかったー!そっちが先だったかー!というところも ローマの休日で盛り上がるのも、自己破産を知らないのも、あの年代なら納得 最期だけ、あの人なんでこの日にまたホテルにいるの??てなったけど ミステリー(の一種になるのかな)という手法を使って主張を展開する作者の手腕が見事 この主張のために登場人物の葛藤が少し青臭くなってはいるけど 世の中同じようなことが繰り返されてるんだなっていうことにも気づかされた

Posted byブクログ

2024/08/15

ストーリー自体がとても良かったです。時々感じる、あれ?これ誰の話?という違和感が最後にスッキリ解決します。途中何度も読み返しましたが、それでも全然気付けませんでした。笑

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2024/08/12

断言する。ミステリ読みなら途中で「オチ」が見える。 だが、本書の魅力はそこではない。トリックだの真犯人だのという狭い括りに閉じ込められない。 先行きの見えない不安定な時代だからこそ、本書のような群像劇が必要なのだろう。ああ、そうか、どんな時代でも今日という日が時代の最先端で全ては...

断言する。ミステリ読みなら途中で「オチ」が見える。 だが、本書の魅力はそこではない。トリックだの真犯人だのという狭い括りに閉じ込められない。 先行きの見えない不安定な時代だからこそ、本書のような群像劇が必要なのだろう。ああ、そうか、どんな時代でも今日という日が時代の最先端で全ては過去になるのか。そんな当たり前を気づかせてくれた。傑作、とは言えないが思い出に残る一冊だ。とてもいい。

Posted byブクログ

2024/08/12

非常に読みやすい1冊であり物語が進むにつれてどういう事だろうと2度読みしながら進みまして、ラストの特大の衝撃と深い感動は、まさに圧巻でした。 下村敦史先生の素晴らしい作品に出会えて感激です。

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2024/08/04

なるほど!そうきたか! ちょっと帯にも騙された感(笑) すごく優しい物語で、どこがミステリーなんだ?と思いながら、でも何となく途中違和感を抱えつつ、結局狙い通りに騙されました。なかなかヤヤコシかった。

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2024/07/28

途中から読む手が早まった。まさに、騙されたという感想がぴったり。そして人間としての醜さや生きづらさを表現する中でも、具現化できない人としての赦しが文字として見えた始めての経験だった。

Posted byブクログ

2024/07/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

違和感(エレベーター内でスマホで連絡は?とか)はあったのにまんまと騙されました。 思い込みで読んでしまい、てっきりずっと"同じ"ところにみんないると思ってました。 どんなひとにも悩みはあって苦しんでいる、けれどいざ言われてみないと実感はわかないし、そういう考え方もあるのかとはっとさせられる。 ただし、たとえ思わぬ見解をぶつけられ、傷つけられるようなことを言われても、自分の気持ちがはっきりしているなら一緒に倣う必要はないと学びました。どんなことをしても結局誰かは傷ついているかもしれない、でもそこを気にしていたらなにもできなくなり、つまらないものが出来上がる。ほかにもいろいろな名言があったので沁みました。

Posted byブクログ