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口福のレシピ の商品レビュー

3.8

60件のお客様レビュー

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2025/02/07

主人公留希子は、江戸時代から続く老舗の料理学校「品川料理学園」が実家。 一人娘なので 実家を継ぐことは約束されているはずなのに その なんとも言えない重圧で 家をでた。 でも やはり血は争えないのか 食べることも料理することも好き。 そのレシピをツイッターやSNS で配信したら...

主人公留希子は、江戸時代から続く老舗の料理学校「品川料理学園」が実家。 一人娘なので 実家を継ぐことは約束されているはずなのに その なんとも言えない重圧で 家をでた。 でも やはり血は争えないのか 食べることも料理することも好き。 そのレシピをツイッターやSNS で配信したら 人気になり 料理研究家として仕事依頼も来ることになる。  アプリ会社と開発の様子を書いている。 その合間に 品川料理学園の昔の歴史も 間に 覗かせている。 私は 食べることは好きだけれど料理が苦手なので  楽しく 読むことができた。 友人にも料理上手な人がいるけど 確かに 外食をしていると 調味料当てている。。 料理が好きな人の共通点を見つけた気がする。

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2025/02/02

凄い話だなあと思いました。こんなことがあるかしら?!と。料理学校の親子4代に渡る物語です。感情が揺さぶられました。

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2025/02/02

料理を作っている描写がとても美味しそう。 レシピを考案するのって本当に大変。 昔のパート(料理学園のはなし)の最後はちょっと切なくなった。 もう少し同居人の話も読みたかったな。

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2025/01/17

私は料理を作るが全く好きじゃないから、主人公の気持ちは分からなかったけれど、美味しそうな料理にお腹が空いてきました。うちの夫が、料理を作るのがストレス発散って言ってて、全然共感出来なかったけれど、この本を読んで少し理解出来たかもしれない。でも私は同居人と同じように、これからも食べ...

私は料理を作るが全く好きじゃないから、主人公の気持ちは分からなかったけれど、美味しそうな料理にお腹が空いてきました。うちの夫が、料理を作るのがストレス発散って言ってて、全然共感出来なかったけれど、この本を読んで少し理解出来たかもしれない。でも私は同居人と同じように、これからも食べる専門でいつづけると思うけど。笑 本当にこの作者さんの料理の表現が素晴らしすぎる。食べたくなる!お腹が空いてくる。丁寧な暮らしとはこのことだなと思わせてくれる。 あとランチ酒でも思ったけど、イケメンの男性を表現するのもすごいと思う。絶対自分が主人公でも、惚れてしまうかっこいい男性がいつも出てくる。だからきゅんきゅんしながら読める。笑 昔の話と交差するのも良かったです。昔はお肉食べれた人は、一部の人たちだけだったんですね。一般家庭でお肉が食べられる時代に生まれて良かった。そして先見の明で、一般家庭でも作りやすいレシピを考えた先代はすごいと思いました。 私も今年は少し料理してみようかなー。

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2025/01/28

料理を作り出すところ、レシピを考えるところの描写が読んでいて楽しかったです。 時代が入れ替わりながら話が進み、最後につながっていくところも読みごたえがありました。

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2025/01/11

老舗料理学園と伝統のレシピには孫の留希子も知らないルーツがあった。留希子の今と過去の祖母の同時進行で物語は進んでいく。そして繋がる。隠された秘密も納得できる内容だ。出てくる料理もとても美味しそうで目に浮かぶ。とても面白かった。

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2024/12/28

出てくる料理の描写が本当にどれも美味しそうでたまらなかった。 品川家の話はハッピーエンドでほっこりした。 最後のしずさんのラストシーンは切なかった。

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2024/11/28

読んでいる間、ずっと頭が生姜焼き!私はこってりが好きなので、砂糖は必須、りんごはすりおろすの面倒とか。私なりのレシピが頭の中で作られていくよう。料理家の人の大変さが、感じられました。 風花ちゃんバージョンも読みたい!

Posted byブクログ

2024/11/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

しずえさんの人生、これでよかったのだろうか。 良いも悪いもしずえさん自身は納得している。 が、 本来であれば感動するはずのラストのシーンも、寂しさを感じてしまい、何とも言えない気持ちに。 せめて、実の子供や孫と少しでも交流があればもう少し報われるのに。 御屋敷時代の、素直で一生懸命な可愛らしいしずえを知っているだけに、他にもっと何か方法は無かったのだろうかと考えてしまう。 料理は深いんですね……。 日々、雑にしか料理に向き合っていないので、反省もしました。(^_^;)

Posted byブクログ

2024/11/02

昭和と令和、2つの時間軸で交互に話が進んでいく。 女中奉公で品川料理研究所に来て、旦那様を支えるしずえと、老舗料理学校の後継者という環境に反発して家を出て、SNSでレシピを発信する現代の留希子、2つの物語が段々と交わっていく。 暮らしぶりや男女の関係、家や苗字を残すことの考え方な...

昭和と令和、2つの時間軸で交互に話が進んでいく。 女中奉公で品川料理研究所に来て、旦那様を支えるしずえと、老舗料理学校の後継者という環境に反発して家を出て、SNSでレシピを発信する現代の留希子、2つの物語が段々と交わっていく。 暮らしぶりや男女の関係、家や苗字を残すことの考え方など、色んな意味での2つの時代の対比が面白かった。 昔の人は丁寧に丁寧に日々を生きていたんだなと思う。 この本を読んで、令和の時代の留希子パートでは、時短のレンジレシピが焦点となっているけれど、逆に昭和のしずさんのように丁寧な料理をしたいと思った。

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