領怪神犯 の商品レビュー
読んでいて尻上がりに面白くなっていった。 神々の仕業なので何もできずにただ事象として捉えるだけだとつまらないなと思っていたが、徐々に不穏さが増して、謎が明かされていく。 概念についていくのが多少大変ではあるが、キャラクターが立っている、ホラー感がいい塩梅等、作品としての魅力で十分...
読んでいて尻上がりに面白くなっていった。 神々の仕業なので何もできずにただ事象として捉えるだけだとつまらないなと思っていたが、徐々に不穏さが増して、謎が明かされていく。 概念についていくのが多少大変ではあるが、キャラクターが立っている、ホラー感がいい塩梅等、作品としての魅力で十分に楽しめる。主人公が煙草をバンバン吸う様がなんだか新鮮。 謎キーワードがまだ散りばめられていたので、次巻も楽しみ。
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ホラーあまり読んだことないけど、こんなもんかという感じ。怖いと言うより、興味深いと言うか、昔話にある物語を読んだような気持ち(現代っぽい人が主人公なんだけど) たくさんの謎現象と神(物の怪?)が出てくるけれど、どの話もいまいちちゃんと解明されずなあなあに過ぎていくのがちょっと残念...
ホラーあまり読んだことないけど、こんなもんかという感じ。怖いと言うより、興味深いと言うか、昔話にある物語を読んだような気持ち(現代っぽい人が主人公なんだけど) たくさんの謎現象と神(物の怪?)が出てくるけれど、どの話もいまいちちゃんと解明されずなあなあに過ぎていくのがちょっと残念だった。結局何かわからないけどそれこそがホラー、なのかも、。
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まるでクトゥルフだな。ただ本家は100年近く経っているので現代というより近代の話かつ外国の奇譚だけど、こちらは現代かつ和風ホラーなので一読の価値があるような(ないような)。 和風といっても怪異は洋風(?)で、深くもないし怖くもない。ホラーっぽい雰囲気を楽しむライトな小品群でした...
まるでクトゥルフだな。ただ本家は100年近く経っているので現代というより近代の話かつ外国の奇譚だけど、こちらは現代かつ和風ホラーなので一読の価値があるような(ないような)。 和風といっても怪異は洋風(?)で、深くもないし怖くもない。ホラーっぽい雰囲気を楽しむライトな小品群でした。もう少し背筋をゾゾッとさせて欲しい。 3.5
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スッキリとした解決をせずに、状況を観察して報告して去っていく連続にちょっと物足りなさを感じた読み始め。 でも読み進めると、ん?と戸惑う不思議がちらほら。 続きが非常に気になります!!
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うひょー「民俗学」じゃん! 期せずして出会ってしまいたした 民俗学ホラー?みたいな感じなんですか?(聞くな) まぁいわゆる土着信仰みたいなね 色んな神様がいましてね 色々悪さというか不思議な現象が各地で起こってましてね お役所に苦情が持ち込まれるわけです だけど、相手神様な...
うひょー「民俗学」じゃん! 期せずして出会ってしまいたした 民俗学ホラー?みたいな感じなんですか?(聞くな) まぁいわゆる土着信仰みたいなね 色んな神様がいましてね 色々悪さというか不思議な現象が各地で起こってましてね お役所に苦情が持ち込まれるわけです だけど、相手神様なんでね ズバット解決!ってわけにはいきません 人の力じゃ無理よ なんで一応アリバイ作りみたいな調査だけするっていうお役所仕事短編ががんがん続きます たまに対処療法みたいなことも上手くいくこともありますが、根本的な原因を取り除くのは無理です 相手神様ですから で、なにも解決されないお話しが最後まで続きます 2巻、3巻のブクログ評価点を見ると尻上がりになっているので、1巻で溜まりに溜まった「?(はてな)」を徐々に処理していってくれるのでしょう そして 一応なんか引っ張る感じの終わり方 ほんとに大丈夫?っていう一抹の不安を抱えつつ2巻へ! ほんとにほんとに大丈夫?(聞くな読め)
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☆3.7 これだけでもわりと好きだけど、続巻でまたかなり変わるって聞いたので、ぜひ読みたい。 楽しみ。
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まずはジャブといった感じでこの巻は大きな動きを見せず、怪異とそれを調査するストーリーで行くのかな?と思いきや、中盤以降に大きな展開を見せる。アレとかアレとかは、大塚英志原作作品や真・女神転生を彷彿とさせるね。 それでいて、バディものでもある。この辺りは難解にし過ぎず、より多くの読...
まずはジャブといった感じでこの巻は大きな動きを見せず、怪異とそれを調査するストーリーで行くのかな?と思いきや、中盤以降に大きな展開を見せる。アレとかアレとかは、大塚英志原作作品や真・女神転生を彷彿とさせるね。 それでいて、バディものでもある。この辺りは難解にし過ぎず、より多くの読者に読んでもらおうという工夫かな。民俗学をテーマにした作品はこってり味が多いが、人物描写などはそこまで濃くしていない。
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初めましての作家さん ・ひとりずつ降りてくる神 ・ひと喰った神 ・不老不死の夢の神 ・水底の匣の中の神 ・辻褄合わせの神 ・こどくな神 ・知られずの神 ・そこに在わす神 8編の連作ホラー短編集。 読み始めてすぐに、何だこれ?と違和感。 奇妙で奇怪な現象や事象を検証して、結論が...
初めましての作家さん ・ひとりずつ降りてくる神 ・ひと喰った神 ・不老不死の夢の神 ・水底の匣の中の神 ・辻褄合わせの神 ・こどくな神 ・知られずの神 ・そこに在わす神 8編の連作ホラー短編集。 読み始めてすぐに、何だこれ?と違和感。 奇妙で奇怪な現象や事象を検証して、結論が なされないままに次に進む事へのストレス。 読むのをやめようかと思ったけれど、 2巻の後半から流れが変わります。 読むのをやめなくてよかったぁ~ 善とも悪とも言いようがない、人智を超えた 人間の手には負えない超常現象` 又は それを引き起こすものを、俺たちは "領怪神犯"と呼んでいる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
あっ、解決しないのね?! これが私の素直な感想でした。 話が進むにつれ、この解決しないモヤッと感が繰り返されて、ほんのちょっとだけ満足できないw でも1冊終わるまでにはこのモヤッと感が楽しくなってくるから不思議。 無意識に「事件は解決するのが当たり前」と思いがちですが、良い意味で裏切られたなと。 事件を解決しないのはもしかして伏線??と想像したりして次巻が待ち遠しいです。
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善悪ない人智を超えた人間にはどうしようもない現象を領怪神犯という。 ミカヅチ班みたい!と思って一気に購入。 三部作で完結なのかぁ。短い。 1冊目は序章というか、片岸と宮木の仕事紹介というか領怪神犯とはこーゆー事象を指すってことの紹介のような報告書のような話。 なにも解決せず、不穏...
善悪ない人智を超えた人間にはどうしようもない現象を領怪神犯という。 ミカヅチ班みたい!と思って一気に購入。 三部作で完結なのかぁ。短い。 1冊目は序章というか、片岸と宮木の仕事紹介というか領怪神犯とはこーゆー事象を指すってことの紹介のような報告書のような話。 なにも解決せず、不穏なまま終わる。 だからこその領怪神犯なのだろうけど、ちょっと肩透かしをくらった気分。 とはいえ話が進むごとに世界観に引き込まれてしまい面白かった。 続きが気になるけど、後2冊で終わってしまうのかぁと思うと読むのが勿体無い気もする。
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