「答えのないゲーム」を楽しむ思考技術 の商品レビュー
今の世の中は答えのないゲームである。 答えのある義務教育とは違う。 上司も同じなので、仕事の答えを知っているわけではない。 ちょっと経験が多いだけ。 上司に答え合わせをするのではなく、議論する。 プロセスを大事にし、選択肢を2つ以上作り、健やかに議論する。 答えのないゲーム...
今の世の中は答えのないゲームである。 答えのある義務教育とは違う。 上司も同じなので、仕事の答えを知っているわけではない。 ちょっと経験が多いだけ。 上司に答え合わせをするのではなく、議論する。 プロセスを大事にし、選択肢を2つ以上作り、健やかに議論する。 答えのないゲームはこのプロセスで考える ①論点をたてる ②ファクトから示唆を出す ③仮説を作る ④検証する
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結構分厚い本ですが、思考の方法論が簡潔に説明されているので、小一時間あれば読めると思います。個人的には「見たままですが」と「B○(マル)条件」が役立てられそうだなぁと思いました。著者がコンサル出身なので本当に0からアイデアを提案するみたいな思考術が満載です。そういった系統の仕事を...
結構分厚い本ですが、思考の方法論が簡潔に説明されているので、小一時間あれば読めると思います。個人的には「見たままですが」と「B○(マル)条件」が役立てられそうだなぁと思いました。著者がコンサル出身なので本当に0からアイデアを提案するみたいな思考術が満載です。そういった系統の仕事をされている方には大いに参考になると思います。
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思考の仕方を暗記することに価値がある。 一度読んだからという評価ではなく、反復して使えるようになった時に⭐️5つにします。
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思考は技術。答えのないゲームを楽しむ思考技術について。 答えのあるゲーム:ファクトだけで考える世界 答えのないゲーム:ファクト→示唆で考える世界 ビジネスや人生の現場では答えが無い。 上司にこれで合ってますか?と聞くことは 上司に答えのないゲームをさせ、自分は答えのあるゲームを...
思考は技術。答えのないゲームを楽しむ思考技術について。 答えのあるゲーム:ファクトだけで考える世界 答えのないゲーム:ファクト→示唆で考える世界 ビジネスや人生の現場では答えが無い。 上司にこれで合ってますか?と聞くことは 上司に答えのないゲームをさせ、自分は答えのあるゲームをしているということ。 ・答えのないゲームの戦い方 ①プロセスがセクシー(プロセス志向) ②2つ以上の選択肢を作り、選ぶ(より良い物、を選ぶ) ③炎上、議論が付き物(議論が大前提) ①答え=解答では何の価値もない。 プロセスが最高で非の打ち所がない。そのプロセスから導き出した答えは最高 という考え方 ②絶対的な答えがない=相対的に答えに近づくしかない 比較することでなぜそれを選ぶのかを言語化できる ③異なる意見が出てくるのが当然。喧々諤々のやり取りが発生する ■示唆 示唆=ファクトから言えること 自分の経験、他の人の経験は過去合ったことからの示唆しか言えないポンコツ まずファクトを言ってみる(見たままですが・・) その後示唆へつなぐ(何が言えるっけ) ファクト:100人中100人納得する事柄 プラチナ示唆:100人中3人納得する事柄 無関係:100人中0人納得 示唆には必ず、対比が存在する 〇〇にも拘わらず、XXということは、□□に違いない 対比はファクト⇔ファクト、ファクト⇔常識/知識 3構造:物語を3つの分けて要約する 誰が、どうやって、何をした ■B○条件 B案(相手の主張)が○となる条件を示して、 その条件を否定したうえで、A案(自分の主張)に誘導する議論と説得の手法 「もし○○だったら、あなたの意見は正しい。 だけど今回は○○ではないので、あなたの意見は正しくない」 A○:自分の意見を丁寧に説明する B×:相手の意見を直接否定する 上記どちらも議論、説得が困難 相手の意見が、どういう場合、条件、シチュエーションであれば 自分にとっても○になるだろうか、を考える ■ゲーム&ゲーム ①論点(目的)を立てる: 大枠の論点とそれを解決するために必要なサブ論点が存在する MECEは忘れる。検討するための重要度で構造化する サブ論点には優先度をつける ②ファクトから示唆を抽出する ③仮説を作る 仮説思考:与えられた情報から論点に対しての答え(回答)を作り切ること 情報が足りないとか、そんなのわかるわけないとか言わない。 作り切るまで思考を止めない ④仮説を検証する 新たな仮説を作る 示唆とつじつまがあっているかどうかを検証する ■5つのゲーム感覚 ①答えのあるゲームVS答えのないゲーム ②ボジョレー思考VSロマネコンティ思考 さらなる効率化VSゴール達成が最終目標 ③理解ドリブンVS暗記ドリブン 理解するまで学習、その理解を応用する 暗記するまで学習、その暗記を応用する 暗記ドリブンのほうが再現率100%を目指せる。ただ負荷はかかる。 ④70/100 VS 3/100 自分にとってどんなゲームをするのかを意識する ⑤アーティストモードVSクリエーターモード アーティスト:目の前に自分(自分の思うままに クリエーター:目の前にお客さん(お客さんの期待を超える どのモードで行くのかを見極める
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この本を読むきっかけは、タイトルに惹かれたことです。仕事の中で、答えのないゲームに取り組んでいるということを感じることが多くなってきたからかもしれません。 自分にとって良かった点は、 ●示唆 ●B○条件 の2点です。 特にB○条件について、なんか自分の場合水掛け論になっちゃう...
この本を読むきっかけは、タイトルに惹かれたことです。仕事の中で、答えのないゲームに取り組んでいるということを感じることが多くなってきたからかもしれません。 自分にとって良かった点は、 ●示唆 ●B○条件 の2点です。 特にB○条件について、なんか自分の場合水掛け論になっちゃう、激しい議論になるなって感じる方にオススメかもしれません。私もそうですので。。。 示唆については、おそらく日常脳みそコンピュータが果てしない示唆をしていると思いますが、フレームワークに落として言語化させることで考え付かなかったアイディアが浮かぶと感じました。
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著者の別著も読んだが、似たような主張と切り口、そして、同じテンション。合わない人は合わない、経験談と更にそれを上回る「造語」。著者独自の造語は、勿論分かりやすく解説するための工夫の一つだが、共通言語からの離脱でもあるため、間違ってはいないが、こちらが歩調を合わせる事に対し、やや白...
著者の別著も読んだが、似たような主張と切り口、そして、同じテンション。合わない人は合わない、経験談と更にそれを上回る「造語」。著者独自の造語は、勿論分かりやすく解説するための工夫の一つだが、共通言語からの離脱でもあるため、間違ってはいないが、こちらが歩調を合わせる事に対し、やや白けてしまう。しかし、それこそがゲームを読み解いたり、マイゲームを作ってしまおうという著者の主張の裏付けか。そのゲームに乗るには、自身の思考を変え、楽しめないといけない。今回、私は乗らなかった。 誕生日別人数順位の解説とか、時速60キロと時速20キロで往復した場合の平均速度の設問とか、水掛け論の平和的な解決方法とか、面白いなと思うキラリとした一幕もあるのだが、全体として、「信者にならないと聞くのが辛い」系の本だ。 セクシーな解法、というのも分からなくはない。数学が美しいとか、シンプルイズベストみたいな事だろう。言葉や口癖が思考をリードする、同様に思考の整理術となるフレームワークは、迷う際には道標にもなるのだろう。この辺は、著者が別著で述べる事と一貫している。 細かいが、ハゲタカをカードに取り入れたゲームの話、提題における要件が不足している気がする。全体的に論理構成上の要件に抜けがありながらも勢いで解説し、セクシーを自任する、セクシー兄さん本である。
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論点→ファクト→示唆→仮説→検証 頭の中で勝手にやってる流れを言語化してくれる。 内容自体は事例と合わせて紹介してくれるので読みやすい。 3時間くらいで読める
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ただ読み進めるものではなく、実際に例文を使って「答えのないゲーム」を解いていこうという内容。 わかりやすい例題を使っていて、読みやすい作品。
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「言葉が整うと、思考が整う。」 ゲームに挑む前にどんなゲームなのか見極める ⚫︎使えるフレーズ集 見たままですが 何が言えるっけ? それは何人中何人? にもかか構文で言うと? ⚫︎B⚪︎条件 「もし、⚪︎⚪︎なら賛成。だけど、今回は⚪︎⚪︎ではないので反対」
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答えのないゲームという触れ込みだけど、ルールもよくわからない状態から如何に妥当な結論、示唆を導くかを解説した本。文字数少ないのであっという間に読み終わる。 本編でも触れられるけど、カイジが臨むギャンブルを観察眼と論理思考で攻略する、あの感じが近い。「カイジがコンサルとして働き始...
答えのないゲームという触れ込みだけど、ルールもよくわからない状態から如何に妥当な結論、示唆を導くかを解説した本。文字数少ないのであっという間に読み終わる。 本編でも触れられるけど、カイジが臨むギャンブルを観察眼と論理思考で攻略する、あの感じが近い。「カイジがコンサルとして働き始めたようです」というタイトルでも違和感ないかも。
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