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上流階級(其の四) の商品レビュー

4.2

52件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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2025/01/15

今回もおもしろかった!!物語のスピード感がすき。部下ができて上司との間で板挟みになったときの立ち回りの苦労だったり共感するところが多い。続きがたのしみ!!

Posted byブクログ

2024/11/25

ブルドーザーみたいに進んできたシズオが立場の変化でうまく立ち回れなくなってるところを自分に重ねたりして、しかも体調不良も重なり辛い その中でも他人だから仕事だからできること、言えることがあるっていう部分に激しく共感した 一億パーティは切ないところもあったけどぜひ参加してみたい笑 ...

ブルドーザーみたいに進んできたシズオが立場の変化でうまく立ち回れなくなってるところを自分に重ねたりして、しかも体調不良も重なり辛い その中でも他人だから仕事だからできること、言えることがあるっていう部分に激しく共感した 一億パーティは切ないところもあったけどぜひ参加してみたい笑 3巻4巻と一気読み 続きも楽しみ

Posted byブクログ

2024/09/28

40代女子の切実な悩み。金とキャリアと育成と体と交友関係。 どれもわかる、わかる、わかる。。。 お得意様に支持されていろんな人を味方にしてそこに楽しい、を見出す彼女の姿勢はいつも美しい。でも本当は余裕もなんもなくっていっぱいな彼女のリアルも美しい。静緒 桝谷の存在が本当に救い...

40代女子の切実な悩み。金とキャリアと育成と体と交友関係。 どれもわかる、わかる、わかる。。。 お得意様に支持されていろんな人を味方にしてそこに楽しい、を見出す彼女の姿勢はいつも美しい。でも本当は余裕もなんもなくっていっぱいな彼女のリアルも美しい。静緒 桝谷の存在が本当に救いだなぁ。羨ましい。 2024.9.28 151

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2024/09/02

富久丸百貨店の合併によりシズオは今までのように自由に働けず、部下と上司の板挟みに苦しむ。リアルな表現に共感をして胸がキュッとなった。 その年代独自の悩みを持ちつつ、最終的には持ち前のアグレッシブさで自分の目指したい方向性を見つけることが出来た。最後のサプライズも次回作の期待に繋が...

富久丸百貨店の合併によりシズオは今までのように自由に働けず、部下と上司の板挟みに苦しむ。リアルな表現に共感をして胸がキュッとなった。 その年代独自の悩みを持ちつつ、最終的には持ち前のアグレッシブさで自分の目指したい方向性を見つけることが出来た。最後のサプライズも次回作の期待に繋がった。2年くらい新作出てないけど、待ち遠しい!

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2024/08/19

すごく面白かったです。audibleで1〜4まで一気に聞いてしまいました。 いろいろ作りが甘いのでは?と思うところもあったけど、とにかく静緒が好き!考えることも世代的に結構同じ。 エンタメとしてめっちゃ良かった。通勤中の暗い気持ちを静緒が楽しくしてくれた。5巻楽しみに待ってます!

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2024/07/10

 百貨店の外商として奮闘する主人公のシリーズ四作目です。  今作では、前作から更に少し時間が進み、主人公にも部下ができることに。一筋縄ではいかないその部下たちに、合併に伴ってやってきた食えない上司、増えるばかりの仕事に忙殺される日々。挙句いつの間にか社内政治にも巻き込まれてしま...

 百貨店の外商として奮闘する主人公のシリーズ四作目です。  今作では、前作から更に少し時間が進み、主人公にも部下ができることに。一筋縄ではいかないその部下たちに、合併に伴ってやってきた食えない上司、増えるばかりの仕事に忙殺される日々。挙句いつの間にか社内政治にも巻き込まれてしまい、身動きが取れなくなってきた折、ハードワークが祟って身体が利かなくなってしまった主人公を助けてくれたのは……。  今作も、とても面白かったです。  前作を読んだ時にも思いましたが、同居人の桝家がどんどん可愛くなるようです。甲斐甲斐しい。そして頼りになる。頼った時に頼られたことを素直に喜んでくれる。第一巻を読んだ時には、あのキャラクターがこうなるとはとても思っていませんでしたが、恋愛とかそういうことではなく、誰かと一緒にいたいというのはこういうことなのだろうかと彼を見ていると考えてしまったりします。  そして、今回新しくお客様になった八田さんとそのご友人方がすごい。キャラクターが強い。勢いと圧がものすごい。オーディブルで読んだから尚更、なかなかのキャラクターとして目の前に迫るようで、思わず笑ってしまいました。わくわくして、とても心躍る文章でした。  身体を壊した時に、気付いてくれる人がいる。  心配して、大切にしてほしいと言ってくれる人がいる。  どうにもならなくなった時に、助けてくれる人がいる。  恋人がいなくても、親に先立たれたら一人きりになってしまうシングルでも、そんな人と一緒にいることができたなら、どれほどいいだろうと思ってしまいます。  主人公の静緒と年齢が近いこともあり、色々と似た悩みを抱えている彼女が何をどう選択するのか、今後の展開も楽しみです。

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2024/06/15

安心安定の『上流階級』シリーズ第4巻。 菊池屋との合併により、新たな上司の下、部下を持つことになった静緒の孤軍奮闘振りを、とても他人事とは思えない気持ちで読み終えました❗ 特に印象的なエピソードは、京都老舗お嬢様の起業のお手伝いの中での、キーキャッチについてのところ。外商とは...

安心安定の『上流階級』シリーズ第4巻。 菊池屋との合併により、新たな上司の下、部下を持つことになった静緒の孤軍奮闘振りを、とても他人事とは思えない気持ちで読み終えました❗ 特に印象的なエピソードは、京都老舗お嬢様の起業のお手伝いの中での、キーキャッチについてのところ。外商とは関係ないところでも、全力でお客様に寄り添う静緒が最高でした。 また、『第五章 外商員、貸し切る』はこの章全体が強烈にインパクトがあり、このシリーズが益々好きになりました❗ エピローグには、『つづく』の文字があり、次巻の出版がとても待ち遠しいです❗

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2024/06/12

嬉しい4作目。もう表紙ですらテンション上がる。おまけに「つづく」ときて幸せいっぱい。 ついに管理職編きた。ジェンダーアイデンティティ(LGBTQ)からレイヤーを上げ「社会進出した女性」の圧が前面にでてる。生理とか子宮摘出とかおじさん戸惑う単語がドバドバ飛び交うし、怖いけど、嫌味...

嬉しい4作目。もう表紙ですらテンション上がる。おまけに「つづく」ときて幸せいっぱい。 ついに管理職編きた。ジェンダーアイデンティティ(LGBTQ)からレイヤーを上げ「社会進出した女性」の圧が前面にでてる。生理とか子宮摘出とかおじさん戸惑う単語がドバドバ飛び交うし、怖いけど、嫌味じゃない。さすが高殿円さんが育てた教養あるキャラのおかげ。 むしろ戸惑ってないで全霊で受け止めなければ。 ── (著作物を横領されて)怖い怖いと繰り返す。しかしその大半の恐怖は、女性であれば何度も感じたことのある馴染みのある感覚だ─ ──世の女が受ける仕打ちにたった1人で立ち向かおうとしている。(中略)誰も進んだことのない暗闇で1人戦い続けるためにも、煌めくゴールドが必要なのだ─ こうして、人気イラストレーターは450万円のジュエリーをお買い上げになる。 ここで対決しようとしているのは、怖いオヤジ。もっと言うとオヤジ文化の社会・経済。男性の私が必死に想像をこらして読んでも、家でモラ夫の烙印を押されている身では限界ある。でも女性は、怖い思いをしているのだ。 結局、立場が強い「場所」で弱い者を搾取するスタイルが成立している。それは企業内だけでなく、家内のリラックス時間を搾取している、という点もきっと同様。 私の願望は、私に(も)時間を使って欲しい。それは、拘束ではなくベクトルの話なんだけど、コミュニケーション不全なのでハラスメント化している。 ── セックスなしの夫婦とか、別居婚前提とか、お互いが合意の上であればいいわけなんだし。 ──問題は俺(ゲイ)の場合、ある程度の実家の太さと外見と金銭感覚と体の相性と食の相性が合って、面倒な親戚もいなくて自立してる相手ってなると、ほぼいないことは分かってるんで、さて、どれを我慢すべきなんだ─ ほぼいない対等な相手か。 ハラスメントは受け取り側次第、という雑な議論ではなく、「寛容になりましょう」もそうだけど、思いやりとか安心感とかが大事になってくると思う。相手の犠牲にならない範囲で相手して欲しいわけだし。 範囲外に愛があるのかもしれないし。 LGBTQのどのカテゴリーにも入らない人がやりにくい中、男性優位の話はいじめの傍観者が多すぎる議論が進まない話。 この作品が女性活躍の元気玉になってほしいと思う。 タフすぎてアマゾネスっぽいけど。 分厚いけど。

Posted byブクログ

2024/06/05

『上流階級 富久丸百貨店外商部 其の4』— 静緒の新たな挑戦と成長の物語 高殿円氏の『上流階級 富久丸百貨店外商部 其の4』は、爽快な仕事エンタメシリーズの第4弾です。富久丸百貨店芦屋川店の外商員として働く鮫島静緒は、バイトたたき上げからアラフォーにしてついに全国売上トップ10...

『上流階級 富久丸百貨店外商部 其の4』— 静緒の新たな挑戦と成長の物語 高殿円氏の『上流階級 富久丸百貨店外商部 其の4』は、爽快な仕事エンタメシリーズの第4弾です。富久丸百貨店芦屋川店の外商員として働く鮫島静緒は、バイトたたき上げからアラフォーにしてついに全国売上トップ10入りを果たします。セレブたちの悩みを解決し、彼らの要望に応える斬新なアイディアと真心で、京都の老舗お嬢様の起業やニューリッチのアート投資家と高級官僚の娘の婚約など、多忙を極める日々を送っています。 しかし、会社の合併により社内政治に巻き込まれ、身体を壊すほどの多忙な生活を送る中で、静緒は「私にとって幸せなことは?」と人生の原点に立ち返ります。この問いを通じて、静緒が見つける新しいお仕事スタイルと、彼女の成長が描かれています。 シリーズ第4弾でも、静緒の売り上げは順調ですが、仕事や家族、健康問題などアラフォー女性の切実な悩みがぎっしり詰まっており、リアリティを持って読者に響きます。同居するゲイ男子・桝家との関係も深まり、彼らの生活の描写が楽しく、羨む読者も多いでしょう。最後の展開では静緒が新たな一歩を踏み出し、次巻も非常に楽しみです!

Posted byブクログ

2024/06/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

勤続年数が長くなればなるほど、実績を上げればあげるほどに出てくる昇進&部下指導問題。過去一わかるー!と共感した。仕事は楽しい。でもそれ以外のしがらみが増えてきて、仕事だけに集中できないモヤモヤ。このままで本当に良いのだろうかという焦り。加えて体調の問題。前作まではお客さんとの関わり、仕事のやり方などがテーマに置かれていたが、本作は自分は一体どうしたいんだ?という核となる部分をテーマにしていて考えさせられた。彼女が出した結論は外商として頑張るということだったが最後の最後に思わぬ人事が発表されて次が気になる! (読書メーターからの転記)

Posted byブクログ