CONTACT ART 原田マハの名画鑑賞術 の商品レビュー
「鑑賞術」というから「これはこう見る〜」と言ったことが書いてあるのかと思いきやアート好きなおばさんと一緒に美術館を回っているような本だった 各県の美術館にもっと行ってみたい!
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1荷物を預ける 2ライブラリーを利用してみる 3ポストカードを買う 4建築も楽しむ 5まずは知識や解説に頼らない 山梨、金沢、直島に行きたくなった。 大体旅行の時に美術館に行くから、半日とかで観ないといけないけど、一日中見れるように美術館のためだけの旅行をしたい。
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前半は大御所画家の説明であまり面白くなかったが、クリムトのあまり知らない作品紹介やアンリ・ルソー、マルグリッド、小磯良平、エルリッヒと後半は面白いかな。 マハさんの著書の中ではかなり楽に読めるが、内容はあまりないかも。(笑)
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WOWOWのアート番組を書き起こし、加筆・修正したものらしい。 日本各地の美術館にある絵画や現代アート18点を取り上げて、その画家の歴史や人となりについて紹介したり、著者なりにどのような作品の捉え方をしたか、といった本。 間に幾つか挟まっているコラムが面白かった。
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印象派前から現代美術まで幅広く紹介してくださってとても良かったです。美術館で直接観るとまた新たな発見がありそう。
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作品毎に分かれているのでじっくりと、1章ずつ読み進めて、読み終えたときは終わってしまった〜という感覚でした。もっと色々紹介していただきたいです!(なので、他の作品も読んでみようと思います!) 美術館に行く前や、行った後に読み返したい本です。見たことのある作品の章では、美術館に再訪したくなりました。 美術館の建物について、あまり気にしたことがなかったので、今後は建物も含めて鑑賞してみたいと思いました。
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18人のアーティストの紹介。 しかも日本で会いに行ける作品ばかり。 美術館の紹介もあって まずは気楽にアートに会いに行きましょう!って本。 ただ本に掲載されている作品は 小さくて細部まで分かりにくいのが残念。
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アートと向き合う、一点一点を丁寧に、でも短くまとめていく。 クールベの波は、波だけが描かれている。私は天使を描かない、なぜなら天使を見たことがないからだ。このリアリズムの徘徊からみることで、その凄まじいエナジーをかんじとれる。ルソーもそうだ、MoMAの夢という絵は、本当に引き込まれてしまう。変な絵なのに、これはなんだと世界に引き摺り込まれる。原田さんは夢をみる、夢と生きるというメッセージを感じたそうだ。自分には夢、そのもののに思えた。この世もこの絵も夢のような世界。 モネの絵は、けちょんけちょんに言われていた。今でこそ、日本人も大好きな、まるで動いているような印象さえ与える、柔らかいタッチの水の動きや植物の生命の息吹。アンディウォーフォールは、アートは、感じる人がアートだと思えばそれがアートだと。白髪一雄の抽象作品も、非常に熱量が多い作品だ。溢れ出すエネルギーは、実際に絵を見ると感じることができる。ポロックの作品もそうだが、実際に見てみたら、印象が全く違う。 レアンドロ・エルリッヒも、リアリズムとアンチに答えを見出した1人なんだと実感できる。 ジェイムスオキーフが、草間彌生の渡米を助けたという話も初めて知った。当地で、オキーフのMoMaの展示が始まったばかり、ルイヴィトンと草間彌生さんのコラボもスタート、2人の関係性を考えると、こういうところでもう一度出会う、なんと良いタイミングだろうか。
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全てに絵があって、その絵に対する説明があるのがとてもわかりやすい。特に作品とのなれそめや、コンタクトしてマハさんがどういうメッセージを受け取ったのかを書いてくれていて、そういうふうに感じたのだと思った。 そしたら自分はどうか?私だったらどの作品を観に行きたいか。楽しく考えられた。
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日本各地の美術館で筆者が美術作品に触れる。「鑑賞術」と言っても難しいものではなく、筆者が感じたことが素直に書かれている。 作品に触れるとき、その作品の説明を読むことも面白いが、まずは何の予備知識も仕入れずに作品を感じること。これが大切だと思った。 人それぞれ作品に対する感じ方が...
日本各地の美術館で筆者が美術作品に触れる。「鑑賞術」と言っても難しいものではなく、筆者が感じたことが素直に書かれている。 作品に触れるとき、その作品の説明を読むことも面白いが、まずは何の予備知識も仕入れずに作品を感じること。これが大切だと思った。 人それぞれ作品に対する感じ方があって面白いが、たいていの人はひとつの作品から多くの言葉を語らない。(語ることができない。)筆者のように熱き言葉で作品の素晴らしさをあらわせるのは羨ましい。 いろんな作品が紹介されるのだが、私の好きなダリを取り上げてくれたのが嬉しい。諸橋近代美術館に筆者が足を運んでくれることを願う。 なぜダリに心惹かれるのだろうか。彼の生き方(作品)がかっこいいからだというシンプルな結論に辿り着いた。 なんとなくだが、筆者のアンリ・ルソーへの愛はやはり抜きん出ていると思う。楽園のカンヴァス、再読したくなった。
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