1,800円以上の注文で送料無料

CONTACT ART 原田マハの名画鑑賞術 の商品レビュー

3.9

59件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    19

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/09/18

有名キュレーター、カルチャーライターによる、日本の美術館案内と所蔵作品や芸術家解説 絵が小さいながらもカラーで、著者の作品に対する愛情がやさしい言葉で綴られていて、読み返すというよりもこれは実際に観に行かなくてはという気持ちにさせられた。

Posted byブクログ

2024/07/21

恥ずかしながら、美術館に行くのも好きだし絵画を見るのも好きではあるが、この画家がどのような流れの上にいて何を思って絵を描いていたか…ということを全然知らなかったなあと実感させられた。画家も人間であり、絵画を通して彼らの人生や何にパッションをもっていたのかを知ることができる(コンタ...

恥ずかしながら、美術館に行くのも好きだし絵画を見るのも好きではあるが、この画家がどのような流れの上にいて何を思って絵を描いていたか…ということを全然知らなかったなあと実感させられた。画家も人間であり、絵画を通して彼らの人生や何にパッションをもっていたのかを知ることができる(コンタクトすることができる)、ということがわかり、今後の美術鑑賞がもっと楽しくなりそう。

Posted byブクログ

2024/06/23

原田マハさんの小説はどれも素敵だが、この本は、さまざまな画家のひととなりに触れることができて、理解が深まる素敵な本! さらにまだまだ行ったことのない日本国中の美術館が紹介されており、この絵だけのために、行ってみたいと思った! アートとの《contactの心得》や美術館マップ、美術...

原田マハさんの小説はどれも素敵だが、この本は、さまざまな画家のひととなりに触れることができて、理解が深まる素敵な本! さらにまだまだ行ったことのない日本国中の美術館が紹介されており、この絵だけのために、行ってみたいと思った! アートとの《contactの心得》や美術館マップ、美術館情報もあり、心憎い。 《アートは「これが正しいーという受け止め方はありません。》《見る人それぞれが自分でだけの答えを持っている。それはアートとコンタクトした時に自分だけの答えを持っている。》 特にドービニーはあまり存じ上げてなかったが、爽やかな風のような人で、モネやゴッホが大木となり美術史に根を張ることができた…とあり、物覚えの悪い私も、覚えた! 島根県立美術館ーギュスター・クールベ、クロード・モネ アリスティッド・マイヨール「河」 山梨県立美術館ージャン=フランソワ・ドービニー ミレーの美術館。ル・コルビュジエに師事した前田國男 横浜美術館ーポール・セザンヌ、ルネ・マルグリット 建築家・丹下健三、丹下グレーのバルセロナスツール。ミース・ファン・デル・ローエがデザインした特注品。 愛知県立美術館ーグスタフ・クリムト スケルトンエレベーター 豊田市美術館ーエゴン・シーレ 建築家・谷口吉生 庭園・ピーター・ウォーカー 兵庫県立美術館ー小磯良平、白髪一雄 建築家・安藤忠雄 長野県立美術館ー東山魁夷 建築家・谷口吉生、善光寺から徒歩3分 松本市美術館ー草間弥生 福岡市美術館ーサルバドール・ダリ、アンディー・ウォーホル 建築家・前田國男 東京国立近代美術館ーアンリ・ルソー、萬鉄五郎 金沢21世紀美術館ーフロリアン・クラール、レアンドロ・エルリッヒ 建築家・妹尾和世+西沢立衛/SANNA

Posted byブクログ

2024/06/17

原田マハが国内の美術館を訪れ、展示されている絵画・アートを取り上げてその絵から受け取るメッセージを解説する内容。 山梨県立美術館、島根県立美術館など、地方にもさまざまな魅力的な美術館があることを知った。 アートを深く理解するにはバックグラウンドや背景知識が必要だが、それとともに、...

原田マハが国内の美術館を訪れ、展示されている絵画・アートを取り上げてその絵から受け取るメッセージを解説する内容。 山梨県立美術館、島根県立美術館など、地方にもさまざまな魅力的な美術館があることを知った。 アートを深く理解するにはバックグラウンドや背景知識が必要だが、それとともに、アートを見て感じる一次的な感想・感情も同じくらい大切だという著者のメッセージに共感した。 美術館に行って自分もメッセージを受け取りに行きたくなる本。

Posted byブクログ

2024/05/06

オールカラーでふんだんに画像が挿入され、様々なアートが紹介されている。メインで紹介されている作品は全て日本の美術館に所蔵されているもの。 古典的な作品ほど既に沢山の解釈や考察がある為、ミュージアムガイドのような質感になっている。対して現代アートについてでは、それらのアートをいかに...

オールカラーでふんだんに画像が挿入され、様々なアートが紹介されている。メインで紹介されている作品は全て日本の美術館に所蔵されているもの。 古典的な作品ほど既に沢山の解釈や考察がある為、ミュージアムガイドのような質感になっている。対して現代アートについてでは、それらのアートをいかに受け取るかに重点を置いているように感じた。

Posted byブクログ

2024/03/28

日本各地の美術館にある18点のアート作品を紹介。アートを通して、作者の人生観や生きた時代に想いを馳せ、「対話」することを、原田さんは「コンタクト」と呼ぶ。日本各地の美しい風景の中に建てられた美術館を訪れ、ゆっくり時間をかけながら、作者、原田さん、そして自分自身との対話をしてみたい...

日本各地の美術館にある18点のアート作品を紹介。アートを通して、作者の人生観や生きた時代に想いを馳せ、「対話」することを、原田さんは「コンタクト」と呼ぶ。日本各地の美しい風景の中に建てられた美術館を訪れ、ゆっくり時間をかけながら、作者、原田さん、そして自分自身との対話をしてみたい。個人的には、今の仕事の繁忙期が終わったら、長野県立美術館に足を運んでみようと思う。

Posted byブクログ

2024/03/18

なんでも活をつければ良いってもんじゃないw ミュゼだと脱毛サロンを思い出したしまうからミュジ活でどうでしょうか幻冬舎さん。 ルソーのどこが好きなのか自分でもよく分からなかったけど、のっぺりした現実感のない塗り方が好きなのかも。 「馬を襲うジャガー」だって全然襲われてる感無いし。馬...

なんでも活をつければ良いってもんじゃないw ミュゼだと脱毛サロンを思い出したしまうからミュジ活でどうでしょうか幻冬舎さん。 ルソーのどこが好きなのか自分でもよく分からなかったけど、のっぺりした現実感のない塗り方が好きなのかも。 「馬を襲うジャガー」だって全然襲われてる感無いし。馬、カメラ目線だし。 「第22回(以下略)」も初めて見たけど楽しそうな絵でいいな。

Posted byブクログ

2024/03/02

美術館に足を運び実物の作品を観たくなる一冊。日本の美術館がこんなにも素晴らしいアートを所蔵していることを知らなかった。自分流のコンタクトで楽しめば良いんだと再認識できた。

Posted byブクログ

2024/01/23

図書館で見つけて面白そうだったので。 美術館へ行く面白さを知ったのは大人になってから。 まだまだ見たことない芸術がたくさんあって ワクワクしました。 特に苦手意識があった ルソーの絵の面白さに気づけたのが面白かった。 画家の背景まで説明してくれて、 少し知ることができたのがよか...

図書館で見つけて面白そうだったので。 美術館へ行く面白さを知ったのは大人になってから。 まだまだ見たことない芸術がたくさんあって ワクワクしました。 特に苦手意識があった ルソーの絵の面白さに気づけたのが面白かった。 画家の背景まで説明してくれて、 少し知ることができたのがよかった。 都内の美術館へは足を運べるけど、 地方は行ったことがなく 美術館によってもテーマがあることが知れた。 島根県立美術館は水がテーマとのことで ぜひ訪れたい。

Posted byブクログ

2023/12/05

私は美術館に行く際には事前にその画家の下調べをしたり、背景を知ったりある程度の知識を入れた上で行き、音声解説も聴きながら見る。 それはそれで楽しいけれどもこの本はマハさんがアートとコンタクトし(実際の画家とコンタクトではない)、自分なりにどう思ったのか、感じるものはどういう感情だ...

私は美術館に行く際には事前にその画家の下調べをしたり、背景を知ったりある程度の知識を入れた上で行き、音声解説も聴きながら見る。 それはそれで楽しいけれどもこの本はマハさんがアートとコンタクトし(実際の画家とコンタクトではない)、自分なりにどう思ったのか、感じるものはどういう感情だったのかを綺麗な言葉で紡いでくれています。 アートは向こう側が発信しているから私たちが受信すればいい。それだけでいい、深読みや解説、知識の埋め合わせは後でいいと思わせてくれる一冊。 美術館に行きたくなったな〜日本にも珠玉の作品が多数存在するね〜!

Posted byブクログ