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烏の緑羽 の商品レビュー

4.2

97件のお客様レビュー

  1. 5つ

    36

  2. 4つ

    37

  3. 3つ

    15

  4. 2つ

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2024/03/16

路近はシリーズ通してあんまり好きじゃない。 ますます彼のことが分からないし共感できないなと思う。 いろいろな人の様々な価値観とその人が読者にもたらす違和感を表現するのが上手すぎる。 誰しもが完璧でなく。誰しもが己が正しいと思って生きている。 山内も我々も同じだけれど、閉塞的な破...

路近はシリーズ通してあんまり好きじゃない。 ますます彼のことが分からないし共感できないなと思う。 いろいろな人の様々な価値観とその人が読者にもたらす違和感を表現するのが上手すぎる。 誰しもが完璧でなく。誰しもが己が正しいと思って生きている。 山内も我々も同じだけれど、閉塞的な破滅が近いうちにもたらされそうな山内だと余計に悲劇的に見えてくる。 続編に明るい兆しがあると良いのだけど。 どうなるのだろう。

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2024/03/10

読めば読むほど謎が深まっていて面白い。 序盤は「翠」と「路近」が中心だったため、「今回は番外編なのかなー」と思っていたらラストに猛スピードで物語が展開して驚いた。 翠寛は一部では思慮の浅い悪人として描かれていたのに、今作では知恵者として登場していた。 次作からはキーパーソンになる...

読めば読むほど謎が深まっていて面白い。 序盤は「翠」と「路近」が中心だったため、「今回は番外編なのかなー」と思っていたらラストに猛スピードで物語が展開して驚いた。 翠寛は一部では思慮の浅い悪人として描かれていたのに、今作では知恵者として登場していた。 次作からはキーパーソンになる予感がする。 山内はどうなってしまうのだろうか…?

Posted byブクログ

2024/02/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

第2部始まってからずっと地獄で、急に長束様と路近の過去回だキャッキャと思って読んでたらちゃんと最後に地獄に引っ張り戻らされた辛い。 もう2部始まってから毎回最終的な感想「辛い」しか言ってない気がするんだけど、雪哉は最大多数の最大幸福を前提として動いていてその為の犠牲に自分自身が入るのを厭わない男だから、この先に雪哉の幸せがある気が全くしないの!! わたしは!!推しには!!!幸せで居てもらいたいのに!!!!なんで!!!!

Posted byブクログ

2024/02/17

雪哉と長束は敵対しちゃったの?紫苑の宮も敵対しちゃったってこと? 雪哉がいい加減可哀想すぎて、誰か助けてあげて欲しい…… 一部の頃が恋しいよ

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2024/02/17

より深く理解できたし、次へ繋がりそうな物語だった、番外編かとおもったらそうでもなかった、とても面白かったです。

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2024/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初登場の時は翠寛にあまり良いイメージ持っていなかったけれど、彼含め路近のイメージもがらりと変わった。清賢の片腕が無い秘密が書かれていた。道理とか義とかについて考えさせられる。過去編かな?と思ったら前巻軸にも絡んできた。貴族だろうと谷間だろうと辛いものは辛い。もう奈月彦が金烏の代につく前から未来が決まっていそうにも見えた。傀儡政権ダメ、絶対。相変わらず雪哉が闇堕ちしてるので誰か救いの手を。金烏に物怖じしなかった頃の彼をもう一度見たい。

Posted byブクログ

2023/12/21

作者の、どのキャラクターも大事にしたいという気持ちが素晴らしい。 どの正義も間違っては無いんだけど、それ同士がぶつかると諍いになる不条理劇で色々かんがえさせられる

Posted byブクログ

2023/12/17

久しぶりの八咫烏シリーズ、登場人物達の記憶が曖昧になっていて前のを読み返したくなる。シリーズの中で時系列の通りに進まないのもややこしい。これだけ前作を振り返りさせたくなるのは作者の思惑通りなのかな?作者の頭の中にはどんなストーリーができてるんだろう?

Posted byブクログ

2023/12/12

雪哉が主人公ではなかったので番外編かぁ〜ぐらいの気持ちで読んだらとんでもない。これを読むことできっとこの後の展開をより面白く読み解けるんだろうなと思った。早く山内の安寧をみたいな。

Posted byブクログ

2023/09/16

2部に入ってどんどん面白くなっていく。 この巻で両陣営が出揃い、長束派の面々の背景が語られたことで一気に愛着も湧いた。 この先の展開が楽しみで仕方がない。

Posted byブクログ