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烏の緑羽 の商品レビュー

4.1

90件のお客様レビュー

  1. 5つ

    32

  2. 4つ

    35

  3. 3つ

    15

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

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2024/06/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本当に人の印象がコロコロ変わっていくシリーズだな。 それが面白くもあり、感情移入しずらいところでもあり。 ちょっと理屈っぽすぎてついて行きづらかったけど、まあ面白いよね。 ぐいぐい読ませてくるよね。 なんか、雪哉一人が,冷たく暗く厳しい道を歩んでいる感がして辛い。 雪哉が全く出てこない物語で,雪哉を思わされる。

Posted byブクログ

2024/06/25

Amazonオーディブルで聴いた。 延々と路近のヤバさを読まされて、外伝かったるい…と思った(外伝ではなく本編なんだけどね)。 面白くないわけじゃないけど…。 最後はちょっとだけ本筋に戻ったけど…。 路近がサイコパスサイコパスと言われてるけど、サイコパスというよりバカなんじゃ...

Amazonオーディブルで聴いた。 延々と路近のヤバさを読まされて、外伝かったるい…と思った(外伝ではなく本編なんだけどね)。 面白くないわけじゃないけど…。 最後はちょっとだけ本筋に戻ったけど…。 路近がサイコパスサイコパスと言われてるけど、サイコパスというよりバカなんじゃないかと…いや、頭はすごく良いし優秀だし、人への共感に欠けてるし、人を試し、人を自分の娯楽としていじり回し、平然と暴力を振るい、人を殺して良心の呵責を感じないからサイコパスなんだろうけど、私としては、こいつただのバカじゃねーか、と最終的には思う。 路近、かなり好きなキャラなんだけどね。 路近は極めて有能なんだけど、「烏の緑羽」ではやりすぎて、清賢や翠寛がいなかったら殺されてたよねー。 長束は路近に不審を感じ、路近が自分に仕える理由を知りたがり、己にとっての忠誠の意味を問われた路近は「道楽」と答え、長束は理解できなかったけど、実際、その通りなんだよねー。 路近はすごく頭が良いだけに、色々見えすぎて、普通の生活は退屈なんでしょう。 翠寛もメインキャラとして出てきた。  「空棺の烏」のときはつまらない、嫌なキャラのように思えたけど、今回は魅力的なキャラになってたねー。 「望月の烏」も早く聴きたいけど、オーディブルでは8月配信らしい。 続きが気になる〜。

Posted byブクログ

2024/06/21

長束、今までは濃いキャラに囲まれてるせいか、ちょっと過保護だけど、常識人な大人だと思ってたけど、赤ちゃんだったか、、、(笑) 今回は路近と翠寛の生い立ち話がメインで、なんだか外伝みたいだったな

Posted byブクログ

2024/06/03

表紙に騙された!長束は中心ではなく、主には長束に仕えることになった翠寛の過去を中心とした路近の話。 まあ、確かにこいつは謎だったよな、と思うが、他の感想で見たように番外編でも差し障りはないと思える作品。 最後で『楽園〜』の長束につながる記述があるので、そこは読んでおいて損はないか...

表紙に騙された!長束は中心ではなく、主には長束に仕えることになった翠寛の過去を中心とした路近の話。 まあ、確かにこいつは謎だったよな、と思うが、他の感想で見たように番外編でも差し障りはないと思える作品。 最後で『楽園〜』の長束につながる記述があるので、そこは読んでおいて損はないかなあと思う。

Posted byブクログ

2024/05/19

作者の真骨頂。前作と対をなす一冊。 どうにもならない喪失感をどう決着させるのか、次巻を読むしかない。

Posted byブクログ

2024/05/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりの八咫烏シリーズ。 前作までの内容か抜けてるから微妙かと思ったら問題なく楽しめた。 今回は長束さまと路近の物語。 と思いきやメインはまさかの翠寛。 いつぞやに雪哉と対立して完全なる敵だと思っていた翠寛ですよ。 びっくり。 路近と昔馴染みだったということで、翠寛視点で路近がどんな人物かを掘り下げていきます。 また「赤ちゃん」と評された長束さまの教育係としても大活躍。 これがまたいいキャラしてて。 印象がガラッと変わって好感度爆上がり。 初登場時はあんなに完璧で素晴らしい人物に見えた長束さま。 ポンコツっぷりが確かに「赤ちゃん」笑。 路近も芯は通ってるけど、お気に入りのおもちゃで遊ぶ子どもみたい。 ある意味いいコンビかも。 冒頭で「真の忠臣とはなにか?」に対する奈月彦の答え。 果たして奈月彦にとって雪哉は真の忠臣だったのか…もう知ることはできないのかな。

Posted byブクログ

2024/05/12

今までスポットライトがあまりあたっていなかった長束、路近、翠寛、清賢について描かれていた。 ぐっと物語の理解が深まった感じ。 前作から若宮の死を引きずっていて、ふとした時に悲しくなる。もう登場シーンはないんだなぁ。 それにしても路近のクセが強すぎ! こんな人を護衛においておくって...

今までスポットライトがあまりあたっていなかった長束、路近、翠寛、清賢について描かれていた。 ぐっと物語の理解が深まった感じ。 前作から若宮の死を引きずっていて、ふとした時に悲しくなる。もう登場シーンはないんだなぁ。 それにしても路近のクセが強すぎ! こんな人を護衛においておくって、長束は怖くないの?

Posted byブクログ

2024/05/08

なんだい、またサイドストーリーかい、と思いながら、 それでも楽しく読んでいたら、最後にぐぐぐいっと本筋に戻らされた。 長束、路近、翠寛、清賢が好きになる。 次なる主力と思いたいが、やっぱり中心に立つのは…。

Posted byブクログ

2024/04/20

長束がとんだバブリシャスで可愛かった! 弟にまで赤ちゃん扱いされる30過ぎの箱入り美丈夫でした。 路近と翠寛と清賢のエピソードは読み応えがありました。路近も不気味だったけど、力を持った好奇心旺盛なでっけぇ赤ちゃんだと思ったら可愛く見えてきました。

Posted byブクログ

2024/04/07

前作の事件までの いわぱ周囲の人間の来し方の連作中編集。 それによって、なぜ奈月彦が凶刃に斃れたのかの理由がわかった。 全部つながっている。 これからどうなっていくのか。 次回作への期待は、いやが上にも高まるばかり。

Posted byブクログ