ライオンのおやつ の商品レビュー
しーちゃん、本当にお疲れ様でした。 大往生とは『今を生きる』事。 『生きる』事に感謝して過ごす。 ありがとうございました。良き物語に出会えました。
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メルヘンチックなタイトルに騙されてしまいますが、ホスピスを舞台とした少しヘビーな設定の物語です。ドライ過ぎず、ウェット過ぎず、適切な距離感で『死』を捉えており、自分自身の死と言うものを考えるきっかけにはなりました。 肉親や友人知人の死に触れることはあっても、なかなか自分自身の死に...
メルヘンチックなタイトルに騙されてしまいますが、ホスピスを舞台とした少しヘビーな設定の物語です。ドライ過ぎず、ウェット過ぎず、適切な距離感で『死』を捉えており、自分自身の死と言うものを考えるきっかけにはなりました。 肉親や友人知人の死に触れることはあっても、なかなか自分自身の死については向き合うことはありませんよね。 主人公のように諦めるでもなく、縋るでもなく、死を迎えたいものですが、登場人物のほとんどが、リクエストした最期のおやつを食べられずに亡くなるのが象徴的でした。
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とても大切な話を知った感じ。 たった1ヶ月の間のお話しとは思えない。 それだけ、1日1日は特別で奇跡のような時間なのだと、このお話しは教えてくれる。 やすくんがこの境地にすでに至っているのが、ちょっとすごいというか怖いというか、、、そのうえであの生活なら、それはもうそうなんだろう...
とても大切な話を知った感じ。 たった1ヶ月の間のお話しとは思えない。 それだけ、1日1日は特別で奇跡のような時間なのだと、このお話しは教えてくれる。 やすくんがこの境地にすでに至っているのが、ちょっとすごいというか怖いというか、、、そのうえであの生活なら、それはもうそうなんだろうなと思う。
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涙だけが、悲しみを表す手段ではないのだと。 あのね、お母さんって、呼んでみてくれる?私まだ、一度もそう呼ばれたことがないから
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自分の生き方や、しまい方を、どうするかなぁ〜?なんて、ぽわっと考えながら、読んでいた 悲しいとか、後悔とか、後ろ向きではなく、どう去るのか、それを考える楽しさ、どんな状況でも、1日1日、楽しみをもって生きる、楽しいって、思えるように生きたいって感じました こんな気持ちになる本も...
自分の生き方や、しまい方を、どうするかなぁ〜?なんて、ぽわっと考えながら、読んでいた 悲しいとか、後悔とか、後ろ向きではなく、どう去るのか、それを考える楽しさ、どんな状況でも、1日1日、楽しみをもって生きる、楽しいって、思えるように生きたいって感じました こんな気持ちになる本もあるのって、素晴らしい
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序盤は定期的に挟まれる謎の下品な下ネタにうんざりではあったけど、何度かうるっとする場面があった 蒔いた種を誰かの痛みを和らげるおいしいワインにできるような生き方が出来ればいいな どのおやつもおいしそうだったなあ
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よく眠り、よく笑い、心と体を温かくすることが、幸せに生きることな直結p41 を、毎日、実践して愉しんでいるので、生命(こころ)から共鳴、共感、共歓。ありがとうございます✨
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小川糸さんの世界観が美し過ぎて… 瀬戸内の海と、この島の人たち、雫と周りの家族…みんなが優しくて人情味があって…これでもかと生と死に直面していく人たち。呼吸がしにくくなるほどに悲しくもあり、がんばって生きねばならないと思ったり… 素直に生きる!!一生懸命に生きる!!
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生を受けた以上、いつか必ず死が訪れる。これは等しく与えられた生命の掟。もし全ての人が自らの生命の期限を予め知っていたなら、世界はどう変わるだろう。ホスピス「ライオンの家」は想像世界を示す一つのケースなのかもしれないが、そこに集う人々の余命は残酷なまでに短く限定的だ。 本作品は、一...
生を受けた以上、いつか必ず死が訪れる。これは等しく与えられた生命の掟。もし全ての人が自らの生命の期限を予め知っていたなら、世界はどう変わるだろう。ホスピス「ライオンの家」は想像世界を示す一つのケースなのかもしれないが、そこに集う人々の余命は残酷なまでに短く限定的だ。 本作品は、一見温かで静謐な文章表現の中に押し寄せる切迫感が宿っている。居たたまれない気持ちに駆られるものの非日常を日常とする人たちの心の葛藤を慮るには、私はいま幸せ過ぎるように思われる。そんな私にもやがて「人は死んだら星になる」の言葉に輪廻転生を感じ僅かながら心の安らぎを覚える日が来るかもしれない。その時、おやつをリクエストできないタイプだとも思う。
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すごい泣いた。 余命が宣告された上で、自分ならどう生きたいか。 死へ向き合うのは怖いし、ここの登場人物がその恐怖を完全に払拭しているわけじゃないけど、少なくとも私の今考える死のイメージよりも前向きに立ち向かってると思えた。 誰にでもくる死に対して、ちょっとだけイメージが変えら...
すごい泣いた。 余命が宣告された上で、自分ならどう生きたいか。 死へ向き合うのは怖いし、ここの登場人物がその恐怖を完全に払拭しているわけじゃないけど、少なくとも私の今考える死のイメージよりも前向きに立ち向かってると思えた。 誰にでもくる死に対して、ちょっとだけイメージが変えられる一冊。
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