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ライオンのおやつ の商品レビュー

4.3

469件のお客様レビュー

  1. 5つ

    229

  2. 4つ

    152

  3. 3つ

    63

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    2

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2024/05/22

癌になり、ライオンの家というホスピスで過ごし、様々な人と関わる。発症してからの怒りや悲しみ、最後は悟り醍醐のような心象表現が豊か。 患者の心の中が目に浮かぶような表情。

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2024/05/20

所々泣いてしまった。なんというか難しいけど死への恐怖が少し減るなと思った。自分もこんな穏やかな死を迎えられたらいいなと思う。

Posted byブクログ

2024/05/19

人生の最後に食べたい"おやつ"はなんですか?の帯に惹かれて手に取った本です。 唯一の家族である父に病気のことすら伝えずたった一人でホスピスに入居した主人公の雫。逃れらない運命、抗えない運命、希望のない未来、考えだけで辛くなりました。毎日に不平不満を漏らし、小...

人生の最後に食べたい"おやつ"はなんですか?の帯に惹かれて手に取った本です。 唯一の家族である父に病気のことすら伝えずたった一人でホスピスに入居した主人公の雫。逃れらない運命、抗えない運命、希望のない未来、考えだけで辛くなりました。毎日に不平不満を漏らし、小さなことでクヨクヨする自分が恥ずかしくなります。 本作ではおやつをはじめ、食が重視されています。食が楽しみや喜びになるだけではありません。思い出と密接に繋がって、ずっと一生残んだなと思いました。だから私は最後に何を食べたいのか考えてみました。おばあちゃんのコロッケ、お母さんのカボチャタルト、グラタン。どれも優しい味でした。味だけじゃない考えたら一緒に作ったことや祝ってくれた誕生日など様々なことを思い出します。また食べたいな。そして私も食で誰かを幸せにできますように。この本と出会えてよかったです。

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2024/05/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「泣いてスッキリしたい」と思い手に取った一冊、だったのだが… 突然飛び出す謎の下ネタや、あっさりとした登場人物の背景に白けてしまった。特に、最後のサプライズゲストは必要だったのか…?自分だったら引いてしまう気がする。 感情移入できず、最後は流し読みしてしまった。 ただ、六花の優しさとももたろうの話は、少し涙しそうになった。

Posted byブクログ

2024/05/13

色んな人生の終わりを描いているものの、暗い印象ではなく、ほっこりあたたかい気持ちになった。 どのように死にたいかを考えることによって、どう生きていきたいかを考える。 私はこれからどんな風に生きて、最後にどんなおやつを食べて、何をお土産にしてあの世へ行こうかなぁ。

Posted byブクログ

2024/05/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

泣いた。 泣いてしまった… なんか心がほっこりする系かと思ったけど、少し死への恐怖が… ホントは死への恐怖がなくなるのかもしれないんだけど。 ただのおやつのお話と思っていたらホスピスの話でびっくりした。

Posted byブクログ

2024/05/12

人はいつか必ず死を迎える。人生の価値はその長さではなく、自分や他人にどれだけ光を与えることができたかだと思う。死んだ後も誰からも思い出してもらえない人生は悲しい。小さなことでも幸せを見つけられる人生を送りたいと思った。

Posted byブクログ

2024/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「DIE WITH ZERO」を読んでから、少しは、死を意識し、今を大切にしたいと思えるようになったかもと思いのですが、本作は、正に余命宣告を受け、唐突に死の現実を突きつけられた、33歳のしーちゃんの最期の生き様を垣間見ることになる。しーちゃんの死後に贈られるマドンナの言葉「生きることは、誰かの光になること」ー1番大切な人の光になれるなら、私も今をがんばろうと思います。

Posted byブクログ

2024/05/06

久々に小説を泣きながら読んでいた。お父さんがとにかくねぇ、愛情深くて・・・いや、この小説に出てくる人たちみんなが愛情深いんだけど。でも、余命宣告され、達観したような人と、本質としての愛情深い人って違う感じがするんだよなあ・・・ さて、自分だったら最後のおやつになにを望むだろう。人...

久々に小説を泣きながら読んでいた。お父さんがとにかくねぇ、愛情深くて・・・いや、この小説に出てくる人たちみんなが愛情深いんだけど。でも、余命宣告され、達観したような人と、本質としての愛情深い人って違う感じがするんだよなあ・・・ さて、自分だったら最後のおやつになにを望むだろう。人生最後に(食事は)なに食べたい?ってのはよく聞くけど、おやつねぇ・・・読み終わって相変わらず涙流しながらそんなことを考えてた。で、まだ見つからないのはまだまだおやつを食べれる時間があると思ってるからなんだろうなあ。

Posted byブクログ

2024/05/05

死に向かうお話なんだけど、号泣とかお涙頂戴系の作品とは感じなくて、実際読んでて泣くことはなかった。 私には“生”を強く感じさせる物語で、どう思われてもいいから好きなように生きないとな、って改めて決意させる本でした。

Posted byブクログ