仕掛島 の商品レビュー
プロローグで、「館島」の事件から10年経ち、あの館が廃墟になっていると語られます。で、さらに23年後、表紙のイラストのまんまの「斜島」に集まった西大寺家の人々、四十九日の法要の後、公開された遺言状、その夜に起こった殺人事件、若き探偵と弁護士がコンビでコミカルな掛け合いをしながらも...
プロローグで、「館島」の事件から10年経ち、あの館が廃墟になっていると語られます。で、さらに23年後、表紙のイラストのまんまの「斜島」に集まった西大寺家の人々、四十九日の法要の後、公開された遺言状、その夜に起こった殺人事件、若き探偵と弁護士がコンビでコミカルな掛け合いをしながらも真相に迫ります。島と館の仕掛けにはびっくり! 「仕掛島」のタイトルを裏切りません。 探偵は、なんと「館島」の名探偵・小早川沙樹さんの息子! 推理力は母親ゆずり、ボケっぷりは父親(相馬刑事・今は捜査一課課長)ゆずりですね。久しぶりに登場するなら、沙樹さんのが良かったなぁ。
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遺言に従って瀬戸内の離島に集められた一族の面々。遺言状が読み上げられた翌朝、相続人の一人が死体で発見された。島は嵐によって瀬戸内で隔絶されている。クローズドサークルの本格小説。二転三転する中での伏線回収。お見事。まさに題名どおりの仕掛け三昧。東川さんらしい楽しい会話術もあいまって...
遺言に従って瀬戸内の離島に集められた一族の面々。遺言状が読み上げられた翌朝、相続人の一人が死体で発見された。島は嵐によって瀬戸内で隔絶されている。クローズドサークルの本格小説。二転三転する中での伏線回収。お見事。まさに題名どおりの仕掛け三昧。東川さんらしい楽しい会話術もあいまってとても楽しめる作品。
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孤島、遺産問題、問題児ら殺人事件、成り代わりの王道ミステリーをコミカルにした小説。 東川篤哉らしいクセの強いキャラクターがいて読みやすい。 斜め島がなぜ、仕掛け島なのか、プロローグの少年三人組が最後の最後に明かされてすっきり。 母はやはりどんな事があっても自分で産んだ子供は絶対...
孤島、遺産問題、問題児ら殺人事件、成り代わりの王道ミステリーをコミカルにした小説。 東川篤哉らしいクセの強いキャラクターがいて読みやすい。 斜め島がなぜ、仕掛け島なのか、プロローグの少年三人組が最後の最後に明かされてすっきり。 母はやはりどんな事があっても自分で産んだ子供は絶対に間違えないのだな、と思った。
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本当の君は誰なのか。 壊れてしまわないようにするためには必要なことだったとはいえ、約二十年間を奪ったのは大きな罪だろう。 勘違いせずに当時ちゃんと事件として調べていたら、このようなことは起きずにすんだのかもしれないな。
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なんだかなーこのノリにもトリックにも乗れなかった これはタイトルと装丁大失敗では その点「謎解きはディナーのあとで」は上手かったのになぁ このノリも「〜ディナーのあとで」のキャラクターと人間関係の中でなら楽しめたんだけど もしかしてこの著者の作品って全部このノリ? だとしたら...
なんだかなーこのノリにもトリックにも乗れなかった これはタイトルと装丁大失敗では その点「謎解きはディナーのあとで」は上手かったのになぁ このノリも「〜ディナーのあとで」のキャラクターと人間関係の中でなら楽しめたんだけど もしかしてこの著者の作品って全部このノリ? だとしたらちょっと…もういいかな…
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デビュー20周年記念刊行作品で長編ミステリというので手に取りましたが「館島」という作品も別であったのか。今作で活躍する隆生の父が探偵役になるみたい。 絶海の孤島にある館、嵐で外界から閉ざされた人たち、そこで起こる殺人、というキーワードは本格ミステリそのものだけど、登場人物たちの掛...
デビュー20周年記念刊行作品で長編ミステリというので手に取りましたが「館島」という作品も別であったのか。今作で活躍する隆生の父が探偵役になるみたい。 絶海の孤島にある館、嵐で外界から閉ざされた人たち、そこで起こる殺人、というキーワードは本格ミステリそのものだけど、登場人物たちの掛け合いがかなりコミカルなので深刻な雰囲気はあまりない。真相は読者にはあまり予想できないものだったけど、面白く読めた。でも頁数が多い上に探偵と助手のボケとツッコミが多いからか、読むのに時間がかかりました。
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「館島」の続編のような脱力系ミステリー。台風で海上の孤島におきざり、ギミックのありそうな怪しい館、遺産相続で親族集合と、いかにもな設定。 中身は王道ミステリーの要素てんこ盛りですが、ボケとツッコミがいちいち入ってくるので、緊迫感薄くスラスラと楽しく読めました。 設定がいかにもなの...
「館島」の続編のような脱力系ミステリー。台風で海上の孤島におきざり、ギミックのありそうな怪しい館、遺産相続で親族集合と、いかにもな設定。 中身は王道ミステリーの要素てんこ盛りですが、ボケとツッコミがいちいち入ってくるので、緊迫感薄くスラスラと楽しく読めました。 設定がいかにもなので、こういうのもアリかな。
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表紙イラストやタイトルから想像した内容とはかけ離れていたなと、第一章以降に感じました。読み切ったですが、私の好みには合わなかったです
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
やられました。評価が良かったので我慢しながら読んだのですがやっぱり途中で止めておけばよかった。 設定は面白いのですが、コミカルさを出すために余計なセリフ、説明が多く、とても読みにくい文章。展開も独りよがりで伏線回収?もキテレツなもので、推理しようもないどーしようもない内容。時間の無駄でした。 自分には合わない作家なのですかね。
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