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変な絵 の商品レビュー

4

701件のお客様レビュー

  1. 5つ

    220

  2. 4つ

    274

  3. 3つ

    156

  4. 2つ

    18

  5. 1つ

    4

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2022/11/19

何の変哲もない絵をモチーフに、何気ない違和感から、その裏側にある恐ろしい真実を明らかにしていく名作ホラーミステリー。今年読んだ中で1番面白い。 4つの物語からなる短編ホラーミステリーかと思いきや、最後には1つの線となり、物語を構築している。 前作の変な間取りでは、1つ1つの話...

何の変哲もない絵をモチーフに、何気ない違和感から、その裏側にある恐ろしい真実を明らかにしていく名作ホラーミステリー。今年読んだ中で1番面白い。 4つの物語からなる短編ホラーミステリーかと思いきや、最後には1つの線となり、物語を構築している。 前作の変な間取りでは、1つ1つの話が長いせいか、怖さが失われ、それなら短編でも、と思っていたが、今作では適度な展開スピードがより一層の怖さを引き立たせている。 ミステリー的側面において、綾辻先生の館シリーズ、最近の今村先生の『屍人荘の殺人』シリーズや阿津川先生の『紅蓮館の殺人』シリーズなど、ある程度のボリュームがないと名作ミステリーには至れないと思っていたが、これだけの短さで、陳述トリックの巧さ、ミステリー的要素、ストーリーの一貫性を表現するというのはなかなかできない。 ホラー的側面でも乙一先生の『夏と花火と私の死体』のような本物の怖さを感じた。 何度も言うがこれは名作、一読の価値あり。 間取り、絵と来たから、次は手紙とか、楽譜とか、地図とか、、次回作にも期待。

Posted byブクログ

2022/11/19

読み終わって全てを理解した上で、もう一度始めから読み直したい作品。相変わらず雨穴さんの頭の中はどうなっているんだ…と感じた。 家、絵、と来て、次は何が来るんだろう…。写真、だと絵と似てるし、音楽、本…なんだか雨穴さんなら、永遠に書けそうだ。 読書が苦手だと感じる人でも、この伏線...

読み終わって全てを理解した上で、もう一度始めから読み直したい作品。相変わらず雨穴さんの頭の中はどうなっているんだ…と感じた。 家、絵、と来て、次は何が来るんだろう…。写真、だと絵と似てるし、音楽、本…なんだか雨穴さんなら、永遠に書けそうだ。 読書が苦手だと感じる人でも、この伏線回収劇はとても読みやすくハマると思う。

Posted byブクログ

2022/11/19

ゾッとする。 バラバラに見えるものが繋がってるとわかった時、本当にゾッとした。 一気に2時間ほどで読み終えました。 雨穴さん、名前だけ知ってたけどちょっとハマりそう。 「変な家」も合わせて買ったからそっちも早く読もう。

Posted byブクログ

2022/11/27

読み終わったあとは表紙の絵を見ただけでゾッとする 設定とか伏線回収とか変な家よりレベルアップした感 一日で読み終えるくらいのレベルの本だから怖いの大丈夫なら本苦手な人も読みやすいと思う!

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2022/11/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

変な家が面白かったのでこちらも。 最初短編集か?と思ったら違ったのがゾワっとした。最初から最後まで全ての人物たちが絡まってくる感じ、何回か戻ったり?でも最後、ちょっともやっと。学生出す必要あったかなぁ。手術までさせて養子縁組? ちょっとやりすぎじゃない? その一歩手前で止めててだ方が充分ゾワゾワして面白かった気がする。それともあの野次馬学生なにかあり? でもそこまで種明かししてくれないとわからんしないから違うか。

Posted byブクログ

2022/11/18

変な家の作者雨穴さんの2作目。あんなに面白かったんだから今回も、と思って読むのを楽しみにしてた。 面白過ぎて一気読み。前作も面白かったのに遥かにそれを超えて今作も面白かった。 へぇ今回は短編かぁ、なんて思ったけど繋がってることに気づいた時は痺れた。し、少しずつ見えてくる結末に麻痺...

変な家の作者雨穴さんの2作目。あんなに面白かったんだから今回も、と思って読むのを楽しみにしてた。 面白過ぎて一気読み。前作も面白かったのに遥かにそれを超えて今作も面白かった。 へぇ今回は短編かぁ、なんて思ったけど繋がってることに気づいた時は痺れた。し、少しずつ見えてくる結末に麻痺しそうなほど興奮した。これやばいって!って一旦本閉じたりした。なにこれ本当に面白い。本読んで気持ちいいと思ってしまう。これだから読書はやめられない。 絵と言われて、オモコロに載っていた「消えていくカナの日記」も懐かしいなぁと思いましたのでこれを読んだ方はぜひ、検索して読んでみてください。

Posted byブクログ

2022/11/18

最初から最後まで鳥肌でした! 目次の前の数ページを読んで、、、 不思議な絵の解説とどんな人物が描いたのかを綴った本なのだと勝手に思い込んで読み進めていましたが… 途中で、あれ…これは…すべて繋がっている!!!とびっくりしました。また鳥肌です。 最後までページをめくる手が止まりませ...

最初から最後まで鳥肌でした! 目次の前の数ページを読んで、、、 不思議な絵の解説とどんな人物が描いたのかを綴った本なのだと勝手に思い込んで読み進めていましたが… 途中で、あれ…これは…すべて繋がっている!!!とびっくりしました。また鳥肌です。 最後までページをめくる手が止まりませんでした。 自分が怖いと思っていたホラー本よりホラーすぎて久しぶりにちゃんと怖いと痛感しました。

Posted byブクログ

2022/11/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作の間取りに比べて絵からは推察できることが少ないように思ったから、あまり期待していなかったけど前作よりずっと面白かった! 最後に一周ループするところとかがわりと鳥肌もの。 最初は母親を殺した少女が書いた絵。 次は奇妙なブログの絵。文章から読み取れる3人目の存在。 少年の母の日の絵。彼が書きたかった本当のお母さんの絵。 美術教師が死ぬ間際に書いた山なみの絵。殺されるとわかっていながら息子を守るために書いた絵。 それらの絵がすべて繋がって一人の人間を指し示す。 かなり奇妙で不気味で面白かった。

Posted byブクログ

2022/11/15

イラストを軸にした新感覚ミステリー 物語は四部構成だが一部から三部の内容が繋がっていく時の快感がたまらない、記憶を無くしてもう一度読みたいと思える作品でした。

Posted byブクログ

2022/11/15

面白くて数時間で読んでしまいました 絵がなんとも不気味で、読んでいる最中に何度か頭に浮かんでくる……

Posted byブクログ