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変な絵 の商品レビュー

4

708件のお客様レビュー

  1. 5つ

    224

  2. 4つ

    277

  3. 3つ

    156

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2022/10/22

前作「変な家」の書籍版は自分にはいまいち刺さらなかったのだが、今作は先が気になる展開で一気に読めた。どことなく不気味な雰囲気が漂う「絵」というモチーフを軸にして、たくさんの場面や登場人物が交錯し一本の結論に収束していく流れが美しい。もちろんご都合主義やトンデモ展開に感じる箇所も一...

前作「変な家」の書籍版は自分にはいまいち刺さらなかったのだが、今作は先が気になる展開で一気に読めた。どことなく不気味な雰囲気が漂う「絵」というモチーフを軸にして、たくさんの場面や登場人物が交錯し一本の結論に収束していく流れが美しい。もちろんご都合主義やトンデモ展開に感じる箇所も一部あるが、若者向けのホラーノベルと考えると許容範囲だと思う。

Posted byブクログ

2022/10/22

物語が進むにつれ繋がりが理解できて、名前や職業でハッとして読み返してしまうのは東野圭吾みたいで凄かった

Posted byブクログ

2022/10/22

前作は後半がいまひとつだな、と思いましたが、今作は長持ちしたな、と思いました。先が気になり、読み続けたくなる、のは共通です。

Posted byブクログ

2022/10/22

雨穴さんの作品はほんとにすぐに読み終えてしまう。普段はあまり本を読まないので読むの遅いんですけど、今回もあっという間に読了してしまいました。 複数の絵が導く本当の意味を、様々な視点から読み解くミステリーです。 描写から浮かぶ情景や、心境が感情を揺さぶります。そして、ゾッとする...

雨穴さんの作品はほんとにすぐに読み終えてしまう。普段はあまり本を読まないので読むの遅いんですけど、今回もあっという間に読了してしまいました。 複数の絵が導く本当の意味を、様々な視点から読み解くミステリーです。 描写から浮かぶ情景や、心境が感情を揺さぶります。そして、ゾッとする展開がめちゃくちゃたくさんありました。 前作の『変な家』とはまた違った主題で、読み進めるスピードをどんどん早めてくれました。次回作にも期待です!

Posted byブクログ

2022/10/21

前作の「変な家」に続き、図が沢山付けられて非常に丁寧に説明して下さっていました。 絵の意味を探る過程ではハラハラさせられ、意味が分かった時の驚きは前作と同様で、非常に楽しませてもらえた作品でした。

Posted byブクログ

2022/10/21

9枚の絵に隠された秘密。最後にすべての謎が解け、つながる。真犯人の狂った行動には戦慄したが、ラストは希望が残ったと思った。

Posted byブクログ

2022/10/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回は雨穴氏のインタビュー形式ではない。 独立した3章がつながってゆき4章で纏まる。 霊障ではなくヒューマンミステリーの作品のため、今までの作風とはやや毛色が違う。 とはいえ画像付きでのトリックは雨穴氏ならではのものだ。

Posted byブクログ

2022/10/20

雨穴さんの作品って基本的に「著者(雨穴さん)が奇妙な依頼を持ち込まれ、知り合いの栗原さんと一緒に解決していく人怖系ホラーミステリーモキュメンタリー」ってイメージだったので、読み終えて「雨穴さんが…出ていない…だと…?」ってなった。 栗原さんは出てたけど多分だいぶ若い頃の栗原さんみ...

雨穴さんの作品って基本的に「著者(雨穴さん)が奇妙な依頼を持ち込まれ、知り合いの栗原さんと一緒に解決していく人怖系ホラーミステリーモキュメンタリー」ってイメージだったので、読み終えて「雨穴さんが…出ていない…だと…?」ってなった。 栗原さんは出てたけど多分だいぶ若い頃の栗原さんみたい。 この方ほんと叙述トリックがめちゃくちゃうまくて、たとえばこれは別作品の引用なんだけど「あの家は兄妹が夫婦で暮らしている」みたいなのが上手い。これは「お互いに結婚している兄夫婦と妹夫婦が同居してる」に読み手が勝手に受け取って読んでたら実は「兄が夫で妹が妻の兄妹であり夫婦の家」だったみたいな… この兄妹夫婦は例えで「変な絵」では全然関係ないんだけど、そういう情報開示の巧みさというか「嘘は言ってないですけど本当の事もまだ言ってないです」みたいな叙述がまーじで上手いからほんと面白い。変な絵はホラーっていうより薄気味悪い系ミステリーって色が強いかも 割とがっつり謎解きあるし

Posted byブクログ