首切り島の一夜 の商品レビュー
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気持ち悪い会話文や無駄に長い登場人物のエピソードを頑張って読んだが結局最後は関係なく終わってしまった。もちろん二度読みはしたが、それは良い意味ではない。 それにしても知らない爺さんを助けた結果面倒なことになる、って悲しすぎる。見知らぬ人は放っておこうと思ってしまいそうになる。
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修学旅行で行った島にて行った同窓会中に、参加者の一人が殺される。 クローズド・サークルのミステリーかと思わせるが、実際は、同窓会参加者の過去が一人ひとり深堀され、殺人とは関係のないある事実が浮かび上がる。 一人一人それぞれの過去の人生(謎)が判明するという意味ではミステリーかもしれないし、一人ひとりの人生を覗くという意味では面白いが、殺人についての謎が徐々に解明されていくという王道ミステリーの流れを期待すると、期待外れになるかもしれない。 一応殺人についての謎も解けるし、意外な犯人ではあるが、名探偵が表れて謎を解く、登場人物たちが力を合わせて謎を解く、という流れではない。 この小説のメインは登場人物たちの人生で、殺人はあくまでそれに彩りを添えるスパイスといった扱いだった。
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読み始めたので最後まで読んだが、何だこれ…というのが感想。 過去の回想がそれぞれに繰り返されるが、だから?という感じ。 特に今回の事件と直接の話ではないような。 私が頭悪くてわかってないだけかもしれない。 ただただこのながさでミステリーとして読むのは苦行だった
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ミステリー要素が弱かった。ちょっとイメージと違った。 旅行に参加した人たちそれぞれの半生が、作品の中心になっていた。 こんなにページ数が必要だろうか、と思った。
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「新本格が存在しなかった世界線の、21世紀本格」という帯に惹かれて購入し、読んでみたが…「これ、本格ミステリー云々というよりミステリーといえるのか?」と疑問に思ってしまった。探偵が出てくるわけでもなく、本格ミステリーの要素は見られず、叙述トリックかと思いきや本筋とは全く関係がない(個人の意見)、ということが「ある種のパラレルワールドであったかもしれないミステリー(?)を描写しているのかな。」と感じた。ただ、「被害者を含めた9人の語りは年齢を重ねたらまた違う見方が出きるのかな。」という風にも感じたので、「もう少し歳を取ってから再読してみたいかな。」ということに落ち着いた。それしても麻耶雄嵩氏とは別のベクトルでこの作者も問題作を書いているイメージかある。
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壮年の男女と元教師が四十年ぶりに修学旅行を再現した同窓会を企画する。 行き先は濤海灘に浮かぶ弥陀華島、別名星見島とも言われる離島。 宴席で久我陽一郎は、当時自分たちの高校をモデルにミステリを書いていたと告白する。 その夜、宿泊先で久我の死体が発見される。 折悪しく荒天のため、船が運航できず、天候が回復するまで捜査員は来られない。 宿にとどまった七人は、一夜それぞれの思いにふける……。 彼ら一人ひとりが隠している真実は、事件の全容をあきらかにするのか──。 (アマゾンより引用)
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タイトルにミスリードされそうですが、これは私が感じた感じ、ミステリーではないですね。 人間、歳取ると人生いろいろある… つらい気持ちになります…老後が…笑
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一人ひとりの学生の頃を思い出しているけど、旅行メンバー誰一人仲が良かった訳じゃなく同窓会でなんとなく知ってるという盛り上がりに欠けた、想い出話も先生や勉強が大変だったという上辺の話題で恩師までもが成り行きで旅行に参加。誰が殺したのか読み進めるが全然分からない。 またもや騙される。...
一人ひとりの学生の頃を思い出しているけど、旅行メンバー誰一人仲が良かった訳じゃなく同窓会でなんとなく知ってるという盛り上がりに欠けた、想い出話も先生や勉強が大変だったという上辺の話題で恩師までもが成り行きで旅行に参加。誰が殺したのか読み進めるが全然分からない。 またもや騙される。 最後で何故殺したのか動機まで知れるがほとんど話した事ない人たちが同窓会に参加し、同期というだけで信用してはいけないと最後の人の告白でびっくりするのと同時にみんな替え玉に気づかないもんなのだと2度ビックリ‼️
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思ってたのとかなり違っていた。 思ってたのと違う=つまらない、ではないですが何だかよく分からなかったと言いますか……。 限られた空間の中での殺人事件で、犯人探しかと期待してましたが、それぞれの登場人物の過去の回想がずっと続くだけ。 別に殺人が起きる必要ないのでは……と思う。 ラストもブチッと切れた感じ。
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高校の同期生と元教師が四十年前の修学旅行をなぞる旅。行き先の離島で宴会のあと一人の死体が発見される。荒天のため捜査員はすぐには来られず、それぞれ思いにふけるのだが… 一人一人の人生や心情は読み応えがあり、語り口が実にうまいなと思った。しかし最後まで読むと、ミステリとしての期待はち...
高校の同期生と元教師が四十年前の修学旅行をなぞる旅。行き先の離島で宴会のあと一人の死体が発見される。荒天のため捜査員はすぐには来られず、それぞれ思いにふけるのだが… 一人一人の人生や心情は読み応えがあり、語り口が実にうまいなと思った。しかし最後まで読むと、ミステリとしての期待はちょっと拍子抜けかも。予想外のどんでん返しとも言えるけど。
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