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虎のたましい 人魚の涙 の商品レビュー

3.9

52件のお客様レビュー

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2023/11/28

読んでいる途中で作家さんが俳人と知り、言葉遣いや、言葉の並べ方に違和感があったが納得できた✨ 繊細と負けず嫌いの感情が伝わる作品でした。

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2023/11/16

言葉選びが面白くてじっくり読んだ。特に冬の蝿の話が面白かったなあ〜。若いのに素敵な文章を書く人だ。他の本も読んでみたい。

Posted byブクログ

2023/10/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文章がうめぇ〜 最後のおめでとうございますさようならがわかるかもになっちゃった祝われているはずなのにもう自分はここには居れないということを何度も言われている気がして悲しくなってしまう 思い出したように昔のことをスラスラかけるのは本当にくどうさんの感性なんだろうな わたしは今も昔も何も覚えていない

Posted byブクログ

2023/10/23

視点や感じ方が、俳人なのかしら、繊細というかみずみずしいというか。 こういう文章が書ける人が純粋に羨ましいと思いながら大切に読みました。 他の著書も読み進めたい!

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2023/08/27

エッセイ集。 日常のことがつらつらと書かれているが、急に深いところまで持っていかれる。 印象に残ったのは「竹馬とキートン山田」「うどんオーケストラ」

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2023/08/17

読み終わって感じた「あ、わたしだ」 住んでいる環境もお仕事も、性格も違うけど、「これはわたしの話だ」としっかり感じた。 それにたぶん多くの人が「これは自分だ」って思えると思う。 不器用ででも人一倍頑張るし思うこともあるし、やりたいこともある。優しいけどちょっとひねくれてて、家族の...

読み終わって感じた「あ、わたしだ」 住んでいる環境もお仕事も、性格も違うけど、「これはわたしの話だ」としっかり感じた。 それにたぶん多くの人が「これは自分だ」って思えると思う。 不器用ででも人一倍頑張るし思うこともあるし、やりたいこともある。優しいけどちょっとひねくれてて、家族のこと、友達のことが大好き。 そういうミレニアル世代の人たちは自分のことのように感じて励まされてちょっと落ち込んで、わたしも頑張ろうって思えるはず。 くどうさんはいつも「すごいこと」は書かれません(言い方がちょっとアレだけど)。 でも些細なことを掬って文章にする目を持たれてる、と思っています。 ありがとうございます、くどうさん。わたしの日々のしゃくしゃくした感情を一冊にしてくれて…。別にわたしのために書いてくれたわけじゃないけども…。 これからも、文章、長く書き続けてください。

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2023/07/24

感情が瑞々しすぎてこってりと色濃く、すぐにおなかがいっぱいになってしまい、一気に読めない。 でもなんかこう、めっちゃ栄養のある食事を一回一回噛み締めて自分の中に取り込むように、充実した読書になった。 好きな言葉の使い方がいくつもあって、その言葉でしか伝わらない感情もあって、なんだ...

感情が瑞々しすぎてこってりと色濃く、すぐにおなかがいっぱいになってしまい、一気に読めない。 でもなんかこう、めっちゃ栄養のある食事を一回一回噛み締めて自分の中に取り込むように、充実した読書になった。 好きな言葉の使い方がいくつもあって、その言葉でしか伝わらない感情もあって、なんだかとても、豊かである。

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2024/07/26

お名前は存じ上げていたのですが、作品を読ませていただいたのは初めてでした。タイトルの「虎のたましい人魚の涙」が好きでした。シーンはお買い物1つをする場面なのに、一緒にそれを見たかの様に錯覚するくらい、素直な言葉で書かれていてくすぐったくなった。 私などが大変差し出がましいのです...

お名前は存じ上げていたのですが、作品を読ませていただいたのは初めてでした。タイトルの「虎のたましい人魚の涙」が好きでした。シーンはお買い物1つをする場面なのに、一緒にそれを見たかの様に錯覚するくらい、素直な言葉で書かれていてくすぐったくなった。 私などが大変差し出がましいのですが、くどうさんの捻くれたところが自分に似ている気がしてしまい、途中、何度か苦手に感じました。こういうのが、やっかみなのでしょうね。素直で、ユーモアがあって、繊細で、素敵な人だと思いました。

Posted byブクログ

2023/06/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

くどうれいんさんのエッセイ三冊目かな?今回も料理の話はほぼないけど、食べ物の話は結構ある。会社と作家の二足のわらじでいっぱいいっぱいの生活を送りながらも、こういう季節や感覚に繊細な話が書けるのはすごいなあと思う。オノマトペとか、言葉の選び方がやっぱり良い。おばあちゃんとの田植えの話と、キートン山田の話が特に好きだ。別に前だけでねえよ、ってあっさり言っちゃうおばあちゃん面白いし、俯瞰で自分のわけわかんない行動をさくっと切ってほしいという「キートン願望」みたいなの、わかるなあと思ってしまう。その話の、会社の人がボケに突っ込んでくれない悲しさについ繰り返しちゃうとかも、わかる…わかってしまう。 しかし、豪雪地帯出身なので「ママさんダンプ」に説明が必要なことには虚を突かれた。そうか、雪が降らない地域の人は知らないのか!と驚きつつ、大きなスコップって説明はどうなんだ、ママさんダンプは「ダンプ」であって、スコップって言ってあのどっしり感が伝わるものなんだろうか…としばし考えてしまった。でもどうやって説明すればいいんだろうか。言葉って難しい。

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2023/06/26

はじめて読んだ。とてもおもしろい。盛岡に住んでいる、若い人の気持ちを知ることができるというか。もちろんそれだけではないけれど、東京にいると見えない景色がたくさんあると思う。

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