名探偵のいけにえ の商品レビュー
本格ミステリー風であるが、論理がくどい! 「人民教会」というから日本が舞台と思ったら(統一教会をイメージしてしまった)、アメリカから教団が移住したガイアナが舞台だった。密室殺人や「信仰者の推理」と「余所者の推理」の2つの推理だとか、トリックや動機等相当練って構成されているのであ...
本格ミステリー風であるが、論理がくどい! 「人民教会」というから日本が舞台と思ったら(統一教会をイメージしてしまった)、アメリカから教団が移住したガイアナが舞台だった。密室殺人や「信仰者の推理」と「余所者の推理」の2つの推理だとか、トリックや動機等相当練って構成されているのであろうが、逆にとても読みづらかく感じた。傍点の文章がかえってわざとらしかった。 先に当作者の『エレファントヘッド』を読んで閉口していたせいかもしれない。
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白井先生といえばエログロだけじゃなく多重解決もだよな〜〜〜〜!をしみじみ感じる。解決編読んでてまだまだページある!まだまだある!長い!のうれしさがよかった。後期クイーン問題にがっつり切り込んでてわくわくした。「名探偵」をこねくり回すのって大好き。 表紙の絵の構図もよい!
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「探偵は加害者になりうることを 自覚すべきです」 1978年America Jonestown 人民寺院の事件がモチーフといわれる 名探偵のいけにえ 名探偵とは何か そして、 名探偵が名探偵であるために必要なものとは… 私まだ この本を受け止めきれていません
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公は褒められた性格じゃないけど、話は面白かった!特にラスト! どんでん返しのどんでん返しに続き、Qの正体が"名探偵のはらわた"に繋がるとは!! そこを読んだ時、あわわぁ〜とテンションが上がった!
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グロ描写がすごいなぁ。ファンの方にはたいしたことないのかもしれませんが,この作者は初めてなので、グロ描写に面食らいました。 グロ耐性のない方はやめた方がいいです。 序盤いきなり人死にから始まるので、そこの描写でちょっとキツいな、と思ったら読むのをやめましょう。たしかに伏線や探偵の...
グロ描写がすごいなぁ。ファンの方にはたいしたことないのかもしれませんが,この作者は初めてなので、グロ描写に面食らいました。 グロ耐性のない方はやめた方がいいです。 序盤いきなり人死にから始まるので、そこの描写でちょっとキツいな、と思ったら読むのをやめましょう。たしかに伏線や探偵の推理、宗教とミステリーの融合による見事な展開は実際の事件をベースにしながらよくぞここまでといった完成度で、名作と呼ばれてもよいかと思います。 とはいえ前述のようなグロ描写、またエグさもあります。多読で感性が摩耗している方にはちょうどいいかもしれませんが、私のようにグロ耐性のない方は、まあ他の名作から先に読んでもいいのでは。
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エレファントヘッドに引き続き2作目の白井智之作品。いずれも特殊設定の推理ものだったので、少しお腹いっぱいだったけどいずれもよく作り込まれた話で楽しめました。(グロ描写はこっちのが控えめ) タイトル回収が個人的にアツかったです。
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軽くて読みやすいのも良。 最後まで読んで納得。ふざけたタイトルだと思って読まないと損かもしれない。 名探偵のはらわたは未読。読みたい。
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導入や中盤までの展開は、好きなドラマ『TRICK』のような雰囲気で◯。そこから後半にかけてオリジナリティのある連続的な推理劇が繰り広げられ、最後のタイトル回収まで綺麗にまとめられていた。王道な本格ミステリと思いきや、カルト宗教による集団洗脳や妄想という特殊性を逆手にとった叙述的な...
導入や中盤までの展開は、好きなドラマ『TRICK』のような雰囲気で◯。そこから後半にかけてオリジナリティのある連続的な推理劇が繰り広げられ、最後のタイトル回収まで綺麗にまとめられていた。王道な本格ミステリと思いきや、カルト宗教による集団洗脳や妄想という特殊性を逆手にとった叙述的なトリックからも、確かなオリジナリル性が感じられ感心した。ただ、後半はほとんどがセリフの推理バトルで、目まぐるしく展開が変化するので、くどく感じる人はいるかもしれない。わたしはかなり楽しめた。実は、後から実話をもとにしていることを知った。上手くフィクションを織り交ぜた良い小説だと思った。
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特殊条件のミステリーと散りばめられている伏線にかなり圧倒されまして、初めて付箋を使いながら読みました。 付箋使うのも良いですね。 ラスト終盤の多重解決編には何度も驚かされまして、最後数ページの結末には衝撃を受けました。
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