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名探偵のいけにえ の商品レビュー

3.7

281件のお客様レビュー

  1. 5つ

    72

  2. 4つ

    89

  3. 3つ

    69

  4. 2つ

    26

  5. 1つ

    7

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2026/04/20

自分が見ている世界によって真実も異なる。 ラストでタイトルの意味を回収していくのが綺麗だった。 同じ事件を別の角度から何度も推理するどんでん返しが面白かった。 カルト系のミステリー特有の閉鎖的な空間と狂気じみた教義みたいなのやっぱり面白くて好きだなあ。

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2026/04/07
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二転三転する事実はめちゃくちゃ良かったけど、表現に汚いものが多いのと、幼馴染の死が少し軽く感じられたのが残念。でも今回はりり子への感情がキモだったのでそういう表現だったのかもしれないけれど。 ただクライマックス、大塒のりり子に対するクソでか感情から彼女の死に箔をつけるために、大量虐殺を行ったという事実がヤバすぎる。 千人近い信者を毒殺したことが分かったシーンは恐ろしすぎて鳥肌が立った。 最後、Qが浦野灸と名乗っていた事、大塒の気持ちが理解でき、やはり憧れた探偵だと思いながら彼を待つ終わり方がとても良かった。

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2026/04/07

読みやすい文体でスラスラ読めた。そして凄い勢いで人が死んでいき、緊張感を途切れさせない。伏線もこれでもかというくらい仕込まれている。大塒がジョーデンタウンに突きつける二択は非常に秀逸、伏線回収も本当に見事である。 終盤からラストにかけての怒涛の展開は一読の価値ありである。

Posted byブクログ

2026/04/09
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最後の4連推理のどんでん返しよ、すごい、タイトルの意味もしっくり 特に印象に残ったのはイの下半身の運び方、普通だったら「そんなバカいる訳ねえから成立する訳ねえだろ」なんだけど、この状況下だと成立するのがやばい まあでも今これ書いてて「犯人も信者で、怪我とかはないと心から思っている側だったのに、人を殴れば気絶するという感覚はあったの?」は気になった

Posted byブクログ

2026/03/24
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大塒がりり子のためにと取った行動は、「信仰」と「現実」の齟齬に合わせ新たな解釈を作り出す「信者」と、結局のところ一緒で…ラストのタイトル回収には驚愕。信仰者と余所者、2通りの推理がとってもロジカルに展開され、二転三転する展開はページを繰る手が止まらなかった。

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2026/03/19
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この白井さんという方の頭は一体どうなってんだろう凄すぎる。りり子のでたらめな推理、信仰者の推理、余所者の推理、4年後のQの推理、りり子への生贄。回収されまくる伏線。そして君は34年後の釈放を待つ浦野灸!!腸を先に読んでてよかったとつくづく。

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2026/03/19

ガイアナが舞台になっており、今までに読んだことのないようなミステリーである。主人公と助手の関係性が非常に面白い。

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2026/03/15

はーなるほど!と言った感想。タイトル回収が秀逸で、長い物語を最後まで読んできた甲斐が有った。最初から最後まで全て読み飛ばすことはできない、1文1文が大切になってくると思った。思い返すと繋がる点が幾つかあり、一気読み推奨。ものすごい衝撃が走った訳では無いけれど、面白いミステリーだっ...

はーなるほど!と言った感想。タイトル回収が秀逸で、長い物語を最後まで読んできた甲斐が有った。最初から最後まで全て読み飛ばすことはできない、1文1文が大切になってくると思った。思い返すと繋がる点が幾つかあり、一気読み推奨。ものすごい衝撃が走った訳では無いけれど、面白いミステリーだった。

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2026/03/09

「探偵が加害者になりうる」というのは「推理」という論理が人を傷つける凶器にもなりうるということ。論理は剣よりも強い。見える/見ている世界によって相反する二つの推理が成立して、真実は一つしかないのに相反する事実は共存するとき、どちらを選ぶのか。それも二択のように見せかける詐欺であっ...

「探偵が加害者になりうる」というのは「推理」という論理が人を傷つける凶器にもなりうるということ。論理は剣よりも強い。見える/見ている世界によって相反する二つの推理が成立して、真実は一つしかないのに相反する事実は共存するとき、どちらを選ぶのか。それも二択のように見せかける詐欺であって、二択でない可能性も排斥されていないのもまた妙。自分たちが見ているほうの世界が正しいと断言できるか。まさしく、真実は「神」のみぞ知る。ミステリーとしての外観よりもその本質が面白かった。そして何より今作も実話ベースなのもびっくり。

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2026/02/06
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ジョージタウンという宗教団体の集落で起きた一連の事件。 有森りりこの推理から信仰者の推理、そして余所者の推理とどんどん推理がひっくり返されていくのが面白くて後半は一気に読んでしまいました。 最初の推理に関しては「そんなことあるか?」と疑いながら読みましたが、信仰者の推理で私は納得してしまっていたので、余所者の推理が出てきた時は思わず「やられた!」となりました。笑 また、ジムに『奇蹟は本当に存在するのか?』と問うことで 信仰者の推理を選んだ場合→奇蹟は存在するがジムは殺人鬼 余所者の推理を選んだ場合→ジムは無実だが奇蹟は存在しない という究極の2択になるのが、作り込まれてて面白いと思いました。 序盤の別の事件も伏線として話が繋がっていて、無駄のないストーリーです。 最後の大塒の真意について、語られずに終わるのではないかとヒヤヒヤ&モヤモヤしましたが、最後に答えを見つけてくれてスッキリしました。(正直、理由は思った以上に子供じみているとは感じましたが…。) ただ一点だけ、登場人物が多く、役職が似ていたり海外の名前だったりで、読みながら特徴と人物を思い出すのが難しいと感じてしまいました。 とはいえ、作り込まれた面白いミステリーでした! 人は信じることで盲目になる、それを究極まで表した物語と言えるのかもしれません。

Posted byブクログ