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レッドゾーン の商品レビュー

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84件のお客様レビュー

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2022/10/31

リアル。 コロナ発生当初の、葛藤や混乱が目に浮かぶ。 医療従事者や感染者に対しての、偏見や誹謗中傷も今はもうないけれど、当時はひどかったなと思い出した。

Posted byブクログ

2022/10/30

コロナという病気の、コロナ禍での医師の奮闘と葛藤の記録として伝えていくべき内容だと思った。今はワクチンもできて対応も落ち着いているが初期は本当にこんなだったなあ、と思い出した。

Posted byブクログ

2022/10/25

パフォーマンスの休校にマスク配布。医療大国と言いながらPCR検査すら出来ない…それから2年半経っても、チグハグだらけで基本的な対応は何も変わらず。なんだろう?“沈黙の壁”もあるだろうけど。「安全な場所に立ってデータだけ眺めていても現実になにが起きているかを理解することはできない。...

パフォーマンスの休校にマスク配布。医療大国と言いながらPCR検査すら出来ない…それから2年半経っても、チグハグだらけで基本的な対応は何も変わらず。なんだろう?“沈黙の壁”もあるだろうけど。「安全な場所に立ってデータだけ眺めていても現実になにが起きているかを理解することはできない。できないはずなのに理解していると思い込んでいる人のなんと多いことか」困っている人がいれば、手を差し伸べる。気合いと誠実はさておき。でも、そうした心根があるヒトは、そもそも夏川さんの小説手にしないか…。それにしても“意識高い系の信濃の国”でも、こんな体たらくだったんだ、残念。

Posted byブクログ

2022/10/24

現役の医師が描く、まるでドキュメントのような小説。 コロナ禍の第三波を描く「臨床の砦」の続編ですが、本作はコロナ禍の始まりの頃を描いています。 想像を絶する過酷さである医療の現場、そこで働く医師たちの葛藤や本音、その医師たちの家族の不安…どれも生々しく、読んでて苦しくなります。...

現役の医師が描く、まるでドキュメントのような小説。 コロナ禍の第三波を描く「臨床の砦」の続編ですが、本作はコロナ禍の始まりの頃を描いています。 想像を絶する過酷さである医療の現場、そこで働く医師たちの葛藤や本音、その医師たちの家族の不安…どれも生々しく、読んでて苦しくなります。 今でこそワクチンがあり、マスクや消毒液も普通に手に入るようになり、コロナについてもある程度知見が溜まって来たと思いますが、この頃は全てが手探りで、まさに見えない敵と闘っている状態。 そんな中で懸命に最前線で医療を支えてくれていた方々へは感謝しかありませんし、医師の家族とのやり取りは、本当に胸が締め付けられる思いで読みました。 医師も同じひとりの人間だという当たり前のことを思い出させてくれます。

Posted byブクログ

2022/10/14

コロナ発生間もない頃の物語。 現場の様子が、医師の本音も含めリアルに描かれていて、想像以上の過酷さが伝わってきた。 「困っている人がいたら助ける。それは医師としてではなく、人間として。」 こんな風に考えられる人ばかりだったら、どんなに素晴らしい世界になるだろうかと思った。 少しで...

コロナ発生間もない頃の物語。 現場の様子が、医師の本音も含めリアルに描かれていて、想像以上の過酷さが伝わってきた。 「困っている人がいたら助ける。それは医師としてではなく、人間として。」 こんな風に考えられる人ばかりだったら、どんなに素晴らしい世界になるだろうかと思った。 少しでもそういう人間になりたいなぁ。

Posted byブクログ

2022/10/13

著者の本は欠かさず読んでいる。今回は新型コロナの日本での発症の初期の長野県での一部始終の話しである。医師とは何を為すべきかを問われる事態の話だった。緊迫感があって良かった。我が息子の次男坊も医師であり当時も帰宅直後に風呂場に直行していた事を覚えていた事思い出した。

Posted byブクログ

2022/10/19

・ヒーローとは本来なら縁遠い、一介の凡百の内科医の話し。だからこそ深い。 ・コロナを診ないと声を上げることが、今の日進はどうしても難しい場所にいる。本来の自分とは異なる小さな状況がある。ひとつひとつを挙げれば、小さな問題かもしれない。けれどもひとつひとつを合わせたものが、日進の人...

・ヒーローとは本来なら縁遠い、一介の凡百の内科医の話し。だからこそ深い。 ・コロナを診ないと声を上げることが、今の日進はどうしても難しい場所にいる。本来の自分とは異なる小さな状況がある。ひとつひとつを挙げれば、小さな問題かもしれない。けれどもひとつひとつを合わせたものが、日進の人生というものである。それらをすべて投げ出して、家族は守ったぞと胸を張っている姿も、どう考えても自分とは思えない。 ・知らないことが多すぎる。できないはずなのに、理解ていると思い込んでいる人の多いこと。を伝えるための第二話。 ・「コロナの人、助けてあげなくていいの?」困った人がいたら手を差し伸べる。それは医師としてのつとめではなく、人間のつとめ。 ・何が正しいのかはわからない。ただ先生方が間違っているとも思えない。 ・映画化した時のキャストを妄想してしまう。楽しい。 日進先生は、SPの松尾諭 富士先生は、白い巨塔の品川徹 信濃山病院 敷島 消化器科医師 四藤 看護師 日進 肝臓内科医師 三笠 内科部長 常盤 小児科医師 春日 神経内科医師 音羽 内科医師、女性医師 富士 循環器内科医師、最高齢 龍田 外科医師、ラガーマン 千歳 外科科長 高千穂 麻酔科医 吾妻 整形外科科長 南郷 病院長 筑摩野中央医療センター 朝日遼太郎 呼吸器科責任者、敷島の先輩

Posted byブクログ

2022/10/03

長野の公立病院のコロナ医療を受け入れ開始当初の物語。 未知のウィルスによる診療の苦闘が見事に描かれていると思います。 本当に医療従事者の方には感謝と尊敬しかありません。 本書は第三波を描いた「臨床の砦」の前日譚とのことですので、「臨床の砦」も読んでみたいと思いました。

Posted byブクログ

2022/09/27

初期の新型コロナ対応は、本当に怖かったろうな。 誰かがやらなくちゃなんだけど、それがなんで自分なの?なんで自分の大切な人なの?ってなるよなぁ。 でもそうやって、命懸けの一歩を踏み出してくれた人がいたんだよね。

Posted byブクログ

2022/09/24

未知の感染症に立ち向かう医療関係者。現在も広がる。感染患者にならぬよう、あの頃を忘れずに予防に努めたいと思う。

Posted byブクログ