わたしを支えるもの すーちゃんの人生 の商品レビュー

益田ミリ(著者)

2024/10/29

図書館で借りて
車の中でイッキに読んで

主人公のすーちゃんが幼稚園？の食堂で働いてるんだけど
すーちゃんは、40代になってて
空白、というか、余白が多くて
なんだか切なくて
胸が苦しくなってくる

昔おつきあしてた本屋さんに勤めてる男性と、バッタリ会って
彼は結婚してて子どもがいるんだけど
一緒に食事して
帰り道、なんとなく、手をつないだりして

その後も、会って

そのうち、お父さんが田舎から訪ねてきて
一緒に食事して
しばらくして
そのお父さんが倒れて
亡くなって

本屋に勤めてる男の人に
「もう会わないことにしました」って
メッセージ送って

涙がジワーッと込み上げてきて
泣いてしまったー

なんだか、最近、益田ミリのマンガ読むと
泣いてしまう

この作品は良いなあ
この前読んだ、賞を受賞した作品より
コッチのが好き

2024/10/20

益田さんとは、
年齢は違うけど、共通項はたくさんある。

今の自分の状況が悪いわではないんだ…と時に安心して、時に焦っている。
親の死の話題を読むと、不安になる。
安心や焦りや不安を乗り越えるヒントにはなる。

友人からの相談事のヒントが、違う友人との会話の中にあったりとかリアルな生活の中に様々なヒントがあるんだなぁと面白くなった。リアルだから人生のヒントにもなりそう。

感動あり、笑いあり、感心あり……

2024/09/22

ありがとう、すーちゃん。
みどり先生へのスープ、最高だよ。
めちゃくちゃ感動した。
できることをしたいからするすーちゃんの姿勢にとても勇気をもらえた。
最後のミリさんとの対談も良いな。
俺も一緒に、うんうんあのときのあの言葉良かった、覚えてる覚えてるって頭の中で言ってた。
すーちゃんシリーズに会えて良かった。
ほんと良かった。

2024/08/29

すーちゃんシリーズ、この本が一番共感できた。
自分と同じように歳を取っていってる人がいる､という安心感。

年がら年中ずっと自分としゃべってるし、自分が自分の友人、というような記述があった｡私もやっとそこに気がついて、外に求めるのはだいぶ前にやめた。

歳を重ねた女性のロールモデルがいないこの国の、私には少しのよりどころになってくれた｡

2024/06/03

40歳を迎えて、これからについての不安や焦り、周りの人の変化…私たちが日々感じている気持ちを具現化してくれているような気がした。
この作品がたくさんの人に読まれて共感されているということは、時々気持ちが落ち込むのは自分だけじゃないんだなと感じられた。
一日であっという間に読み終えてしまった。

2024/05/30

一気にすーちゃんシリーズ読み終えてしまった。
土田さん、、結婚しちゃったとは。勝手に推してました。
すーちゃんの自問自答、わかるわかるの連続でした。
続編でるといいな！

2024/05/14

すーちゃんシリーズは本当に飾らないありのままの人間をうつしだす感じがして、どうしても小説の主人公ってなにか特別な力を持っていたり運に恵まれてたりするけど、現実の私にはそんな能力も運もない。月並みって感じなんだよなーって思うことがよくある。もちろんだからこそそういう小説を読んで物語の世界に没入するのも好きなわけだけど、たまに休んですーちゃんみたいなお話を読むのも私には必要なのかなー

2024/05/11

20240511
初めてすーちゃんを読んだ頃から私も随分大人になったなぁ。「結婚しなくてもいいですか」って思っていたのに、いつの間にか結婚してた。悩みも徐々に変わってきた。20代に抱えていた、未来への漠然とした期待と不安は、これからの現実的な心配と焦りに変わりつつある。
わたしを支えるものはなんだろうと考えて、やっぱり今は夫だなと思う。自分だけのためにごはんを作り続けることは難しい。けど、独りよがりでも誰かのためと思っているから、明日もごはんをつくっていける。

2024/04/21

大丈夫って言ったら、頑張らないといけないし、つらくなるし、言わなくていいよっていうセリフ、妻にも言いたい。

家族がそばにいる幸せさ、感謝しないと。妻の両親は遠くにいるからこそ、俺が率先して帰ろうという気持ち、いつでも帰ってもいいんだよ、という気持ちが大切。

2024/04/15

大人気。益田ミリさんの すーちゃんシリーズ。
お久しぶりの すーちゃん。

ひとつのお話を読む度に
手を止めて 思考の中に入り込んだ。
深いよのねぇとても｡｡｡
悲しい話もあったし
あぁ…そうか！と 気づく場面も多くて
何だか 人生の教科書みたい

わたしを支えるものは何かな…
やっぱり人。だな
仲間や家族…
でも
自分自身、なのかもしれない。な…