わたしを支えるもの すーちゃんの人生 の商品レビュー

益田ミリ(著者)

2024/04/07

40歳になったすーちゃん。このくらいの年齢は色々と思うことあるよねぇ？先のことを考えて不安になったり。でも、年齢の近いお友達とちょこちょこあって楽しんでるすーちゃんが羨ましいと思ったよ。

すーちゃんの考え方が好きで、私も大丈夫と思える。

この先のすーちゃんも見たいから、いつかまた続編が出るといいなぁ。

2024/03/02

立ち寄った本屋で何かを買いたくなってこれを選んだ。

何回読んでも飽きないすーちゃん、歳をとるのを怖がらなくてもいいんだって思える。
言葉のちょっとした言い回しとか、当たり前じゃない幸せとか、少しのセリフと簡潔な絵だからこそ、そこから自分で想像力を膨らませられる感じが好きだなぁ

2023/12/21

すーちゃん、シリーズは間飛ばしてるようだけどカフェで働いていたすーちゃんが幼稚園で給食を作る仕事をしていた。40歳になるということだけど1人暮らしが続いていて生活は変わってないようだ。思うことは色々あるようだけど生活は続く…
益田ミリさんも自分も同じ世代だから続く限り見届けたいシリーズだ。

2023/12/07

40歳になっても楽しいことはあるし、世界は美しい。
変わっていくもの変わらないもの、たくさん悩んで考えて、気付かされたり選び取っていくものがこれからの人生を作るんだろうな。
さわ子さんとすーちゃんの、「しまった、しまった、って言い方やめる」、わたしもそうしようと思いました。自分で枠作ることない。
今回のスピーディー自己完結も良かった。お父さんのことは悲しい…これが、全体的に年齢が上がるってことだろうな。

自分のことももうちょい大事にしよう…ってつくづく。すぐ「大丈夫です」って言ってしまうけど、あなた2ヶ月連続で再検査よ？労わりましょう。

2023/11/24

　｢すーちゃん｣シリーズ最新作は、40歳となった、すーちゃんこと、森本好子が改めて漠然と実感されられた、20代の頃に抱いていた40代とは全く異なる感覚に、戸惑いを覚えるところから始まり、そんなリアルな感覚には、『今、この瞬間、楽しいんだけど、何故か泣きそうになる』といった、彼女の気持ちとも共感させられるものがあり、切なさが宿る。

　しかし、そんな感覚に怯えながらも、周りの人達を見ることによって、彼女自身色々と悩むけれど、それは彼女に限らず、皆が皆、それぞれの人生に於いて、異なる悩みや切なさを抱えているんだということを知ることによって、その人は今どんな気持ちでいるのだろうと慮り、寄り添うことで、彼女自身も救われた思いに至ったりと、そこから実感させられるのは、人から自分自身を知るということであるとともに、自分は自分のままでいいんだということでもあり、その寄り添い方が、人それぞれ皆違って当然であることからも、それはよく分かる。

　そして、そうした大切なことを本書では、すーちゃんの友達、｢林さわ子｣の新たな挑戦とも上手く絡めて展開することにより、物事には様々な見方があることを教えてくれて、そうした見方を変えることの素晴らしさは、たとえ、人生どんなに悲しいことが起こったとしても、それにどう向き合っていくかに、決して正解なんて無いんだということであるとともに、彼女に見えている世界の姿も、それだけが全てだとは限らないということでもあり、それが、年齢なんて全く関係ない、あるがままに生き続けることの素晴らしさに繋がることで、改めて一作目から変わらぬ、彼女の初志貫徹した姿にも、より説得力が増してくるのであろう。

2023/11/18

シリーズ5作目。40歳になったすーちゃん。
お友達で45歳のさわ子さんも登場。少しだけ土田さんも。
すーちゃんの好きな言葉は「おいしい！」。
保育園で一緒に働くみどり先生とのやりとりには、胸にじーんと来るものがありました。
巻末には、すーちゃんとミリさんの対談も載っています。

2023/10/05

益田さんご自身がたくさん考える方なんだろうなと思った。内面の奥深くまで突き詰めて考え、そして、考えたことを整理して言語化し、まんがにしてくださっているという感じがする。私自身は根が楽天的で飽きっぽいので、すぐに「ま、いいか」と考えることをやめてしまうのだけれど、すーちゃん（益田さん）の思考の仕方に共感もでき、好感も持てて、読後は自分の内側もすっきり整頓されたような気持になるし、私も頑張って生きようという気持ちになる。
益田さんがこれから書かれるものも楽しみ。

2024/01/10

久しぶりのすーちゃん。

ミリさんの作品は、心の中を掴んでくるようで、好き。

何かなぁ、人生を考えさせられる。

2023/08/03

40歳独身のすーちゃんを日々支えるものって、何なんだろうと思っていた。日々のとても些細なことだけど、そこからたくさんのことに気づき、それがすーちゃんの支えになっていってるんだと思った。
人生の半分を過ごしてきたからこそ、自分の本当に好きなことや、大切にしたいことがわかってくるんだろうな、と読んでいて共感した。
マンガで、文字数も少ない余白の多い物語に目に見えないものがたくさん詰まっていると感じた。

2023/07/06

食べるのって幸せ。
好きな人と一緒なら尚更。

「生きていくって新しい明日だけじゃなく、
思い出をくりかえしくりかえし なぞることも
大切だったりする」