終活中毒 の商品レビュー

秋吉理香子(著者)

2022/10/11

「SDGｓな終活」「最後の終活」「小説家の終活」「お笑いの死神」の4編からなる単行本。
タイトルと表紙のジャケ買いだったので「SDGｓな終活」で「ぉう！そういう感じのやつ？？」と驚きつつ読みました(笑)

人の死を前に、自分の死を前に、何をどう考えどう生きるのか。
この並びの物語の配置だからこそ考えるところがある本です。

2022/10/10

タイトルからの予想と中身が違った。
実際の息子は年老いた父をそんなに喜ばせるようなことは言わないのだろう。

2022/10/08

イヤミス？と思われたのは最初の「SDGs婚活」だけで後は心に良いお話でした。どんでん返しが面白かったです。

2022/10/05

それぞれの年代の終活かと思ったら開けてビックリ
えー驚くエンディングやら涙ほろっとするもの
短編だけどすごく感動しました
私は40代ぶりっ子オンナの話しが良かったです

2022/10/04

就活をテーマにした、どんでん返し短編集。
ぞわりとしたり、ほろりとしたり、どれも面白かったです。
小説家とお笑い芸人の話が特に好きです。

2022/10/03

終活？ノウハウかと思っていたのにホラーやらミステリーやら思っていた内容とは違った意外な4篇。でも、これはこれで終活に違いないか。「押し買い」初めて知った、フーン。「処分とは結局、家族の歴史を削ぎ落としていく作業だ」だから、なかなか進まない…。

2022/10/01

この作家はブラック面ある作品が多いと勝手に思っていたが、認識を改めさせられた。底辺に流れる人の暖かさが感じられて、読後感も案外に満足いくものだった。

2022/09/29

短編集４編
ホラー系、ほのぼの系、ガッツ系などいろんなスタイル。落ちも効いていて面白い。
「お笑いの死神」が良かった。

2022/09/25

FM802の日曜の本コーナーで紹介されていて買った。この本コーナーを聴いて買ってる本が結構ある。
『終活中毒』面白かった。短編集だが、4本ともいずれも秀逸な作品でした。いずれも最後の最後に大どんでん返しがあり、いい意味で読み手の予想を裏切ってくれる4本の短編小説でした。いずれも見事な展開で、すぐ読める内容ばかり。
私個人的には、2本目の60代男性の話が面白かった。秋吉理香子さんは初めて知った作家さんですが、他の作品を読んでみたくなる作家です。

2022/09/23

「婚活中毒」に続く活動中毒シリーズ。秋吉さんの描く物語にはいつもドキッとさせられる。

「SDGｓな終活」は40代で余命わずかな資産家の妻に望むのは…。

「最後の終活」は60代男性が妻の三回忌に戻ってきた息子と家の片付けを楽しくしているのだが実は…。

「小説家の終活」では元人気作家だったが今はスランプ中の70代女性。そんな時急死した人気作家の形見分けにもらってきたワープロに残っていたフロッピーに…。

最後「お笑いの死神」は余命宣告された40代男性が最後にグランプリ優勝を目指すのだが会場には黒づくめの男が…面白い！