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スワン の商品レビュー

3.8

87件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

    23

  3. 3つ

    26

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    3

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2024/10/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

爆弾の人が書いた、って納得の本 事件の感じとか、読みやすさとかは良い 心揺さぶられる感じはそんなになかったから星3 あと最後主人公がいじめっ子の女の子のことを許すのが、なんとなく納得できなかったかなあ

Posted byブクログ

2024/10/31

序盤から中盤にかけて最後はどんな感じで終わるのかなと期待が高まっていったが最後の終わり方が尻すぼみだった気がする。 自分がこのような経験をしたらどのような心情になるのかなとおもう。

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2024/10/21

行き場のない怒り、葛藤、苦しみを表現するのがうますぎて…物語に入り込んであっという間に読み終えました。 自分だったら、と考えてしまいます。

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2024/10/15

面白かった。読み始めは、これは私の苦手な文章だ、読んでも読んでも進まないな、400ページ以上あるけどなー、と読むのに消極的。でも読み進めていくと、物語に引き込まれていった。続きが気になってどんどんページを捲ってた。 ショッピングモール"スワン"で無差別銃撃事件発生。生き残った5...

面白かった。読み始めは、これは私の苦手な文章だ、読んでも読んでも進まないな、400ページ以上あるけどなー、と読むのに消極的。でも読み進めていくと、物語に引き込まれていった。続きが気になってどんどんページを捲ってた。 ショッピングモール"スワン"で無差別銃撃事件発生。生き残った5人が事件後"お茶会"に招待される。銃撃事件被害者の老婦人の死の真相を解き明かすために集められた。 この時点で私は、ただの無差別銃撃事件でないの?どういう事?何があったの?他にも事件があったの?となり、最後まで気が抜けなかった。見落とすと置いていかれる、と思い読んだのだけど、そうすると事件の時の緊張感が頭の中に入ってきて、暗くなってしまう。よくみんな生き残ったと思う。 結末を迎えた時、主人公片岡いずみに拍手を送りたかった。よく頑張ったと。みんな悪くない、ただ生きようとしただけ。悪いのは、犯人とその場に居なくて何にも知らない口だけの人々。生きようとした人々を悪く言う権利はない。 この物語を読んで、大型ショッピングモールなど建物に入る時は、非常口の確認は絶対しようと思った。 ラスト、いずみが踊るシーンはきっと白鳥の湖が バックで流れてるんだろうな。

Posted byブクログ

2024/10/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著者初読。埼玉県にある「湖名川シティガーデン・スワン」で無差別殺人事件が発生。凄惨な現場となったスカイラウンジで唯一無傷で救出された高校生の片岡いずみ。そのいずみを含め当時現場にいた5名が「お茶会」と称した話し合いで、ある人物の死の真相を究明する事を目的として招集される。みんな何かを隠してる。理不尽な出来事に直面した人々がその後どう生きるのか。他の被害者を見殺しにしたと世間から誹謗中傷を浴びるいずみ。不測の事態で下した決断が正解だったのか。悲劇を乗り越える物語ではないが、とても心を打たれた事は間違いない。

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2024/09/21
  • ネタバレ

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ストレス溜まる! 事件の被害者達が保身の為に、 嘘をつき合ってる 面白くも何ともない 悪いのは犯人。 外野は黙ってよう

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2024/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スワンというタイトル深い。 前半は犯人がショッピングモールで事件を起こすことがたんたんと、起きた事実が描かれる。 後半は複雑に絡むやり取り。感情。お茶会に集まった人たち。みんながみな、本当のことを語っているのか、何か隠しているのか、この人は信用していいのか、疑心暗鬼になったり。 あの時あの場所で、自分の行動は正しかったのか、選択は間違っていなかったか、みんなが納得する「正解」が出せるというのか。外野は、好き勝手に言う。『俺だったらこうする、そんなことはしない…』 世間が求める、白か黒かだけでは語られない真実。被害者か加害者か。悪を見つけては断罪しようとするマスコミ、SNS。 事実は起きたこと。真実は反論できるし、塗り替えることもできる。いずみは新たなストーリーを作った。 ストックホルム症候群とかも、そういうことがあるとわかるまで、批判された人がたくさんいたんだろうなと思ったり。 p341ー8 p392ー8~10 p398ー5~7 p422ー4~8 p423ー5~9

Posted byブクログ

2024/08/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

犯罪被害者、当事者の気持ちに全く寄り添えていないと思った。 あんな悲惨な事件の当事者になった人がホイホイ外に出かけられるわけが無い。 被害者遺族がほかの被害者を殺そうとしたり、もうめちゃくちゃ。 実際の世界はもっと優しい。 犯人を捕まえるようと協力する正義感ある人が結構いると思うんだけども…。 不良グループとつるむのに虐められたりなんか人物設定も雑というか… マスコミに無いことばかりベラベラ喋って真実がバレたらどうするつもりだったんだろう ないわーないわーと思いながら最後までないわーで終わった。

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2024/08/01

呉勝浩さんの本は『キャノンボール』『爆弾』と続き『スワン』で3冊目。 どことなく映画っぽい感じとか、『ミスト』などのタイトルがでてきたり、書籍は違うが爆弾では明らかに『セブン』を思わせるシーンがあったりと、作者は映画も相当好きなんだろうなとは思った。 読んだ3冊の中では爆弾とス...

呉勝浩さんの本は『キャノンボール』『爆弾』と続き『スワン』で3冊目。 どことなく映画っぽい感じとか、『ミスト』などのタイトルがでてきたり、書籍は違うが爆弾では明らかに『セブン』を思わせるシーンがあったりと、作者は映画も相当好きなんだろうなとは思った。 読んだ3冊の中では爆弾とスワンが面白かったが、どちらかを選ぶとなればスワンの方が良かった。 冒頭のスワン襲撃シーンは容赦がなくて面白かったし、物語の謎も爆弾よりスワンの方が興味をそそられた。それに爆弾はところどころ展開やセリフに安っぽさを感じるところがあり、作者が好きそうな映画のテイストからイメージすると、スワンの方が作者色がでているのかなとも感じた。 いまいちだった点は、スワンだけではなく爆弾もだが心理描写に少ししつこさがあるところ。まあ、でもこれもこの作者の特徴なのかもしれないけれど。 次は爆弾2を読みます。

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2024/07/20

メインは事件後。 とは言うものの、その事件の凄惨な描写も読んでいるこちらに絶望が伝わってきます。 そして、その後は理不尽に次ぐ理不尽。 登場する人の気持ちはどれも間違っていないと私は思います。 犯人が悪い、、、それでいい、むしろそれしかないかな。 タゴサクよりはこちらの方が好みで...

メインは事件後。 とは言うものの、その事件の凄惨な描写も読んでいるこちらに絶望が伝わってきます。 そして、その後は理不尽に次ぐ理不尽。 登場する人の気持ちはどれも間違っていないと私は思います。 犯人が悪い、、、それでいい、むしろそれしかないかな。 タゴサクよりはこちらの方が好みでした。 お気に入りの一冊になりました!

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