掬えば手には の商品レビュー
ホッコリする優しい話。 人の心を読む力はないけど、相手のことを気にして見たり話を聞くことで、ちょっとの変化に気づけて人間関係を円満な方向に導くことができること知れたので「観察」と「聞く」をちょっとだけ意識しようと思います。 河野さんは絶対に大好きやろ~気づけよ梨木くんそこは鈍感!
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誰かに出会って、誰かが去っていくのはどうしたってつらい。だけど、その寂しさを差し引いても、出会わなかった方がよかった相手なんていない。 どれだけ科学は進歩したのに、タイムマシンとかドラえもんはまたできないね。 ↓ 歩いて歩いて、冬に半袖一枚に。 半袖になれるほど歩いたとは。、私たち、冬を飛び越えて、春まで進めたね。 時間を移動できるなんて、すごい力を持ってたんだね。僕ら。 エスパーのように人の心を読める。と思っていた。信じていた。 けどそれは、人の心に寄り添い、思い見つめることで分かってくることなのだと。何も自分だけの特別な力ではないことに気づく。 友人やバイト先の人たちから、言ったこともない苦手な食べ物や考えなど当てられ、 自分ですら気づかないところで、誰かが僕のことを見ているんだ。考えてくれているんだと。気づく。 そこがまたよい。。
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幼いころや若いころに傷ついたり躓いたり、心の奥底に小さな重しとなって残っている出来事。今を生きるためにも必要だったことだったとしても乗り越えるには人は弱かったりする。不器用な生き方しかできなくても、どこかの誰かの暖かみになれるかもしれない一筋の光。瀬尾さんの描く世界は切なくても優...
幼いころや若いころに傷ついたり躓いたり、心の奥底に小さな重しとなって残っている出来事。今を生きるためにも必要だったことだったとしても乗り越えるには人は弱かったりする。不器用な生き方しかできなくても、どこかの誰かの暖かみになれるかもしれない一筋の光。瀬尾さんの描く世界は切なくても優しく温かい。
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一気読み、ほっこりした。 結末に何か大きな衝撃を期待することもなく、きっとほっこり終わるんだろうなと思いながら読み進めたらその通り。 大きく突き刺さるような話ではないけど、私は好き。
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梨木くんの行動力に感動 ファンタジー要素強めで非現実的なところはありつつも、現実的な要素はかなりぶっ刺さるところがあった
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自分は誰にたいしても様子を伺ってしまって気を遣いやすぎるんですが、梨木くんはそれでも構わずぐいぐい進んでいったりしてすごいと思った。私はなにも動けないことの方が多い。
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能力の真偽はどうあれ梨木君この大竹さんと 長く一緒に働けるだけですごくない? まず大竹さんと上手くやれる自信がない。
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主人公の梨木くんが優し過ぎていい人過ぎてどうして?どうなるの?と先へ先へと知りたくて一気読みしてしまいました。人の気持ちに寄り添えるって素敵だなと思う心温まるお話でした。
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何か読んでいて心の中に来るものがあった。 悩みは人それぞれあるもので、自分も他の人に劣等感を持ったりしたり、色々考えたりするけど、1人でもその悩みを話せる親友がいればその悩みも解決できると思った。1人で抱えすぎないでほしい。相談して欲しい。
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この物語を必要とする人に、この本が届いて欲しい。 瀬尾さんの作品はどれも人をあたたかく包み込んでくれるからどれも好きだけど私にはこの物語が特別で、他にもたくさんそんな人がいるだろう。
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